秋の夜長に 思うこと 自閉編
1999年9月15日(水) くもり 風が強い
休日。まだ体調はいまいち。熱は下がったようだが、まだ全身に倦怠感が残っている。咳も頭痛もなかったし、結局は風邪ではなく、過労かなにかだったのだろう。いずれにしても、今日の休みが非常にありがたい。何とか明日からは元気になりたいものだ。
というわけで、今日はまったく何も予定を入れず、完全オフデーに。ここのところ何カ月かは、まったく何も予定が入っていない休日というのがなかなか取れなかったので、これも非常にありがたかった。遠慮なく部屋でだらだらと過ごし、あっという間に夕方になっている。たまにはこういう休日もいいなあ。
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朝、体重を計ったら、92.6キロ。3日で2キロも減っていった。ここ数日は自分でもビックリするほど食欲がなく、油っこいものも全然受け付けなかったから、まあ当然と言えば当然なんだろうけれども、それでもこんなに減っていると少々驚く。
今週はジョギングも多分全然出来ずに終わってしまいそうだから、節制しておかないと、ダイエット計画がまたおかしくなってしまうからね。
あ、そうそう。ダイエットと言えば、某女性ダイエッターMickを見習って、ちょっと計画の立て方を変更してみた。今までは、一カ月毎に体重の目標値を設定していた。でもこのやりかたをすると、僕の場合、月末が近くなるとやたらと無理をして帳尻合わせをして、その翌月に一気にだれてしまうので、体重の目標設定を一週間毎にして、毎週の目標値をずっと先まで組んでみた。これなら、二週間は何もせずひたすら食いまくり、月の後半二週間で死ぬほどダイエットをする、というアホな取り組みかたにならずにすみそうだ、ということで。
今月からこのやり方に変えたんだけど、今のところ順調にいっているようだ。まあ、もうしばらく様子を見ないと分からないんだけど。
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3年前の9月の今頃にも、東京に台風が来たんだな。
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僕は野球もサッカーも相撲も格闘技も大好きなのだが、そのことをあまり日記に書くことがないな。どうしてだろう。石川君や堀内さんみたいに、その日にあった試合のことなんかを書いてもいいじゃないかとも思うんだけど、今までやったことがないような気がする。似合わないから?いや、それだけじゃないような気がする。
せっかく思い付いたから、ちょっとK-1についてでも書いてみようかと思うんだけど、どうだろう。興味のない人は飛ばしてくださいな。
今年もK-1グランプリが、10月3日に開幕する。今年から、予選制度が出来て、昨年のグランプリのベスト8選手の他には、予選トーナメントを勝ち抜いた外国人選手4名、日本人選手2名、石井正道会館館長推薦3名(昨年ベスト8に入っていたフランシスコ・フィリォが極真の選手権参加のため棄権したため)という出場枠。去年までは、ベスト8選手以外は、どこの誰だかよく分からない選手が出たりしていたので(ヨーロッパ選手権とかアメリカ選手権はあったにしろ)、これは大きな進歩だと思っている。常連組の選手達も、うかうかしていると、予選から勝ち上がってきた選手達にひねられる、なんてこともあるかもね。
予選勝ち上がり組と館長推薦組で僕が期待している選手は、オランダのドージョー・チャクリキ所属の日本人選手、ノブ・ハヤシとかつての常連、フランスのジェロム・レ・バンナ。
ノブ・ハヤシは、まだキャリア1年ながら、チャクリキのトム・ハーリック会長が自信を持ってK-1に連れてきただけあって、とにかく強い。闘いぶりは、ピーターアーツ張りの前進力とハイキックがすごい。バイトして金を貯めて、いきなりオランダに行っちゃったってところも、なかなか今どきの日本人離れしてて凄い。今回のグランプリ一回戦では、いきなりアンディ・フグとの対戦となっている。3年前のアンディだったら、初物に弱くて精神的にも不安定だったから、ノブ・ハヤシ有利というところだったと思うけど、とにかく今年のアンディは強い。石井館長が、「こんなに強いアンディは好きじゃない」と嘆く(?)ほど安定してしまっているので、客観的にみるとなかなかノブ・ハヤシが勝つというのは難しいように思うんだけど、それでも大番狂わせを期待させてくれる逸材であることは確かだと思う。徐々に勝ち組が常連化してしまっているK-1で、風穴を開ける可能性が一番高いのが、ノブ・ハヤシではないだろうか、と思う。
