秋の夜長に 思うこと  自閉編


1998年10月1日(木)

六本木で飲み。

防衛庁の向かいの「味市場」。会話の断片を再構築するというケダモノ的試みの為だけに存在する日記(順不同)。

「自信満々」であることと「傲慢」であることのささやかながら大いに異なる存在としてのスタンス。
タクシーに男が先に乗るという未知の法則性。
「狂い咲き?」
性別による過去の憐愍に対する思い入れの差異についての略式の考察。
親に全然金がない場合、子供はどのように生きるべきか。特に超高級住宅街と呼ばれる地域に生息するモデル体型で貧乏な男女の生きるべき道について。
男性である自分と同種の「渇き」を抱く女性(初登場アカマル上昇中)。
直ったと思っている関西弁、全然直っていない関西弁。
「捨てる女が悪いのか、捨てられる男が悪いのか」。←捨てられる男が悪い
「渇きを抱く人間に寄ってくる人間もまた乾いている」という新たな意見に一同驚愕の視線を送る。
「ルックス」がもたらす幸福及び不幸。並列的存在として「内面」がもたらす幸福及び不幸。
「想い」を言葉にする柔らかな脳内プロセッサー、「想い」を映像に変換する眠りゴリラ的思慕、「想い」を音にするピンクの銅鐸オタケビスト。
「年齢を重ねる」ということ、「歳をとる」ということ、「老いる」ということ。
踏ん張れない男をいかに軽蔑し見捨てるかというごく初歩的事実についての女性側からの考察。←やはり捨てられるほうが悪い。
「傷ついた」ことが弱さではない。日々増強されゆく「傷を持つ強さ」(驚嘆)。
他人に何も求めずに生きる。根源的理想となりえるか(現在調査中)。

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意識にのぼりえる美しき過去と潜在意識に留まろうと嘆く醜き過去のバランスが人間の存在に与えるインパクトについて。
アルコール摂取の意義と意味。アルコール分解酵素を持たない人間が飲むという行為のバランスについて(忙しくなる)。
ステージの上に登ることのできる人間、ずっと観客でいる人間。
「鈍い」ということと「頭が悪い」ということの根本的違い。
言葉として出なかった言葉。「具現化(エンバディメント)」
胃下垂はオンナの憧れ?
ファンと信者の違い(いずれにしても僕には興味のない世界だ)。
どうして酔うとUFOキャッチャーをやりたくなるのだろうか←やはりやってしまった。

雨の西麻布。家への帰り道。


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