石川県の能登半島先端の町、珠洲(すず)にある、かつての蛸島駅の廃駅舎に行ってきたのでご紹介。
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2016年6月 北陸旅行記 目次
珠洲ビーチホテルをチェックアウトした僕は、ホテルから車で5分ほどのところにある旧蛸島駅の駅舎を見に行くことにした。
蛸島駅は、もとはJR能登線、そのあとは「のと鉄道」の終着駅として利用されていたもの。
2005年に鉄道は廃止されたが、駅舎がそのときのまま放置されていると知り、どうしても見てみたくなったのだ。
さっそく紹介しよう。
旧蛸島駅 〜 JR能登線 終着駅跡地は営業終了日のまま打ち捨てられていた!! [2016年6月 北陸旅行記 その42]
▲ やってきました、旧蛸島駅。
雑草が生い茂っているが、それがなければ遠目には営業中と変わらない。
▲ 駅名表示もされたまま。
▲ 自動販売機も営業終了日のままという感じで、いかにも打ち捨てられている感じだ。
▲ 営業終了後、まったく後片づけをせずそのまま放置、というのがなんともすごい。
▲ 「本日は休業いたします」の札が痛々しい。
▲ 駅舎の中には入ることができないが、中に「ようこそ蛸島駅へ」の看板が置かれているのが見える。
▲ 線路があると思われる方向に歩いてみるが、雑草が生い茂り、線路を見つけることはできなかった。
▲ 多分このフェンスを乗り越えれば線路なのだろうが、立入禁止なのでここまで。
▲ 雑草が枯れている冬場に来ると、もしかすると線路が見えるのかもしれない。
▲ かつては人で賑わったであろう駅舎が痛々しくも、こうして訪れることができて嬉しかった。
まとめ
都会であれば、営業を終えた建物は、すぐに取り壊され、新しい建物に建て替えられていく。
しかし、ここでは完全に時間が11年前のまま止まっていて、すべてが打ち捨てられていた。
普段都心に暮らしていると、こういう光景はなかなか目にする機会がないので、貴重な経験だった。
能登線が颯爽と走っていた頃に想いを馳せ、蛸島駅をあとにした。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。