16:50。まったりと、のんびりと過ごしている。
朝食兼昼食は、家に何も食材がなかったので近所のファミレスへ。我々のすぐ隣の席には、みるからにアホそうな20歳前後のバカップル。徹夜で遊んだ後なのか何なのかは良く分からないのだが、まあとにかくうるさい。特に茶パツのバカ姉ちゃんが時々店中の人間が振り向くほどの金切り声を上げる。我々はすぐ隣に座っているのだから、当然その度に飛び上がるぐらいビックリするし、不快でもある。
二人はとても食べきれないような量の料理を注文し(ハンバーグ二人前+ビーフリブステーキ+ポークソテー+エビフライ+シーザースサラダ+ほくほくポテト+コーンポタージュ+ビール+コーヒー)、それをデタラメに食べ散らかしながら、愛だ恋だについて軽薄な話しを熱心に進め、時折店の窓ガラスが震えるような大声を上げる。さらに、バカオンナの携帯がものすごい音量で鳴る(宇宙戦艦ヤマトの歌)。店員が注意に来ると、こんな店二度と来るか、などとオンナが言い、バカ男は「俺達飲むときなんてもっとすげえんだぜー」と自慢しているらしい。
せっかく気持ちの良い朝だったのに、このバカップルのせいで一気にイライラモードに。よっぽど文句を言いに行こうかと思ったんだけど、気持ち良く事態が解決できるはずもなく、僕も怒りのパワーを集中できずに、萎え萎えになりつつ食後のコーヒーなど飲んでみたり。
ああ、にいちゃんねえちゃんよ。君達の世界が僕の世界と相容れないということは良く分かる。でも、もうあんたらもいい加減いい年してるんだから、他人に迷惑かけることが「カッコイイ」ことだという幻想は、一日も早く捨てて、価値観の違う人同士が無価値な諍いを起こさなくて済むようにして生きなさいね。ほんとに。
なんてブツブツ思っているうちに、怒りの矛先はファミレスの店員へと向かう。店内は午前中の中途半端な時間だったからガラガラだった。バカップルは窓際の席に僕達より先に来ていて、我々が座った時点でかなりうるさかった。何故僕達をあのうるさい連中の隣に案内するのだ。まったくもう。だいたい、レストランサービスの基本としては、店が空いている時間帯は客と客の間を少し開けて座らせ、店が混んできたらその間を埋めていくのが正しい姿だろうが。他の客はきちんと店の中にまんべんなく配置されているのに、どうして我々だけがあのバカップルの隣にぴったりとくっつくようにして座らなくてはならないのだ。
元気な時だったら文句の一つも言ったと思うんだけど、何となく気分を害していること自体がバカバカしくなってきて、さっさと店を出る。バカップルはまだ延々と愛だ恋だについてバカっぽく語り続けていた。
店を出て、レンタルビデオ屋でビデオを借りて(今日はサービスデーで一週間レンタルが190円だった)、それから近所のスーパーで食材を買い込んで帰宅。午後はのんびりとビデオを観ながら(「カノッサの屈辱(1)」と「太平洋戦争史」)赤ワインとちびちびと。洗濯機を回したりもしつつ。
まだ観てないビデオが3本もある(「ポンヌフの恋人」、「ドアーズ」、「undo」)。次は何を観ようかな。