思うこと


1999年5月3日(月) くもり

ニナの父ちゃん上京日記最終回。

いや、だって、僕がパタパタとキー打ちする様子をじーっとちょっと離れた後ろから眺めているもんだから、うっかりしたことも書けない訳ですよこれが。ああ、ニナのお父さん、無事今日の午後新幹線で帰っていきました。はぁ、なんだかとっても疲れたな。

気疲れもないわけではないけれども、どちらかというと、一日中あちこち動き回り続ける体の疲れの方が大きいかも。特に普段は行かない都心周辺ばかりうろうろしていたからね。

というわけで、夕方の新幹線が出発する様子をホームから見送った後は、ニナと二人でひたすらテロテロと脱力して過ごす。家で何の予定もなくのんびりと。ああ、極楽極楽。

あと二日残っている休日を、何をして過ごそうか、今考えているところ。あ、忘れかけていたGW特別企画なんてのも、覚えていれば明日やるかも。とりあえず空ボタンは押しておくと何かが起こるかも。

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日記を公開することに意味がないんじゃないか、などと悩みつつしっかりその文章を公開しておまけに空メイルボタンまでつけてるんだったら、全然悩む必要なんてないんじゃないの、と思った。

今日ふらりと訪れた日記の作者が触れていたのでちょっとだけ思ったことをこうして書いている。僕自身は日記を書くこと、それを公開することに意味があるとかないとかを考えたことはあまりない。

ただ、すごく感じているのは、web日記の持つダイナミズムというのは他のいかなるメディアでも触れることのできないだけのインパクトを持っているということ。

僕があなたの日記を読んだから今僕はこうしてこの文章を書いているわけで、ひょっとするとあなたもこの文章を読むかも知れないし、僕のこの日記を読んであなたが何かを感じてそれを文章にしたものから影響を受ける誰かもいるかも知れないわけで。

そして僕とあなたはwebの日記を通じなければ、多分一生知り合うこともなくすれ違っていった人間同士なんだよ。

そんなことをつらつらと考えていると、果たして「意味」を定義することが本当に必要なんだろうか、などと考えてしまう。行動と結果と解釈だけではいけないのだろうか。自分がしていることを全て定義づける必要が果たしてあるのだろうか。

衝動の尻拭いを先回りしてする必要は、少なくとも今の僕にはない、と感じているから。

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伝言板は当分このまま置いておきます。


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