思うこと


1999年4月19日(月) 雨

また今日からサラリーマン的生活に戻る。

昨日深夜まで友達が遊びに来ていたせいか、どうも現実感がちょっと希薄な月曜日。

新入社員の営業の男の子は、僕と文学や音楽のセンスが極端に近くて一緒に外回りしていても話が楽しい。今日もゴダールやカラックスの話題でひとしきり盛り上がり、挙句の果てには雨の東京駅八重洲口でDavid Bowie and Queenの「Under Pressure」を二人で唄いながら闊歩などしてしまったりして。

いや、でも僕も入社六年目にして、初めて有能な部下を持った。昼休みにニーチェを読んじゃうようなオタク少年は普通の会社だとどうかは分からないが、言語に対して敏感であるということは、僕の会社ではとても大切なことだから。

先がとても楽しみになってきた。

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先週は月曜日から外で深酒をしてしまい、おかげで一週間がずいぶん長く感じられたし、日記も全然書けなくなってしまった。なので今週は必ず月曜日はまっすぐ帰ってこようと決心していたのだが、帰りがブチョウと一緒のエレベーターになってしまったため、ついつい軽く一杯ということになってしまった。ああ、意志弱すぎ。

それでも一応学習効果を発揮して、酔っ払わない程度でやめて帰ってきた。ホントにほろ酔いの手前ぐらいという感じで、これぐらいでやめておくのもなかなか悪くないな、などと思ってみたり(今更か)。

三鷹の駅前には、もう10時前だというのに、市議会議員選挙の立候補者が後援会のメンバーと一緒にずらりと並んで、家路につくサラリーマンに誰彼かまわず「お疲れ様でした〜」と声をかけている。無意味だ。

帰宅してからコーヒーを飲んでさらに酔いを醒まし、久々に日記を書いたり日記を読んだりしてすごす。はぁ、やっぱり日記は毎日書きたいなあ。

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伝言板は当分このまま置いておきます。


(c) T. Tachibana. All Rights Reserved. 無断転載を禁じます。tachiba@gol.com

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