真夏の夜の夢 思うこと Summer Edition
1998年8月4日(火)
Love will Never Do Without You / Janet Jackson
そうか、もう二年も経ったんだ。
ニナと初めて会ってから昨日で二周年だった。もともと日記で知り合ったので、お互いの存在を認識したのはもっと前になるのだが、まあ、実物のニナに触れてから二周年と言うことで、なにはともあれそれなりに感慨深いものがあったりする。
日記で知り合った、なんて言うと、いかにもバーチャル恋愛みたいに聞こえるかも知れないけど、ニナと僕の場合、ネット上でやりとりしている頃にはお互いに全然恋愛感情はなくて、音楽だのの趣味が合うしお互い酒のみだから、会ったら楽しかろうぐらいのつもりで会って、会った後もまさかこんなにしっかりとお付き合いすることになるとは予想しなかったなあ。
当時僕は、短い間つきあった女の子と別れたばかり(なつかしのみねちゃんですよ)で、ニナはニナでなかなか不毛な(と僕が言っては失礼か)長距離恋愛中だったので、お互い存在自体邪魔にならないし、まあ暇な週末にでも遊ぼうよ、みたいなところからのスタートだった。
方向性みたいなものを何も決めないまま、結構凄い勢いで遊んでて、ふと気付いたらお互いにもう離れられない状態に突入してたって感じだな、きっと。
まあ、なんだかんだでバタバタしているうちにあっという間に2年経ってしまった。たいしたケンカもせず、淡々とやってこれたのは、感情の起伏が激しい我々にしては上出来だと思う。お互いに一歩ずつ譲り合う姿勢がきっと良かったのだろう。うん。
これからもお互いに仲良く、そして一緒にいることによってお互いが進歩し続けられるような関係を作っていけたら最高だな、などとちょっとばかりのろけてみた。
Freedom '90 / George Michael
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ニナとの二年間についてあれこれ書いていたら、だんだん一昨年の夏のことを思い出してきて、あの夏の猛烈な濃度を肌がじわじわと思い出してきて、なんとも感慨深い気分になってきた。
あの夏は、一カ月で一年分ぐらいの時間が過ぎたような、本当に濃密な夏だった。
思わず時系列に沿って列挙してみたんだけど、あまりにも濃すぎて、ちょっとアップできませんわ、ワタクシ。
ああ、こうしてモニタに向かって放心していると、二年前の熱さがキーを打つ指先に戻ってくるような気がして、ちょっとばかり切ない気持ちになる。
淡々と過ぎる夏は、物足りなくも、心を抉られることもなく、ゆっくりと過ぎていく。それはそれで良い。