秋の夜長に 思うこと   自閉編


1999年9月16日(木) くもり

夜中、眠っている間にいつの間にかエアコンを入れていたらしく、ひんやりとした部屋の中で目覚める。

が、起き出して窓を開けたら、外はもっとひんやりしていた。ようやくちょっとは秋らしい天気。台風が一つ過ぎるたびに秋らしくなる、とはよく言ったもの。

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体調はずいぶんよくなったものの、まだ外を歩き回っているとちょっとフラフラする。熱はないはずなんだけど、まだまだ万全じゃない。

ドストイェフスキーを読み終えてしまい、次に何を読むか決心がつかないまま、適当に文庫本を掴んで家を出る。未読の本はまだ20冊以上あるのだが、どれも重く感じて、手に取る気になれない。そんな感じで持って出た文庫本は、ちっとも読む気になれず、本を読まずに過ごす片道一時間の何とも長いことよ。しかもバスも電車も、外気より車内の方が暑いんだから、もうどうしようもない。思わずUターンして家に戻ってしまいたい、という衝動に何度も駆られてみたり。

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仕事はそれなりに。何とか集中力を維持して。

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何となく冴えない一日だなあ、と思いつつ帰りの電車。あまり読む気になれなかった文庫本をパラパラとめくってみても、やっぱりあまり気が乗らず、目を閉じて何を考えるともなく、ぼんやりとあれこれと考えを巡らせていた。

そこへ、いきなりドーンと目に浮かぶような、明確なビジョンが浮かんできて、しばらく呆然とそれを受け入れる。作業に入らなければ、入らなければと思いつつ、なかなか入れなかった、ぐっと浮かび上がるビジョンというのが欲しかったのだが、全然予期していなかった時に、ドカーンとやってきた。

メモするものを何も持っていなかったので、忘れてしまわないように、何度も何度も繰り返し、浮かんできた映像を反芻して過ごす。おかげでもう絶対に忘れないほど明確に、頭に刻み込まれた。週末、集中する時間を作ろう。

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家に帰ってきてからは、過去に仕上げた作品の、回覧方法などについてあれこれ考えてみた。僕の日記を読んでくれている方々の中で、僕の作品を読んでみてもいい、という方々に、どうしたら一番効率良く読んでもらえるか。そんなことを考えて過ごしていた。近々このページで何らかの方法を発表すると思いますので、僕の小説を読んでみたいという奇特な方々は、どうぞもうしばらくお待ち下さいな(誰もいなかったりして)。

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LIONさん、出産(笑)おめでとう!これでもう安心、なのかな?

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もうそろそろ、このページのカウンターが、16万アクセスになる。今のペースで行くと、多分明日の夜ぐらいだと思う。いやあ、皆さんのおかげですよ、実に。ぴったりのカウンターをゲットされた方、または前後の惜しいところだった方、どうぞ僕までご一報くださいますよう、お願いしますね。

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今日の重:93.6キロ(今月の目標:91.0キロ)←(ダイエット決意時の体重は96.4キロ)


 

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