JR大阪駅で、地下飲食街にあるお店に辿り着けず、25分間グルグルと迷うことになった。
僕は普段方向感覚が鋭く、道に迷うことは滅多にないので、かなり焦ることになった。
待ち合わせしていた友人を待たせることになってしまい申し訳なかったし、次回は繰り返したくない。
自分が犯したミスを履歴として書き残し、友人からもらったアドバイスも書き添えておくことにした。
さっそく紹介しよう。
大阪駅で25分目的地に辿り着けなかった原因 僕が犯したミス
当日僕はJR天王寺駅から、大阪環状線快速で大阪駅に着いた。
この日の目的地は大阪駅の飲食店街にある「お好み焼き 五郎っぺ食堂」というお店。
電車の中で食べログをチェックしたところ、住所が「大阪府大阪市北区梅田3-1-1 クロスト」しか書かれていない。
何階にお店があるのかも書かれておらず、これでは絶対に辿り着けないと思い、まずは「クロスト 大阪駅」で検索。
すると、クロストが大阪駅の地下飲食街であることが分かった。
次にグーグルマップで店名検索。
結果、大阪駅から徒歩2分と出たのでちょっと安心。
「徒歩2分ならすぐだろう」と考えつつ、電車は大阪駅に着いた
ミス1. 3Fの「連絡橋口」へと向かってしまった
大阪駅で電車降りると、目の前に上りのエスカレーターがあり、その先に「連絡橋口」と案内が出ていた。
目の前だったので、深く考えずこのエスカレーターに乗ってしまったのが最大のミス。
検索で調べたクロストのざっくりした地図では、梅田のヨドバシカメラ近くの地下らしい。
地下に行くのに3階に向けて上ってしまったことになる。
また、連絡橋口から中央口に出られるとなんとなく思っていたが、連絡橋口は3階で、中央口とはつながっていなかった。
ミス2. 自分の居場所を確認せず地下に潜ってしまった
連絡橋口を出て、僕はヨドバシカメラがある北側に向かった。
この時点でまだあまり深刻に考えておらず、「とりあえず地下に潜ってしまえば何とかなるだろう」、と思っていた。
そして、3階から地下1階までエスカレーターで降り、目的地である「クロスト」という飲食店街を目指すことにした。
ところが、地下に降りてもクロストという文字は看板にも案内版にもまったく出てこない。
頼りにしていたiPhoneのグーグルマップも地下に降りて機能しなくなってしまった。
地下の通路は迷宮のように入り組んで、碁盤の目のようにはなっておらず、次第に自分がどちらに向かって進んでいるのか分からなくなった。
地上と違い大きな建物や改札口のような目印がないため、自分の居場所すら分からなくなってしまった。
しばらくは絶望的な気持ちのままグルグルと地下を歩き回ったが、まったく手掛かりが掴めない状態でギブアップ。
待ち合わせしていた友達に電話をして状況説明。
しかし、状況説明するにしても、自分が今いる場所を説明できない有様。
機転を効かせた友人が、「一旦地上に出て桜橋口を目指せ」とアドバイスしてくれた。
友人のアドバイスに従い桜橋口を目指し、桜橋口から改めて地下に潜った。
大阪駅で電車を降りてから、待ち合わせのお店に到着するまで25分も掛かってしまった。
グーグルマップでは電車降りた時点から徒歩2分と出ていたので、その通りなら23分のタイムロスである。
連絡橋口に出てしまったのに続き、自分の居場所を確認する前に安易に地下に潜ってしまったのが2つ目のミスであった。
梅田ダンジョンで迷わないために、友人がくれたアドバイス
構内図はJR西日本サイトのもの。
とにかく中央口を出て、北か南か調べれば無難
今回待ち合わせしていたお店は、結果としては大阪駅の南側、桜橋口の下にある飲食店街だった。
僕が見たざっくりとした地図のほかにもう1枚地図があり、その地図では桜橋口から降りるよう書いてあった。
結果として、僕が地図を読み間違えたわけだが、そもそも連絡橋口に登っていってしまったのが間違い。
大阪駅は1階に中央口、御堂筋口、南口、桜橋口の4つの改札がある。
1階にいる限り、各出口は改札外の通路でつながっており、激しく迷うことはない。
中央口と御堂筋口は北側と南側にそれぞれの出口があるが、改札の外でつながっているので、北と南を自由に行き来できる。
土地勘がない人間が3Fの連絡橋口から出てそのまま地下に潜ったら、迷いにいくようなものだ。
なので、まずは中央口を目指し、中央口の北側か南側かを判断し、北口または南口を出てから地下に潜れば、大幅に迷うことはない。
今回の場合、僕が地図を見間違えて北を目指してしまったので、地上にいても迷ったかもしれないが、少なくとも自分がどこにいるか分からない状態にはならないはずだ。
駅直結のビルや地下街に迷い込まない
地上の4つの改札を出て、目的地付近から地下に入るのが一番の得策。
先に地下に入ってしまうと方向感覚がなくなるし、スマホのGPSも使えなくなる。
大きな建物なども見つけられなくなるので、地下にはギリギリまで潜らない方が良い。
また、駅直結のビルがたくさんあるので、それらのビルに地下から迷い込んでしまうと、まさに迷宮に迷い込むことになる。
ギリギリまで地下に降りず、地上で最寄り地点まで行くのが得策だろう。
まとめ
普段方向感覚が鋭く、道に迷うことが滅多にない自分が、25分も目的地にたどり着けないのはショックだった。
よく大阪駅周辺の地下街は「梅田ダンジョン」と呼ばれていることは知っていたが、まさに自分が迷い込んでしまうことになった。
直結の通路や地下街は便利だが、土地勘がなく久しぶりに来た人間には危険だ。
特に大阪駅周辺では改良工事をずっと続けていたため、僕が記憶していた大阪駅とだいぶ違っていた。
1F中央口の北側と南側の出口、それに御堂筋口の北口と南口、それに南口と桜橋口。
地上にある改札を押さえておけば、多少迷うことはあっても、目的地にたどり着けないことはないだろう。
今回の教訓を生かして、二度と迷わないようにしたい。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。