思うこと


1999年6月18日(金) 雨 降ったり止んだり

おおお。金曜日の夜に日記書いてるぞ、僕。一体何カ月ぶりなんだろう。ちょっと待って、調べてみる。

うーん、半年近く遡ってみたけど、リアルタイムで金曜の夜に日記書いてるのって、ないなあ。いかに毎週末飲んだくれているか、ということなんだろうけど。

でも良く考えてみればそれはちょっともったいない話しだ。月曜から木曜までは、すっかりサラリーマン的生活をして生きている僕としては、一番心が自由なのが金曜日の夜なわけだから、そんな楽しい一日のことを何も記さないというのは、実にもったいない。

でも、メチャメチャ楽しい夜になっちゃうと、日記なんてどうでもよくなっちゃう、っていうのも事実。はぁ。

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いえーい、ブレーカー飛んじゃいました。

今朝、なんか耳慣れない電子音がピーピー言っててうるさいなあと思ったら、ばっちりブレーカー飛んでて、サーバに繋いであったUPSが3台そろってアラート出しまくってました。わはははは。昨日の夕方に自動シャットダウンのプログラム入れたばっかりなのに(サーバ2号)、さっそく働いてます、「あと2分20秒でサーバをシャットダウンします」だって。ゲラゲラゲラゲラ。

笑ってる場合じゃありません。いや笑うどころではありません。顔が引きつりバタバタ走り回り、とりあえずUPSのバッテリ稼ぎでさっさとサーバだのRAIDだのクライアントだのをシャットダウン。

分電板をリセットして、恐る恐るUPSをリブート。しばらくはバッテリーモードのままうろうろと。ずいぶんバッテリーを浪費してしまったようなのでしばらくそのままチャージして、30分ほど経ってからRAID Subsystemをブートして、またしばらく様子を見る。5分ぐらい経って何も問題がなさそうなので、サーバ1号とサーバ2号を相次いで立ち上げる。NTにログインして、PowerChute Plusを立ち上げてしばらくじっと画面を睨み、電源が安定したらしいので皆にクライアントを順番に立ち上げてもらう。はひー、ようやく立ち直った。

昨日も書いたけど、事務所のフロアに来ている電気の絶対量が足りないのだ。今日は偶然社員が集中して出社してきて、次々と自分のパソコンだのコピー機だのを立ち上げたので、ブレーカーが飛んでしまったのだ。

管理会社の技術顧問なる人とその後緊急の打ち合わせ。調査してもらったところ、どうやら本来必要な電力の8分の1ぐらいしか、今のフロアには来てないらしい。ああああ、聞けば聞くほど恐ろしいぃ。

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夕方からはニナとデート。

吉祥寺の改札口で40分以上待たされてすっかりふて腐れモードに。だって携帯に電話しても電源が切れてるんだもん。今日の僕に電源とか遮断とかは禁句だぜ、ったく。

待ちくたびれて近所のレコード屋でジェームス・ブラウンのCDを眺めていたらニナから電話。ようやく吉祥寺に到着とのこと。ぷりぷりお尻を振りながら文句を言いつつ待ち合わせ場所へと戻る。

しばらく怒っていようかと企んでいたんだけど、何もせっかくの週末を文句を言って過ごすのもあほらしいなあ、と思い直し、ニコニコ笑いながら「さよなら人類寿司」へと向かう。

「さよなら人類寿司」は場末にあるので、いかにも同伴出勤前のホステスさんとどうしようもないオヤジ的組み合わせが目立つ。でもネタはなかなか捨てたものではないので、ニナと二人で黙々と食い、二合で700円と割安感の漂う越野寒梅をゴクゴクと飲み続ける。うまい。

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すっかりお腹いっぱいになり、雨上がりの吉祥寺の街をふらふらと歩き、「カーブじゃなくてケーブ」に顔を出す。二人ともものすごくお腹がいっぱいだったせいで、妙に甘いお酒を飲みたがる。

僕は一杯目はパフェ・タムール(バイオレットリキュール)をストレートで、二杯目は「グラスホッパー」。この二杯の大甘カクテルのすっかり溜息野郎へと変貌を遂げてしまい(でもどうして大甘のカクテルを飲むと溜息が出るんだろう)、このままではいかんということで、クエルボのテキーラを二杯ほどストレートで飲んで何とか胃のもたれを取り除く。二杯立て続けに飲んで、酔っ払うかなと心配になったが、甘いカクテルがどうやら胃に膜を作ってくれたようで全然大丈夫。

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すっかり御機嫌になってバスに乗って帰ってきた。途中ビデオ屋でビデオを返却。K-1グランプリ93のビデオを借りていたのだが、何故かレシートには「初見せオマンコ」と書かれている。アダルトを借りていないのに、この明細にはちょいと納得がいかないので、一応店員さんに抗議してみるが、予想どおりみんなに笑われる。だから僕も笑って帰ってきた。でも「初見せオマンコ」、ちょっと見てみたい。

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明日の夜は、西麻布の「かおたんらーめん」あたりに出没している予定。


 

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