秋の夜長に 思うこと 自閉編
1998年9月24日(木)
Light My Fire / Jose Feliciano
眠い。妙に眠い。帰りの電車の中でもねむねむだった。なんでだろ。どうも生活のリズムがイマイチ崩れてしまってるような感じ。休日出勤だの深夜残業だの、週末は寝溜めだの昼寝だのと、リズムが壊れるようなことばかりしてたからな。朝まで遊んでたっていうのがないのがちょっと寂しいと言えば寂しいな←もう年ですな(しくしく)。
でも最近ホントにオールナイトで遊ぶということがなくなった。週末ちょろっと羽目を外しても、午前3時を境にしてすごく辛くなってくる。前なら軽くクリアできていた時間帯が、もう眠くて眠くてどうしようもなくなってしまう。まあそれは単に年だということではなくて、遊び方が変わったことや、仕事の内容が変わったことなんかも関係あるだろうしね。
バーテンをやっていた頃なんかは、仕事が終わるのが3時とか4時だから、それから遊べば必ず朝という日々だったんだよな。もっとも毎日昼間で寝てたから(笑っていいともが目覚ましだった)、睡眠時間は今より長いんだけどね。
そうそう、思い出したから書いとくけど、不思議なもので、繁華街では飲もうと思えば24時間必ず飲めるように、どこかしらで飲み屋が開いている。夜の10時に仕事が終わった人達の為には真夜中の1時とか2時閉店の店があるし、2時閉店の店で働く人達のためには終夜営業の飲み屋がある。で、驚くことにちゃんと終夜営業の店の人達が飲みに行けるような、朝の7時とか8時とかにも開いている飲み屋が一軒は必ずある(地方都市ではどうか分からないけど、東京の繁華街には必ずある)。
当然のことながら、平日の朝の8時に飲んでいる人というのは絶対数が少ないから、店の数はものすごく少ないけど、でもちゃんとある。仕事(バーテン)が休みの日とかに、夕方の6時ぐらいから飲み始めて、そのうち店が終わった人達と合流したりしてタラタラと飲んでいると、あーら、飲み始めてから15時間とか16時間なんてことになってしまったりするから恐ろしい。
でも不思議なもので、そういう仕事をしている人達ばかりで飲んでいると、たとえ朝の8時だろうが9時だろうが、飲んでて眩しい朝日を浴びようと、全然罪悪感がなかったりするから不思議なものだ。でもよく考えれば当たり前かも知れない。だって、我々にとって朝の8時というのは仕事帰りで、勤労によって疲れた体と心をリフレッシュする時間なんだもんね。
そんな生活を7年も続けたんだから、酒にも強くなろうというものだ。でもそうやって考えると、今こうしてサラリーマンをやってることが、ひどく不自然なことに思えてくるな。実際スーツ着て営業やっているよりも、蝶ネクタイしてサロン巻いて、カウンターの中でシェイカー振ってる方が、よっぽど似合うと、自分でも思ってしまったりする。
ああ、なんか話が途中からそれたままだな。まあいいや、もう眠いことだし、今日はこのまま〆。バーボンをちびちび飲みつつ、眠る前にメイル書きでもするかな。
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