で、もう一人の注目株、ジェロム・レ・バンナ。去年の夏のK-1 Dream 98で、サム・グレコに逆転K.O.勝ちしたきり、ぷっつりとK-1のリングから姿を消してしまっていたので、久々のK-1復帰ということになる。彼がK-1を離れたのは、非常に下らない理由(グレコに勝ったのに、自分のキャラクターTシャツが発売されなかったとか、ファンの集いに呼ばれなかったとかそんな感じのこと)だったらしいのだが、その後、契約問題だのなんだので、ほとんど干されてしまっている状態で、ここのところはろくに試合もできず、すっかり貧乏暮らしを強いられているそうだ。
でも、もともと地力のある選手なので、僕としては早い段階での復帰をずっと待っていた。で、今回の復帰戦となったのだが、対戦相手は、ジェロムと同じく館長推薦で登場する、ロシア人選手、サローキン・オレグ。この選手、身長220センチ、体重140キロという、かなり非常識な体格を持っているらしい(僕もまだ見たことがない)。ジェロムも198センチ、120キロだから、立派なスーパーへビー級なのだが、このバカみたいにでかい選手を、どうやって料理するのか、ものすごく楽しみである。ジェロムはホーストをK.O.したこともあるし、グランプリで準優勝したこともある実力者ながら、精神的になかなか安定せず、勝ったり負けたりを繰り返していたのだが、この1年のブランクで干された分、精神的にも強くなっているのではないか、と期待しているのだ。
というわけで、ノブ・ハヤシとジェロム・レ・バンナに注目はしているものの、やっぱり今年一番強いのは、ピーター・アーツが頭一つ抜きんでている感じがする。それを追うのが、サム・グレコ、レイ・セフォー、アンディ・フグといったところか。アーネスト・ホーストは昨年の病気と今年春にフィリォから食らった失神K.O.の影響がまだ残っている感じでイマイチだし、マイク・ベルナルドは最近すっかり闘い方のパターンを読まれてしまっていて勢いがないし、佐竹は調子は確かに上向きだと思うけど、一回戦でたとえ武蔵に勝ったとしても、ベスト8がいいところじゃないかというところ。カークウッド・ウォーカーをK.O.して世界チャンピオンになった武蔵が、佐竹に勝ったら、ひょっとしたらちょっといいところまで行くかもしれないけど。
まあ、そんなこんなで、K-1グランプリを、いまからすごく楽しみにしているのである。でもテレビの中継って、ものすごく物足りないんだよな、毎回。スカパーだと生中継でやるらしいけど、チューナーとかアンテナとか買う予算がないんだよな。誰か、スカパー持ってる人で、フジのチャンネル見れる環境の人、録画してくれませんか?、というか、当日、見に行っちゃダメですか(真面目なお願い)?
あ、そうそう、K-1のことを書いてて思い出したけど、極真空手の世界選手権のポスターがJRの駅にやたらと貼ってあるんだけど、あれってやっぱりK-1の影響なのかな。フランシスコ・フィリォが思いっ切りアップで映ってるしね。4年前にはこんな宣伝なんて、何もしてなかったような気がするんだけど。
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缶コーヒー、BOSSセブンの新しいCM(あの上司と部下が電車待ちしてるヤツね)、すごく気に入って、日曜日に自分の携帯の着メロに、あの金色携帯と同じのを入れてみた。でもああいう流行りモノの着音って、webとかですぐフォローされちゃうから、せっかく初オンエア当日に耳コピしていれても、あまり面白みがないようにも思う。ニナの会社の同僚の人も、もう入れてるそうだし、そろそろ恥ずかしいから止めちゃおうかな。
ちなみに、僕の携帯の着音、ほかにはDavid Bowie and Queenの「Under Pressure」のイントロと、Y.M.O.の「磁性紀」が入ってる。「磁性紀」はすごーくマニアックだけど、知ってる人が聞いたら、すごく喜んでくれると思われるぐらい、いい出来に仕上がっている。もともとテクノだから、着音の音質に合ってるんだよね、きっと。
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今日の体重:92.6キロ(今月の目標:91.0キロ)←(ダイエット決意時の体重は96.4キロ)
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