思うこと


1999年8月1日(日) 晴れ

いやー、いつの間にやらもう8月だ。あまりにも書かなさすぎて、そろそろ日記の書き方、忘れてきちゃったな。

で、長々とお休みしている間、何をしていたかというと、ひたすらダイエットしてたんですよ、これが。

毎晩会社から帰ってきてからジョギングを1時間程度してたんだけど、これが面白いぐらいに体重が減る。有酸素運動は20分以上が鉄則だと思って最初は30分ぐらいからスタートしたんだけど、走って眠って翌朝体重を量るとスイスイと減っていくものだから、ついつい欲が出て、40分、50分と時間が延びていき、最後は1時間になってしまった。

というわけで、29日の段階で7月の目標だった90.0キロをクリア。わははは、2カ月ちょっとで6キロ減だから、なかなかの成果だと思うよ、いやホントに。ぷくぷくだったお腹も多少凹んできたし、ちょっといい感じ。

さて、今月の目標値は88キロ。あんまり急いでリバウンドに苦しむのも嫌だから、この辺からは着実に毎月2キロずつ減らしていきましょ。

それにしても、ジョギングはマジで効くよ。全国のダイエッターの皆さん、やっぱり運動と食事と両方で管理すると、効果は倍増ですぞ。ガンバロウね。

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先週、「文藝」の編集部に電話を掛けて、次回の「文藝賞」についてあれこれと質問してみた。締切は3月31日なんだそうだ。さて、この締切に向けて、また集中力を高めよう。

でもちょっと残念なのは、前回書いた「火吹き男のブルース」や、今書いている「ペーパームーン(仮題)」みたいな、50枚前後の短編を扱ってくれる賞があんまりないということだ。北日本文学賞ぐらいじゃないかな、ちゃんとしたのって。

夏休み前には今のを仕上げて、3月締切の長編にとりかかろう。

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さて、日記だ日記。

泊めて頂いた友人宅で目覚める。昨夜の花火大会だのその後延々と続いた飲みの余韻を引き摺りつつ、目が覚めると10時過ぎ。フローリングの床の上で雑魚寝したので、背中が痛いが、不思議なぐらい気分が爽快。

みんなでぞろぞろと浅草の街を歩き回り、蕎麦屋で美味しい天丼を食してから解散。どうもお疲れ様でした&お世話になりました。今度は立花宅で宴会やりましょう是非。

みんなと別れた後、ニナと二人で浅草の街をぶらぶらと歩き回る。猛烈な太陽と真っ青な空。今年の夏は、本当に久し振りに本格的な夏になりそうで、なんだかすごく嬉しい。

仲見世の裏側の、ディープな一角を歩く。真っ昼間だというのに、道の両側の一杯飲み屋はどこも満員で、競馬新聞を握り締めたオヤジ共が全開でガブガブ酒を飲んでいる。どこの店も、お勧めは自家製の牛すじの煮込み。やけに美味しそうなんだけど、どうしてつまみがおでんだとか煮込みだとか、暑苦しいものばかりなのだろう。

それにしても、オヤヂ共の飲みっぷりは凄いね。とても昼とは思えない感じで、ガンガン飲んでる。思い切り「昭和」の世界にのめり込み、浅草の裏通りをうろうろと歩き回る。

強烈な陽射しに負けて、食堂に入って氷ミルクなどを食べる。これがまた、見事に昭和な食堂というか飲み屋で、黄ばんだ白い壁に今じゃどこでも手に入らないような掛け時計、妙に高い天井にうすぼんやりした蛍光灯、これまた古くさいベニヤ合板のテーブルに、ビニール張りのぎしぎしと鳴る椅子。ガリガリと氷を書いてもらい、たっぷりコンデンスミルクをかけてシャクシャクと氷を食べる。氷なんて、何年ぶりに食べたんだろう。

この店の客どもも、また見事に全員がオヤヂ共で、また見事に全員ガンガン飲んでる。近くに座ってたオヤヂが食べてたタラコ(半生)とか玉子焼(塩)なんて、すごくそそられたなあ。天丼食べた後でなければ、絶対試してただろうな。

さらにしばらく歩き回り、熱にやられてフラフラになりながら、地下鉄を乗り継いで帰宅。その後は昼寝したりゴロゴロしたりと、あまり生産的ではなく過ごして今に至る。

いやー、浅草っていい街だよなホントに。今年の夏は浅草がマイブームになるかもしれないな。

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今日の体重:89.8キロ(今月の目標:88.0キロ)←(ホントは今日は量ってない。これは一昨日の朝の数字)


 

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