愛宕神社(あたごじんじゃ) 出世の石段を駆け登ってきたぞ!! [港区スポット]
僕のランニングコースに愛宕神社(あたごじんじゃ)という神社がある。
愛宕というと、愛宕山という23区内では一番高い山があり、そこに放送開始当初のNHKがあったことは有名。
ちなみに愛宕山の標高は25.7メートル。
虎ノ門とか芝とかの、真っ平らな一帯にあるので、こんもりした山はそれなりに目立つが、いかんせん周囲は高層ビルだらけで、ちょっと残念。
神社の前はいつも通りすぎるばかりで立ち寄ったことはなかったが、前から気になる存在ではあった。
そんなおり、大晦日にFacebookでこちらのブログを読んだ。
愛宕神社の石段はすごく急なのは見かけて知っていたが、「出世の石段」と呼ばれているとは知らなかった。
丁度今朝は初日の出ランニングのため皇居に行く予定だった。初日の出ランについてはこちら。
皇居から戻るときにちょうど愛宕神社の前をとおるので、石段を登ってみようと思い、行ってきた!
さっそく紹介しよう。
愛宕神社(あたごじんじゃ) 出世の石段を駆け登ってきたぞ!!
▲ やってきました、愛宕神社。
こうやって見ると、確かにすごく急勾配だなぁ。
愛宕神社は東京23区内では一番高い場所にある神社とのこと。
この石段は「男坂」と呼ばれ、迂回する「女坂」と二つの参拝ルートがある。
▲ かなりの急勾配で、ハッキリ言って怖い。
駆け登るなんてとんでもなくて、手摺りにつかまって一歩一歩噛みしめるようにして登った。
▲ 出世の石段を一気に登り切りました!
元旦から縁起がいいね!
ちなみに、この石段が「出世の石段」と言われるようになったのは、徳川家光の時代。
家光が家臣に「この石段を馬に乗って駆け上がり、境内にある梅の木を折って戻ってこい」と命じたところ、みな怖じ気づいて挑戦しなかった。
そのとき、まったく無名だった侍、曲垣平九郎が一人、馬でこの石段を駆け登り、梅の花を折って戻ってきて家光に捧げた。
家光は平九郎を称賛し、その名は「馬術の達人」として全国に轟き、それ以来この石段は「出世の石段」と呼ばれるようになったのだそう。
歩いて昇っても怖いのに、馬に乗って昇るとは、正気の沙汰とは思えない(汗)。
▲ 境内は初詣で客でごった返していたので、僕は遠くから参拝して帰ることにした(ランニングの途中だし)。
▲ この角度だと、いかに急勾配かが分かるかな?
一段ごとも急なんだけど、脚の大きさに対して段の幅が狭く、落っこちそうな感覚になるのが一番怖い。
いやあ、元旦早々冒険してしまった♪
これで2016年の飛躍は間違いなし!
まとめ
東京にも歴史ある建築物や寺社仏閣など、身近にあるのにスルーしてしまっているものが結構あると再認識した。
これからはこのブログでも、「東京」をテーマにした記事も、少しずつ書いていこうと思う。
地方の旅ばかり書いていないで、自分の本拠地、東京のことも書いていこう。
楽しみだ。
愛宕神社オフィシャルサイトはこちら!
神社についてもっと知りたい人が読む本
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。