住むまでまったく知らなかったのだが、鎌倉市の中心部一帯は、正月3が日は外部の自動車・バイクの乗り入れが禁止され、封鎖都市となる。
規制区域内の住民や、仕事などで立ち入る必要がある人は、事前に警察署で許可証をもらい、検問所で許可証を提示して許可をもらわないと入れないのだ。
鎌倉駅から鶴岡八幡宮かけては観光客でごった返すが、それ以外の地区は車も人も全然いない、無人地帯が現れる。
住民の人が車を気にせずのんびり散歩していて、なかなかいい感じ。
これはちょっと面白い現象だと思う。
鎌倉中心部は正月に封鎖都市と化す!車乗り入れ禁止で道路はどこも歩行者バラダイス!! [鎌倉ライフ]
▲ 鎌倉のお正月というとこのイメージ。
国道134号の大渋滞にはまり、えらいことになる。
▲ しかし、見てください。この景色。
ここは、134号から鎌倉駅をとおり、さらに鶴岡八幡宮に突き当たる、「若宮大路」の風景。
元日の午前8時過ぎである。
▲ 同じ場所から反対を向いて、海に向かって撮った写真。
鎌倉の目抜き通りが、元旦の朝にこんな状態なのだ。
▲ その理由は、鎌倉の中心部に車が入れない通行規制が実施されるため。
大晦日の23時から元日の17時までと、2日と3日の日中が通行止めとなる。
▲ 国道134号から鎌倉駅方面に向かう滑川の交差点では、警察官が出て誘導をしている。
この大通以外の裏道も、全部封鎖されてしまうため、外部の車は許可証がないと、市中心部にはまったく入れない。
▲ 夕暮れ時、16:30くらいの鎌倉の若宮大路がこんな状態。
▲ JR鎌倉駅周辺も、全然車がいなくて異様な風景。
▲ でも、JR鎌倉駅をすぎて、段葛から鶴岡八幡宮に向かう道は、一転してすごい人数の参拝客でごった返している。
▲由比ヶ浜の夕暮れ。美しい。
まとめ
表通りも裏道も、まったく車がいないお正月の鎌倉。
静かでいいよー。
普段からのんびりしている鎌倉が、さらにのんびりして、この規制は住民にとってはすごくありがたいかも。
飲食店とかは、車利用客が来なくて大変かもだけどね。
お正月に鎌倉に来る方は、ぜひ参拝を終えたら、敢えて海まで歩いてみてください。
この静けさと清々しさにビックリするはず。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。