思うこと


1998年5月20日(水)


Fast Car / Tracy Chapman

昼は神谷町、その後新宿のタワー。

僕の周囲にはワンレン・ボディコンのいかにも外資系のOLさんって感じの友達は一人もいない。前からちょっと残念だと思っていた。やっぱり一人ぐらいそういう感じの友達がいてもいいんじゃないかと思っていた。

仕事で知り合った女性は正真正銘のワンレン・ボディコンの外資系お姉さま。容姿も端麗でミニのスーツがビシッと決まっている。

で、おお、これは楽しみだ、と思っていたのだが、これがまた面白いほど話が合わない。仕事の合間にチョコチョコと雑談するのだが、全然話が盛り上がらない。う〜、やっぱり周りにいないだけのことはあるな、ワンレンのお姉さん。お互いの生活エリアや価値観が全く噛みあわない人々と会話するってのはなかなか久し振りでちょっと新鮮だったけど、やっぱり残念だ。



夕方会社に電話。ニナから。お食事会のお誘い。

仕事をさっさと片付けて〜なんて思ってると、バタバタと仕事がやってくる。ばたばたばたばた。どうしようもないなこりゃ、ということで泣きながら残業。ようやく終わって会社を出る。

せんべいさん、タミーさん、ニナ、僕というメンツで新宿方面へ。ビールを軽く飲んでからベトナム料理を頂く。

僕は10年前に一度ベトナム料理を食べてひどく不味かったというトラウマがあり、ベトナム料理と聴いてかなりビビっていたのだが、せんべいさんが絶対美味いからと言うことで恐る恐る食べてみる。

おおお、美味い!

参った。ホントに美味い。出てくる料理が全部美味い。苦手だと思ってたヌクマムさえも美味い。どの料理も野菜たっぷりだし人口調味料の味がしないし、あっさりした味付けだし、モウモウ、美味いよ〜。おまけにウェイトレスのベトナム人のお姉さんがとても美しい。ワインも美味しい。きゃー。

タミーさんが元気そうで安心する。会うまでは何て声をかけようかと思ってちょっと緊張したんだけど、いざ顔を見たらすらすらと喋っていた。良かった。

途中日記の話も少しだけ。タミーさんはいつも僕の日記を読んでくれていることを再認識して意味もなく感動する。うー、タミーさんの日記はフッカツしないのだろうか。僕が野原さんに未だに会えずにいると言ったら、せんべいさんが、「そりゃ、もう一生会えない運命なんだよ、ガハハハハ」と言われる。うーむうーむうーむ。あとは石橋さんの話しも少し。それにしても石橋さん、もう日記は完全に止めてしまったのだろうか。あと久し振りに「私が見るもの」を褒めてみた。やっぱりあれだけ広がりのあるページ構成というのはなかなかできないよね。

ムチャクチャ食べて、オナカいっぱい胸一杯。うはははは。それにしても、この一週間でせんべいさんと会うの3回目なんだけど、ちょっと会い過ぎかしら。でもこれってとってもが感じられて素敵かも。ぎゃー。

タミーさんにご馳走になってしまい、恐縮しつつ店を出て、デザートを別の場所で食べようということで新宿の東口に移動。なぜかDUGで更に飲むことに。

せんべいさんとニナはウォッカトニック、タミーさんと僕はバーボンのロックをずびずび。親父さんがタミーさんにこっそり会いに来た話しを聴いて言葉に詰まる。親父さんとタミーさんが作り上げてきた家庭の暖かさと、その暖かさを十分認識してタミーさんを大切にしているせんべいさんがとても眩しく見えた。

明日が休みなら、このまま行くところまで行っちゃえ〜モードに突入できるのだが、サラリーマンの悲しさ、明日も仕事で御座居ます。11時過ぎにお開きに。タミーさんとせんべいさんにぶんぶん手を振って別れる。完全にご馳走になってしまった。どうもありがとうございました。

満員電車に押し込まれてフラフラしながら帰宅。せんべいさんには「日記書くぞ〜」と宣言していたのだが、酔っ払ってすぐに眠ってしまった。ぐー。

タミーさんが言っていた、「こうして知り合って、10年後も20年後も仲良くしていける関係って素敵よね」という言葉が響いた。ホント、人間同士が知り合うなんて、天文学的な確立だけど、そこから生まれる人間同士の関係って、どんどん素敵に拡げていけるから、本当に日記は止められません。うふふふふふ。



(c) T. Tachibana. All Rights Reserved. 無断転載を禁じます。tachiba@gol.com