鎌倉市大町の路地の奥、山の麓にある「慧雲山 常栄寺」という日蓮宗の寺院に参拝してきたのでご紹介。
慧雲山 常栄寺は細い路地の奥、突き当たりにありお寺の奥はもう山である。
まるで山にめり込んでいるかのような景色だった。
入口には「ぼたもち寺」とだけ書かれていて、何やら不思議な雰囲気だった。
さっそく紹介しよう。
慧雲山 常栄寺 基本情報
神社名 | 慧雲山 常栄寺 |
---|---|
住所 | 神奈川県鎌倉市大町1-12-11 |
電話番号 | 0467-22-4570 |
創建年 | 慶長11年(1606年) |
宗派 | 日蓮宗 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | なし |
ウェブサイト | Wikipedia |
慧雲山 常栄寺 御由緒
以下、Wikipediaからの引用。
寺伝によれば、鎌倉時代に源頼朝が山上に由比ガ浜を遠望するための桟敷を作ったのが興りとされる。ここを守護していた印東祐信[2]の妻の日蓮宗の尼僧(「浅敷の尼」といわれる)が、文永8年(1271年)の龍ノ口法難の折り、処刑のため刑場(現・龍口寺)に引かれて行く日蓮に胡麻ぼたもちを捧げた、という伝承がある。この後に日蓮は刑を免れたことから「御首継ぎに胡麻の餅」として有名になった。
江戸時代、紀州徳川家家老水野重良の娘で日蓮宗に帰依した日祐尼が開基し、池上本門寺14世日詔が開山した。常栄寺の寺名はこの浅敷の尼の法名「妙常日栄」がもととなったとも言われている。
法難のあった毎年9月12日には、参詣人にもぼた餅が供養接待されている。
慧雲山 常栄寺 地図とアクセス
JR鎌倉駅東口から徒歩10分。
最新!慧雲山 常栄寺 1回目の参拝レポート 2022年9月
参拝日
2022年9月12日(月)。
9月12日は法難があった日。ただし当時は旧暦だろうから、同じ日というわけではない。
当日の様子
▲ 大町四つ角の近くを歩いていて、路地の奥に寺院らしきものが見えた。
▲ 歩いていってみると、確かに寺院である。
▲ 山門には「ぼたもち寺」とだけ書かれていて、お寺の名前が分からない。
もしかすると山門の反対の柱に正式名が掲げられてるのかも。
草木が生い茂っていて隠れてしまっているのかもしれない。
▲ ご覧のとおり、境内も背が高い草と木が生い茂り、ワイルドな感じ。
▲ 寺務所にようやく「常栄寺」の文字を見つけてホッとする。
▲ 本堂のすぐ奥はもう名越の山である。
すごい迫力。
▲ 静かに参拝。
▲ ここは池なのかもしれないが、草が生い茂り過ぎて確認できない。
▲ 鳥居が見えるが、やはり草木が凄くて入ることができない。
▲ 鳥居の奥には稲荷社があった。
カメラを望遠にして外から撮影しつつ遥拝。
この日のまとめ
きちんと手入れされている境内なので、敢えて草木を茂らせているのだろう。
最初ワイルドな雰囲気で驚いたが、境内に入ると優しい空気で居心地は良かった。
真冬に来たらどんな景色だろうか。
とても印象に残る寺院だった。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。