秋の夜長に 思うこと 自閉編
1998年9月27日(日)
Asayake / Casiopea
激しい喉の渇きを覚えて目が覚める。時計を見ると朝の7時半。相変わらずフリチンのまま(笑)。ゴソゴソとこっそりパンツを履いて、再び眠る。今度は浅い眠り。やたらとゴージャスな夢を見たような見なかったような。9時過ぎに石田さんが起き出して、僕も目覚める。酒が残っているという感じはないんだけど、真夜中に散々パンを食べてしまったのでやたらと胃が重い。ニナは二日酔いでフラフラ。
とりあえずコーヒーをいれて、石田さんと飲みながらバブルの頃の六本木の話など。DCブランドのダブルのソフトスーツとか、トゥーリアの照明落下事故とか、パー券さばきとか、スクェアビルのこととか、赤プリのこととか、音楽のこととか。
たった10年前には掃いて捨てるほどあり余っていた日本のお金はみんなどこに行ってしまったんだろう。薄笑いを浮かべてドンペリの栓を無節操に開けていたあのでっぷりとしたオヤヂ達は今どんな生活をしているんだろう。
僕のバーテン時代の話も交えつつ、つらつらと話を続ける。
ニナは昼から約束があるということで、石田さんに送ってもらって吉祥寺へ。玄関で石田さんを見送る。いやー、濃くて楽しい夜でした。また近いうちに遊びましょう。
でも石田さんが時折見せるすごく鋭い視線は、やっぱり現役ケダモノの証なんだろうと、改めて感心した夜でもありました。人間カラダ張って生きるのは、本当に大変なことです。
石田さんとニナがいなくなると、部屋の中はガランとして、それまで賑やかだった分なんとなく寂しさが漂う。しばらくテレビを眺めたり昨日買ってきた本をパラパラめくったりして、昼から「作業」に突入。
のはずが、集中力が全然なくて、マックに向かっても全然身が入らない。唄を歌ってみたり、ネットに繋いでみたり、腕立て伏せや腹筋運動をしてみたりして、ごまかしてみたんだけど全然ダメ。
仕方がないので1時間の遊び時間を設定して、その間にせっせとメイルなどを書いてみたり。作業をしようと思うと時計の針はちっとも進まないのに、不思議とメイル書きをしているとあっという間に1時間が経過。困ったものです。
でも一時間の執行猶予が効いて、その後はすんなりとテンションが上がって作業に没入。3時間ちょっとの完全集中。途中であまりにも腹が減ったのでコンビニに買い物に出た。
出来あがっった本日分の作業の完成品を眺めているとニナから電話。みやちゃんを連れて帰ってくるとのこと。そうかそうかということで、昨日の夜のままの惨状を呈している台所をざっと片付け、洗濯機をして、みやちゃん迎撃モードに。
一通りの片付けが終わって缶ビールを開けた頃にニナとみやちゃんが到着。うすうす〜。
作業も終わってすっかりまったりモードの中、みやちゃんとぽつぽつと話しつつごくごく簡単な食事。テレビでK1を観たりして、9時前にみやちゃんは帰っていった。今度はまた歯磨きセットを持って遊びにおいで。
みやちゃんが帰った後で、ニナと二人で家計簿的作業。傾向と対策についてあれこれと話し合う。
僕は風呂に入って日記書き、ニナはアラーキーの不明な対談集を読み漁っている。
あー、でも今週末は本当に楽しく過ごせたな。天気がずっと悪かったのが玉に傷だけど。作業もなかなか快調だし、言うことなしでしょう。
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