思うこと


1999年5月7日(金) はれ

連休明けで仕事がドバドバドバっとなだれ込んでくる。もうどうにもならないので土曜日に休日出勤することにして早く家に帰ってきた。自分の仕事で休日出勤するなんて、すごく久し振りのこと。ちょっと悔しい。

K-1のビデオなんかを借りてさっさと家に帰り、ニナ作のハヤシライスを頂く。野菜クズを煮込むところから始めた本格的なヤツで、大層美味しかった。

K-1のビデオを観ているうちに眠くなり、これは今朝もきちんと走ったせいだなと納得しつつ、さっさと眠った。体の疲れと精神の疲れのバランスがとれると、とても心地良く眠りにつける。

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1999年5月8日(土) はれ

てなわけで休日出勤。ちゃんと会社に行く前に走ったぞ。

会社に着いたら、17人の社員のうち、社長と部長も含めて12人が出勤していた。相変わらずの超多忙モードが続く。

お昼は社長の奢りでみんなで近所のデニーズへ。「カツとじ膳」を注文したら、ガビガビに焦げ付いて汁気もすっかりなくなった無残なカツが出てきた。時間もあまりないし我慢して食べようかと箸をつけたが、一口食べて嫌になってしまい、クレームをつけた。パッと見ればあんなものを客に出せるかどうか分かりそうなものだと思う(その前に作った本人が分かりそうなものだ)。プロ意識の欠落した人間が増えるのは、マニュアル重視の利益偏重の大企業のせいってのもあるよな、絶対に。

作り直してもらったカツもちょっと焦げてたけど、もうクレームつける気力もなく、二度と食わないぞと誓って店を出る。

夕方になっても片付けたい仕事の半分しか終わらず、夜中まで仕事するか、それとも月曜から泣きながら残業するかで迷っていたら、社長の誕生日のお祝いを社長宅でやるから付き合えという部長の言葉で仕事を切り上げる。

社長宅で、うどんすきとお酒を頂く。ゆばが美味しかった。久保田の千寿という日本酒を社長のご主人が注いでくれて(社長は女性である)、一口飲んだらこれが物凄く美味しい。

調子に乗ってくいくいと飲んでしまい、ちょっと申し訳なかったかなとも思う(すごく高いお酒らしいので)。

池袋から西武線に乗って、保谷からバスに乗り換えて帰ってきた。

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伝言板は当分このまま置いておきます。


 

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