思うこと


1999年8月10日(火) 雨 時々 曇り

Love will Never Do without You / Janet Jackson

人妻かおりのセキララ不倫日記 本日オープン!だそうだ。

ニナに詰問したところ、どうやら無関係らしい(笑)。いや、でもtripodだから意外と分からんぞ(中味も見ないでリンク張る僕も僕だな)。

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朝目が覚めると、静かに音もなく雨が降っていた。物凄く滑らかな雨粒が、微かな雨垂れを伴って降り続く様子を、コーヒーを飲みながらしばらく見つめていた。

夏の雨には、何かと激しい印象があるけれど、こんな静かな夏の雨、なかなか好きかもしれない。

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パブロン飲んだりイソジンでうがいしたりしてたら、喉の痛みはどうやら峠を越えたようだ。ひどくならなくて本当に良かった。

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ここのところの暑さが一段落したせいか、仕事関係で体調を崩している人がやたらと多い。僕は、今日は低気圧が気にならないぐらい元気だったけど。

午後、雲の切れ間からサーッと陽が射してきて、ずっと降り続いていた細かい雨粒が陽光を浴びてキラキラと輝いていた。仕事は相変わらず極端に忙しいが、精神的にはすごく安定しているようだ。今、小説を書いていないからかもしれない。美しいものがストレートに体に入ってくる心地良さを実感する。

長い小説を書き始めると、精神力を酷使するせいか、景色は限りなく白黒に近くなり、何を見ても何を聞いてもあまりダイレクトに心に伝わらなくなってしまう。そしてそれを半年とかもっと長くとか続けて、でき上がるころにはすっかり摩耗してしまう。ああ、考えると憂鬱なんだけど、それでもやはりやらずにはいられない。

南の島で、ゆっくり次の長編の構想を練ってこようと思っている。

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9時過ぎに会社を出る。雨はもう止んでいた。

市ケ谷の駅にやってきた総武線の電車は、ビックリするぐらい混んでいた。いつもこの時間は座れるか、座れなくても立っている人は疎らで全然気楽に帰ってこられるのだが、今日は朝の快速みたいな大混雑だった。

ああ、そうか。今日はドームで巨人戦があったんだ。メガホンを首からぶら下げた男の子の姿を見て納得し、無理矢理電車に乗り込んで、読みかけの村上龍の「メランコリア」を開く。

本に集中し始めたばかり、2つ目の信濃町の駅に電車が着くと、これがまたホームからこぼれ落ちそうなほどの大混雑。なんだなんだ、一昨年ヤクルトの日本シリーズとJリーグのチャンピオンシップが重なった時みたいな混雑だぞ。

すでに満員に近かった電車に、やたらとホルモン分泌過剰気味の若い連中がむんむんと乗り込んできて、総武線の車内は、強制収容所行きの貨物列車みたいになってしまう。ああ、そうか。今日は神宮の花火大会だったんだ。

野球観戦だの花火見物だのというワイルドなことをしてきた後の人々は、やたらと熱気を持っていて、車内は本当に冷房が効かないぐらい暑くなってしまった。それまでせっかく元気だったのに、やたらと熱い人々にあてられて、何となく元気がなくなってしまい、トボトボと家に帰ってきた。村上龍の小説の熱気ぐらいじゃ、とても車両に満タンの熱い人々には対抗できないな、やっぱり。

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家に帰ってきて、ニナと激しく冗談の言い合いをしているうちに、元気を回復したようだ。

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今日の重:90.8キロ(今月の目標:88.0キロ)←(今日もジョギングできなかった。やっぱり残業で遅くなると辛い)


 

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