思うこと
1998年5月31日(日)
Robinson Crusoe / The Art of Noise
時計も見ないまま青空に魅入られるようにゴソゴソと起き出してMacを起動する。メイルを落としてMacの時計を見ると、何と6時10分。うぎゃー、平日よりも早起きしちまったい。
完璧な青空の下でさっさと活動を開始しようかとも思ったのだが、寝不足でボーッとして一日過ごすのは最悪なので、勇気を出してもう一度眠ることにした。くぅぅ。青空、もったいない。
次に目が覚めると時計は9時。今度はしっかりと起き出す。ニナは昨日の痛飲がたたって宿酔いの様子。抜けるような青空の下、このまま部屋で過ごすのは嫌だ!ということで、珍しく今日は別行動に。
ニナを部屋に残し、僕は家を出る。時計はお昼前。さらさらと乾いた風が心地良くて、鼻歌混じりにバス停へ。がらがらのバスに乗り込んで窓を全開にする。うおおおお、気持ちいいー。
吉祥寺の街。強烈な太陽光線を浴びて街が白く輝いている。露出度の非常に高い女の子達が闊歩していく。うーん、柔らかそうなおっぱいだ、などと感心してみたり。
マクドナルドで昼食後、本屋へと向かう。最近ずっと溜まっていた物欲を解放して、本を買いまくる。今日は何とゴージャスに、ハードカバーが2冊も混じってますよ、夜久さん。
村上春樹の「アンダーグラウンド」もついに買ってしまった。今まで我慢してたんだから、このまま文庫化されるのを待てばいいものを、もう今日は物欲全開で、どうにもなりませんな。
他に買った本は以下の通り:
村上春樹、「TVピープル」文春文庫
本屋にいると何冊でも買ってしまいそうな雰囲気だったので、この辺で止めておいて、今度はCD屋へ。
CDも、次から次へと目移りしてしまって非常にヤバイ状態。ジャズのコーナーをうろうろしてMiles Davisの古い奴をあれこれ探してみたり、Bill Evansのトリオのジャケットを眺めてみたり。
このままだととんでもない金額の買い物をしてしまいそうなので、早々にCD屋からは退散。結局買ったのはCardigansとJesus and Mary Chainという、全然ジャズじゃない2枚。
パルコを出て時計を見るとまだ1時半過ぎ。濃い青空とさんさんと降り注ぐ太陽と、1時半という時間にもう大満足。湿度が低いから風がさらさらと流れて本当に気持ち良い。
思わずLAOXかきむらやに行って、Mac用のExtension Keyboardと64MBのDIMMを買ってしまいたいという激しい欲求に駆られるところを、ボーナスまで待て、ボーナスまで待て、と言い聞かせて何とかバスに乗る。ううう、メモリが欲しいよメモリが欲しいよ、キーボードも欲しいし、OS8も欲しいよ〜。
帰りのバスもガラガラだったので、やはり窓を全開に。この気持ち良さ、なかなか得られないものですな。
家に帰ってくると、ニナが部屋の掃除と洗濯物干しをしておいてくれた。ありがと。
で、一息ついて、僕は作業。思ったよりも集中できて、夕方6時前ぐらいまで黙々と。
夕方から赤ワインを飲む。二人で飲むとあっという間にボトルが空になる。やっぱりワインは「おやつ」だよね、ということに。ちなみに今日もワインは西友で買ってきた380円の「ル・プルミエ」です。これが実に旨い。ナリマツ君始め、カレパ出席の人達は知ってると思うけど、安くて旨い、実に良いワインですな。
今週もサザエさんを見て、カツオ君の声にやっぱり違和感を感じてみたり、ニナと一緒になって作業の進捗について語ってみたりして、休みの夜が更けていく。
どうでもいいんだけど、さっきからずっとくしゃみが止まらなくなってしまって困っている。風邪かしら。
それにしても、今日の青空は本当に完璧だった。
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目覚めると完璧な青空があった。
村上龍、「だいじょうぶマイ・フレンド」集英社文庫
村上龍、「龍言飛語」集英社文庫
内田春菊、「キオミ」角川文庫
下田治美、「愛を乞うひと」角川文庫
吉本ばなな、「白河夜船」角川文庫
ローレンスダレル、「黒い本」中公文庫
「探訪 村上春樹の世界 東京編1968-1997」ゼスト