凍える夜に 思うこと  抱擁編



1999年1月30日(土) はれ

休日。

ニナといちゃいちゃしつつも結局昼過ぎまで眠る。目が覚めて時計の針が12時を過ぎているというのは、僕としては非常に珍しいことなのだが、体が本当にボロボロになっているので、止むを得ないだろう。とにかく早く元気になろう。

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ニナもイマイチ覇気がなく、二人して食事も作らずにぼんやりと過ごし、スナック菓子をバリバリと食べて午後の時間を過ごす。

日も暮れる頃になってからゴソゴソと支度をして吉祥寺へ。

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新年初めての「ファッショな居酒屋」。店に入った6時半頃はまだチラホラと空席もあったのだが、やはり7時を過ぎれば完全に満席状態。うーむ、相変わらずすごい人気だ。

ニナと二人でビールと赤ワイン。料理は定番のものを適当に頼む。牛舌屋になったせいで、網で肉を焼く時の煙が店の中にたちこめてしまい、目が痛くて大変なことになる。真っ赤なイヤリングをした若いファシストがドアを開けて換気してくれる。

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8時過ぎに真也さんが合流。3人で乾杯し、さらにワインを飲む。

せっかく真也さんがわざわざ来てくれたのに、8時過ぎから僕はもう眠くて眠くてどうしようもなくなってしまう。昼まで寝てたのに、こんなに眠いとは、まことに不本意だ。

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眠い目を擦りつつ店を出て、ぶらぶらと歩きつつサーティワンでアイスクリームを食べ、もう一杯飲もうということになり「カーブじゃなくてケーブ」へと。

ここでも僕は眠くて眠くて、PowerBookの入った鞄を落っことしてしまったりして、もうどうにもなりません。

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真也さんと駅で別れ、タクシーに乗って帰宅。コートと鞄と洋服をドバーッとぶちまけて、そのまま布団になだれ込んで眠る。

完全復活まではまだまだ時間がかかりそう。






 

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