凍える夜に 思うこと  越冬編



2000年3月12日(日) くもり のち 晴れ


初稿が仕上がり、印刷もすべて終わり、今は赤入れ中。今週末は特に自分を追い込んで行うべき作業もなく、のんびりと過ごす。こういう気分で週末を迎えるのは、実に久し振りだ。とても気分がいい。

午後は名古屋国際女子マラソンを見る。高橋尚子、見事優勝。前半の遅いペースから、よく優勝タイムの2時間22分19秒までペースアップしたと感心する。オリンピック出場選手は明日発表になるそうだが、これはどうやら市橋、山口、高橋で決まりだろう。個人的には弘山を応援していたのだが、タイムでも今日の高橋より30秒以上遅れ、シモンとの勝負にも負けた弘山は、いかにも印象が悪い。

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夕方からしばらく作業。集中して赤入れ。今日で自分なりの赤は入れ終わった。一部書き直しと書き足しが必要な部分があり、削除する部分も出てくるが、出来にはおおむね満足している。あとは、お願いして初稿を読んでもらっている方々からの感想を頂き、さらにもう一度赤を入れて完成となる。

はぁ、長かったような短かったような、密度の濃い半年間だった。書いている最中は苦しくて、早く終わりたいとばかり思っていたのだが、こうして形になってしまうと、名残が惜しいというか、もっと続けたいというか、何とも不思議な気持ちだな。

今回の作品が完成した後は、ちょっと休憩してから、初稿を仕上げたまま放置してある中編を仕上げるつもり。

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夕食の後はスカパーを見る。ミル・マスカラスとドスカラス兄弟が来日中とのことで、試合を観たのだが、驚いたことに、マスカラスは公称57才(!)、ドスカラスも52才という年齢。だが二人とも体はしっかりと逆三角形で肌のつやも良く、空中技を次々に繰り出していく。圧巻だったのはマスカラスのトップロープからのブランチャー。このおっさんは不死身なのか、と疑いたくなる。こんな57才、ちょっといない。

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プロレスの後は、ビデオでPRIDE 8を見る。格闘技ばっかりだな。

メイン・エベントの桜庭和志vsホイラー・グレイシーの一戦は本当にすごい。セコンドについたヒクソン・グレイシーの悲痛な表情が何とも言えない。5月のPRIDE Grand Prix決勝ラウンドでは、いきなり桜庭和志vsホイス・グレイシーが組まれている。この闘いでもしホイスが負けるようなことがあれば、グレイシーはヒクソンをぶつけざるを得なくなるんだろうな。頑張れ、桜庭。

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今週末はジョギングを休んだ。先週末に20キロ走り、筋肉の疲れがずっと残ってしまっていたためだ。作業もせず、ジョギングもせず、ひたすらのんびりと過ごした週末。明日からはまた気合いを入れて、ジョギングと仕事と作業に励むことにしよう。

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今日の体重:88.8キロ(12月23日スタート時95.8キロ)、今日の体脂肪率:24.7パーセント(12月23日スタート時28.8パーセント)

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