思うこと
1999年8月8日(日) 晴れ
午前5時過ぎから、断続的に目が覚める。裸で横になった体全体が熱を帯びてしまったように思い、その度にエアコンをつけてみたり、ちょっとすると寒くなって消してみたり。昨日は実に久し振りに、枕元にPowerBookを置いて日記を書いた。だから今朝も、僕の枕元にはPowerBookがある。まだ夜が明けきらない時間に、寝ぼけマナコでMacの電源を入れ、タバコを拭かしつつ君の声を聞きに行く。
夢と現実の境界がどんどん曖昧になっていき、どこまでが真実でどこからが妄想なのか、分からなくなる。目を閉じているということだけが、今の確かな現実だ、と思う間もなく、また眠ってしまっている。
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また目が覚める。時計を覗く。6時15分。根元が痛いぐらい勃起している。またタバコに火をつける。うつぶせになると、ペニスが痛い。タバコを指にはさんだまま、目を閉じる。煙が体を巡る感覚を楽しんでから、灰皿にタバコを押し潰すようにして、消した。バチンとブレーカーが落ちるように、また眠る。
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体がバラバラになってしまったみたいな、鈍い痛みを憶えて目が覚める。時計を見ると10時半。喉が痛む、頭がガンガンする。体中の関節が痛い。現実的に、目を覚まさなくてはと思い、何度かゴロゴロと布団の上を転がってから、「むんっ」と体に力を入れて、何とか起き上がる。カーテンの隙間から、真っ青な空が覗く。成田からもう間もなく飛び立つであろうシカゴ行きのジェット機の機影を探し、しばらく窓の外を呆然と眺める。山鳩が鳴いている。
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--さて、現実的に朝。
度重なる床寝と、最近の夜遊びのせいで、どうやら夏風邪をひきかけているようだ。時々ガツンと殴られたように頭が痛む。喉の奥の方がヒリヒリしていて、むずがゆかったりもする。あと6日で南の島だって時に、風邪なんかひいてたまるか。がおっt。
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昼から渋谷へ。休日に渋谷に出ていくなどという無謀なことは、去年の夏に石田さん主催のオフがあった時以来のような気がする。またあのメンツで会いたいな。
Loftを冷やかしてから西武B館へ。水着を買いに行ったんだけど、西武がびっくりするぐらいガラガラ。僕は高校生時代はよく渋谷に来ていたのだが、こんなにガラガラの西武というのは初めて見た。吉祥寺のパルコや伊勢丹の方が、よっぽど混んでるぞ。大丈夫なのか、西武。
西武B館の地下の催事場で水着のセールをやっていたので、そこでニナともども一着ずつ水着を購入。僕は真っ赤なビキニ、というのは大嘘で、黒のトランクスを購入。よく膝下ぐらいまである長い丈の水着があるけど、僕はどうもあれは好きじゃない。太股の半分ぐらいまでの丈のものが一番好きかな。ニナは薄いベージュのセパレートを購入。白のビキニは、ちょっと無理があったかな(笑)。
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公園通りを歩いていたら、パリーミキの店頭でサングラスを売っていた。パッと見てすごく気に入ったものがあったので、試しに掛けてみたら、すごく似合うので迷わず購入。
なかなか似合うサングラスがないので、これはなかなか貴重な買い物でしょう。
早速サングラスを掛けて歩くが、普段掛け慣れないものを掛けて歩くのは結構大変で、ちょっと日陰に入るとすぐに鬱陶しくなってはずしてしまう。慣れればいいんだろうけど、景色が暗すぎるのにすごく抵抗があるのだよ。
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表参道まで歩いて、「まい泉」でトンカツ。美味い!やっぱりここのトンカツは日本一でしょう。汗まみれになっていたので、冷えたビールがくいくい入る。
軽く酔っ払いつつお腹いっぱいになり、表参道までぶらぶら歩き、下北沢経由で吉祥寺に。あれこれと買い物をして夕方に帰宅。
洗濯物を畳み(家事のなかで洗濯物を畳むのが一番嫌いだ)、簡単に部屋の掃除をして(ニナが全部やった)、後はビールとワインを飲みつつのんびりと。
エアコンの風のせいで具合が悪くなったようなので、今夜はエアコンは切ったままにしてある。じっとりと汗が浮かんでくるのは確かに嫌といえば嫌なんだけど、でも冷え過ぎて全身がだるくなるのに較べれば、これぐらいの暑さは、何とでもなろうと言うもの。
そう言えば、今日は夕飯を食べてない。全然食欲もないことだし、先週浅草で買ってきたお煎餅を齧ってお茶を濁すことにしよう。
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一昨日買ってきた、Roy Orbisonの「King of Hearts」を聞いている。どうしてこんなに切ない曲を作れるんだ。
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今日の体重:90.8キロ(今月の目標:88.0キロ)←(今週は黙認)
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