思うこと
1998年6月13日(土)
Pride (in the Name of Love) / U2
目覚めると、「洗濯しなきゃ」という強迫観念に襲われ、7時前からゴトゴトと洗濯機を回す。体を動かすとミシミシと音がするような気がする。疲れ過ぎだ。
洗濯を二回して干す。部屋の中が湿気だらけで全然乾く気配がない。月曜日の朝までに乾くのだろうかねぇ。
月曜日に更新したきり日記も全然書くことができなかったから、9時過ぎからポチポチと日記書き&日記読みなど。最近すっかり週末オンリーの日記読者だなあ。暇になるまでもうしばらくの辛抱、と思いながらも、一体いつになったら暇になるの?、などと自問してしまい、ふと苦笑。
起き出してきたニナとうだうだしているともうお昼過ぎ。なんだか充実してたんだかしてなかったんだか、良く分からんな。
そうこうしているうちに、感傷的兄様より電話。予定を繰り上げて吉祥寺に集合することに。慌ててバタバタと支度をし、家を出る。出掛けに髭を剃ったら、シェービングフォームに肌がかぶれて真っ赤になってしまった。やっぱり疲れてるんだなあ、と一気に萎える。外は雨。
吉祥寺の駅前で感傷的兄様と落ち合い、まずは食事。五右衛門でパスタなど。食事中に夏の匂いのする人より電話。集合場所等の打ち合わせ。
ワインだのマグカップだのブーケだのみんみんの餃子だのを買い込んで電車に乗り込む。某駅で電車を降り、夏の匂いのする人と合流し、彼女の部屋へと向かう。今日はティーパーティーの日、なのだ。
夏の匂いのする人の部屋は、ちょっと職人的で、あっさり爽やか風味だった。4人でテーブルを囲み、お茶を頂き、彼女の手作りのクッキーや、焼きたてのスコーンを頬張る。スコーンは失敗だったと彼女は言ったけど、僕はすごく好きだったなあ。また作ってね。
夕暮れ時、部屋の中で異様にまったりとする面々。僕は体調不良と疲れと寝不足でボーッとしてしまう。ニナも目を擦っている。感傷的兄様もマシンガントークは不発気味。ああ、なんともまったり。いい気分。
日が暮れる頃になって、仕事帰りの碧の似あう人が合流。全員揃ったところでワインを抜き、ティーパーティーから宴会へと移行。アルコールが入ると同時に全員いきなりテンションがあがる。ああ、夜型人間共の集いって、こんなものなのかしら。などと言う僕もワインを口にしたらいきなり意識がしっかりしてきた。まったく、困ったものだ。
感傷的兄様のお土産の白ワインはあっという間に空になり、続いて同じくお土産の赤ワイン(マグナム)に突入。最初静かだった碧の似合う人の猛烈なボケの連発に一気に大盛り上がり状態に。
夕食は夏の匂いのする人の手作りのシチューとクレソンがいっぱいのサラダ。シチュー美味かったです。はい。お肉が柔らかかったねぇ。んんん。ワインが進むというものです。
ガンガンガンガンと猛烈な勢いで飲みまくっていると、びっくりするぐらい速攻でマグナムが空になってしまう。僕はアーリーを買ってきてたんだけど、まだワインを飲みたいということで、一同買い出しに。僕と碧の似合う人は部屋であーだこーだ。
追加の赤ワイン到着〜、ということで更に飲みまくる。体調も良くないし疲れも溜まってるから、早めに帰ろう、などと殊勝なことを考えていた僕はどこかにぶっ飛んでしまい、ふと時計を見たらもうPoint of No Returnですよ。きゃー。
碧の似合う人があっさりと撃沈。感傷的兄様は買ってきた生餃子の調理を開始。奥さん、この餃子、実に美味いですよ。餃子自体も美味しいけど、兄様があんなに器用に餃子を焼くとは、ちょっとビックリです。
餃子食ってワイン飲んでると、兄様撃沈。残った夏の匂いのする人とニナと僕でうだうだとしばらく話しを続ける。サンペルグリノのガスウォーターを飲みつつ、タクシーで帰ろうかな、とも思ったんだけど、ギューギュー詰めになればなんとか寝られるだろうってことで結局は泊めてもらうことに。泊まり支度を何もして来なかったから、コンタクトのケースも眼鏡も持ってない。仕方がないので、マグカップに精製水を入れ、その中にコンタクトを入れる。
横になるとさすがに眠くなり、あっというまに撃沈。眠ったの、一体何時だったんだろうか。でも、疲れてた割りには全然酔わなかったな。ゲラゲラ笑って、かえって元気になったかも。
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金曜日の日記はこちらに。
ようやく訪れた休日なのに、何故か6時半に起きてしまう。がお。