新しくパートナーができたことをブログに書いた。
こちらの記事↓
この記事の中でも少し触れたのだが、独立した記事としても書いておいた方が良いと思って書くことにした。
それはポリアモリー(複数恋愛制)についての僕の立ち位置だ。
ポリアモリー(複数恋愛制)は壮大な人生の実験だったが、僕には向いていなかった
2017年夏から2018年夏の約1年間、当時の妻との間で「我々はポリアモリーでいこう」という合意をした。
お互いのブログに宣言を書き、反響を呼んでテレビにも出演した。
ポリアモリーは日本語では「複数恋愛制」という。
夫婦であっても恋人であっても、パートナーを一人に限定せず、複数の相手と恋愛する状態。
ポイントは関係者が全員の関係を認めること。
僕と元妻の場合、僕に彼女がいても良く、元妻に彼氏がいても良い。
そしてその関係性を当事者全員がOKとしている状態だ。
僕には恋人ができ、元妻公認という形でのお付き合いが約一年続いた。
その後恋人と別れた時点でポリアモリー状態は終了し、その後元妻とも離婚することになった。
以降僕にはずっと恋人がいない状態が続いていた。
恋人がいないから、現実的にはポリアモリーになりようがなかった訳だけど、問題は「じゃあ恋人ができたらまた複数恋愛制を求めるのか?」ということ。
要は主義というかスタンスとして、再びポリアモリーを目指し、複数の恋人を持つことを理想とするのか。
その質問に対する答えをしっかり書いておいた方が良いと思ってこの記事を書いている。
答えは明確にNO。
僕はもうポリアモリー状態は求めず、新しいパートナー一筋でいく。
というか、これはパートナーができたからそう決めたのではなく、もうずいぶん前にそう決めていた。
2018年12月、離婚した直後にnoteの有料記事にも「ポリアモリー終結宣言」という記事を書いている。
この記事を書いたときと今で、考えはほとんど変わっていない。
ポリアモリーを実践していた頃から3年以上がたち、総括するならこういうことだろう。
僕にとってのポリアモリーは、2017年当時の僕が置かれていた特殊な時期と環境が重なって実践した、壮大な人生の実験だった。
実験の結果、僕は恋人とも元妻とも別れることになったが、僕はポリアモリーを実践したことはまったく後悔していない。
あの時期の僕にはポリアモリーが必要なことだった。
でも、実践してみて骨身に染みて分かったことがあった。
それは、僕にはポリアモリーはまったく向いていないということ。
当時は元妻との関係性が行き詰まっていて、でも別れたくはなかった。
その打開策として元妻から提案されたポリアモリーに僕が乗った形になった。
でも、常に罪悪感がつきまとった。
僕は遊び感覚で恋愛をするタイプではない。
一人を深く長く強く愛するタイプだということを、あの時期は再認識することになった。
元妻と一緒にいれば恋人に対して、恋人と過ごしている時は元妻に対して罪悪感を抱いていた。
多分見た目には派手で華やかに見えただろうが、僕にとっては結構しんどい状態だった。
それが僕にとってのポリアモリーだった。
やってみたという点では凄く良かったが、もうやらない。やりたくない。
やってみないと分からないことだから、やってみて大いなる気づきを得たことに価値がある。
まあ、払った代償も大きかったけど、悔いはない。
元妻と離婚したおかげで、いまは独身の身として、正々堂々とパートナーとお付き合いできるのだ。
そのことはnoteにも書いた。
というわけで、僕のポリアモリーは2018年夏で終わっていたけれど、今後ももうポリアモリーを目指すことはないことを、明確に書いておく。
これからはモノガミーとして、パートナーと二人で歩いていきます。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。