真夏の夜の夢 思うこと Summer Edition


1998年9月2日(水)




You'd be so Nice to Come Home to / Helen Merrill

今日も快速電車に乗り込んで、無理矢理テンションを引っ張り上げて仕事。でも絶対疲れてるよな。こんな、あったんだかなかったんだか分からないような夏でもそれなりに体は消耗したらしい。早く本格的な秋がやってこないかな。


四季の中で、僕は秋が一番好き。それも東京の秋で言えば、11月ぐらいの、いわゆる晩秋ぐらいの感じがとても好き。空気がピリッと引き締まり、もやもやした都会の景色がすっきりとソリッドになったような気がする季節。ひんやりとした夕暮れの空気の中で、街灯やネオンの輝きに暖かさを感じ始める季節。隣を歩く人の温もりがとても近く感じられる季節。


東京の真中だと、紅葉の見頃は11月の末ぐらいだもんね。なんか調子狂う。カレンダーなんかだと、紅葉の絵はだいたい10月とかに書いてあるものなのだが。


8月は、一日中晴れていたのは2日しかなかったと、テレビのニュースで言っていた。秋晴れはちゃんとやってくるのだろうか。


それがちょっと心配ではある。


秋よ来い。



You Don't Know What Love is / Billie Holiday


やれ疲れてるだの、眠いだのと文句ばかり言っている割には、ちっとも就寝時刻は早まっていない。いや、逆に遅くなっているぐらいかも。ゆっくり眠ればスッキリするんだろうけど、何となくもったいなくてダラダラと夜更かししてしまってる。


まあ、こうやって夜更かしして日記書いたりあちこち覗いて歩いたりしてるのが、自分の中のバランスを保つ方法になってしまってるから、仕方ないといえば仕方ないんだけど。


でも最近毎朝思ってしまう。このままニナとえちしてもう一度眠りたいと。


ああ、休みよ早く来い。






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