I think therefore I am

思うこと

1999年6月20日（日）　雨　のち　くもり

8時半頃に起きる。目覚めた時はそうでもなかったのだが、朝食を食べたら一気に眠気が襲ってくる。昨日に続いての酷い眠気、どうしたんだろう。ニナの分析によると、ここのところずっと暑くて寝苦しかった分、涼しくなってたくさん寝ているのではないか、とのこと。うん、何となく納得できるな。
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午前中は「作業」に集中。なかなか平日は集中力が持たないので、休日は最低一日は作業に充てたい。3時間ほど集中して、とりあえず完成。今回は短いものなので、あっという間に完成。一度手を入れて、どこかに応募しよう。ゴールデンウィーク中に書いた短編2つも、手を入れて投稿するつもり。
さて、とりあえず短編もカタがついたし、来月5日までに長編の手直しを終えてしまおう。集中力だな、やっぱり。
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ニナ作のお昼ご飯（うどーん）の後、午後からはビデオを眺めながらビールを飲む。ニナはまだ日が高いうちからすでに赤ワインなどを旨そうに飲んでいて、ちょっとのつもりで飲み始めると、ああ、やっぱりすぐに一本空いてしまう。今日のチリワインはすごく味に品があって深みもあってよかった。でも最近買ってくるワインの単価がじわじわと上がっているので要注意。去年までは一本380円のフランスのテーブルワインで満足していたのに、最近すっかり1,000円前後のものに移行してしまっている。こんなもの、贅沢したらきりがない。気を付けなきゃ、ホントに。
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ほろ酔い気分でうきうきしていると、せんべいさんからお誘いを受ける。うん、ちょっと考えてみる、などと景気のいい返事をしたくせに、その直後からニナと二人でグーグー眠ってしまう。二日連続の昼寝。この気持ち良さ、最近ちょっと癖になりつつあり、危険だ。目が覚めたら、「サザエさん」がすでに佳境に入っていた。慌てて食事の支度など。kzyより電話あり。
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家ご飯を食べながら、「K-1 Braves」をテレビで観戦。くそー、スカパーだと生中継だったんだよなあ。全然使い道が決まらずに丸ごと残っているボーナスを投入して、契約しちゃおうかな。
試合はどれも物凄く密度が濃くてニナと二人でバーボン飲みながら大興奮。佐竹がK.O.で快勝してるのなんて、オンタイムでは初めて見たぞ（日本人同士のは別として）。武蔵のミドルもかっこ良かったし、グレコとベルナルドの試合の凄さは言葉に出来ないほど。
ああ、ベルナルドとフィリォの再戦とか、アーツとフィリォの再戦とか、見たいなあ（結局フィリォが一番好きらしい）。ニナと二人してファンクラブに入ろうという話もあったりして、なかなか格闘技好きな我々である。
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昨日、コンビニに立ち寄ったら、「臓器提供意思表示カード」、いわゆる「ドナーカード」が置いてあったので、貰ってきた。で、今日さっそく記入して定期入れに入れた。印刷されているすべての臓器を「脳死状態」で提供すると記入した。
個人的には、意識がなくなり、脳も死んでしまった後なら、切られようが刻まれようが全然オーケイだから、あとは残った人達の判断にまかせたいってところがある。現代医学の薬漬けと何でも切り刻むという手法には懐疑的なところも多いが、使い古した臓器を使ってでも生きたいという人がいて、僕がもしその役に立つのなら、喜んで差し出したいと思う。ただ、家族がどう思うかはまた別問題だから、そこらへんは残った人達で相談してくれぃ。
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昨日の日記で、空メイルボタンを押していってね、とお願いしてみたのだが、やっぱりそれほど劇的には空メイルの数は増えなかった。アクセスカウンターで見ると、やっぱり昨日更新してから150前後はあるみたいなのだが、来ているメイルは60通ちょっと。てことは、このページに来てくれた人の半分以上の人のことを、僕は知らないということになる。むーん、なんだか不思議な感じだ。
ちょっと面白いので、しばらくアクセスカウンターと空メイルの誤差を追ってみようと思っている。
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今日は父の日か。僕の親父は、まだ生きてるんだろうか。それとも、もうどこかで野垂れ死にしたんだろうか。
死ぬ前に会っておかないときっと自分が歳をとってから後味が悪いとは分かっていても、こちらから積極的にアクションを起こす気にもなれない。離れている時間があまりにも長すぎて、彼を父と認めるだけの思い出が、僕には、まったくない。