Don't Ask Why / My Bloody Valentine
(99.5.4)-1
僕が触れた中で一番好きなスタイルの日記を真似していま書いている。こうしてスタイルを真似して書いていると何となく不思議な気持ちになる。空っぽの箱を渡されて、その中を縦横無尽に走り回っているような感じと言えば伝わるだろうか。それにしても、自分以外のサイトをダウンロードして、ソースファイルをテキストエディタで開いていると、その人のタグの打ち方なんかにすごく個性を感じてしまう。でもちょっとだけ、着替えを覗いているような気分にもなる。
(99.5.4)-2
男の快感は女のそれに較べるとはるかに小さいものらしい。そうかも知れないと思うことこともあるけれど、それでもやはり自分が男に生まれてよかったと思うことが多い。ペニスがない
仁成
人生なんて!とはよく思う。でも時々女の子の性器があまりにも美味しそうに濡れていると、その気持ち良さも体験してみたくなるというのもこれまた事実。欲は深いほど良い、人に迷惑をかけない限りは。
(99.5.4)-3
目が合った瞬間にすでにファックをしている。一方的な思い込みかも知れないが実際バチンと火花が散る視線というのがある。視線をそのまま受け入れてずぶずぶと渦の中にのめり込んでしまえばどんなに心地良かろうと思いつつも、次の瞬間には帰りを待つパートナーの寝ぼけまなこのパジャマ姿が浮かぶこともある。射るような視線をこそっと外し軽く咳払いをして、何事もなかったかのように席を外す。ただいまーと家に帰って想い描いた通りの寝ぼけまなこのパジャマ姿をぎゅっと抱きしめる。欲は深いほど良い、人に迷惑をかけない限りは。
(99.5.4)-4
犯すという言葉が持つ痛々しいイメージがあまり好きではないので、当然のことながらアダルトビデオでもレイプものなんかにはあまり興味がない。過剰に器具を使用したビデオも同じような理由であまり好きになれない。SMものも、縛るぐらいならなかなか美しいけれども、浣腸なんていう話しになるとちょっとパス。女性の暖かさと柔らかさが感じられないならば、映像を見て勃起することはない。
(99.5.4)-5
繰り返すほどよくなるのは確かに本当だと思うよさいか君、シュウさん。
相性は進化する
ものだからね。でもそれは精神的なものばかりに依存しているとは限らないと思う。何度も繰り返すうちに、お互いの快感のツボみたいなものが分かるようになるというのも大きいんじゃないだろうか。でも精神的にリラックスできない関係では、なかなか相性を進化させる気にもならないというのもこれまた真実かも。そんなことを思いつつも、今夜もせっせと相性を進化させるのがよろしいかと。
(99.5.4)-6
読んだ人がじっとりと嫌な汗をかくような文章をと思って書いたものに対して、すごく嫌だったというメイルをもらった。これは喜ぶべきなのか、それとも恥じるべきなのか。ちょっと迷う。でも気楽に日記を読みにきたつもりがいきなりサイコホラーみたいなものを読まされてショックを受けられてしまった某さんには申し訳ないことをしたなと反省もしておりますハイ。
(99.5.4)-7
わー、このスタイルすごく書きやすい。いくらでもブツブツと独り言を言い続けられてちょっと癖になりそう。嘘だと思ったらみんなも試してみましょう。明日の朝にはそこら中ripだらけになってたりして。
(99.5.4)-8
ripといって思い付くのは、riptide(心的葛藤)という単語。Robert Palmerが綺麗なお姉ちゃんをはべらせてたビデオのアルバムがこのタイトルで、それ以来すっかり気に入っている英単語の一つ。
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