都電荒川線の「庚申塚」停留所近くにある、「巣鴨猿田彦大神庚申堂(巣鴨 庚申塚)」に参拝してきたのでご紹介しよう。
都電の停留所の近くにある、というより、庚申塚が都電の停留所の名前になっている、という方が正確だ。
僕は2008年から2010年まで文京区大塚に住んでおり、向原の都電停留所が近所だった。
その頃はよく都電に乗って庚申塚まで来て、地蔵通りで昼飲みをしたものだ。
しかし、当時は寺社仏閣に参拝する習慣がなかったため、庚申塚は素通りしていた。
今回久しぶりに庚申塚停留所を利用したので、巣鴨猿田彦大神庚申堂(巣鴨 庚申塚)に参拝することにした。
巣鴨猿田彦大神庚申堂(巣鴨 庚申塚)基本情報
神社名 | 巣鴨猿田彦大神庚申堂(巣鴨 庚申塚) |
---|---|
住所 | 東京都豊島区巣鴨4-35-1 |
電話番号 | なし |
創建年 | 1502(文亀2)年 |
ご祭神 | 天津祖庚申猿田彦大神・地津主甲子大己貴神・人津霊己巳小彦名神 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | なし |
ウェブサイト | 公式サイト |
巣鴨猿田彦大神庚申堂(巣鴨 庚申塚)御由緒
以下、公式サイトからの引用。
全国的に有名な巣鴨の庚申塚にあった庚申塔は、高さ八尺で文亀二年
(1502年)建立、現存していれば区内最古の石碑。昔、巣鴨の庚申塚は、中山道の本街道であり、板橋宿の一つ手前の立場として上り、下りの旅人の往来が激しく、休息所として賑わい簡単な茶屋も在り、人足や馬の世話もした。
広重の絵にも描かれ、江戸名所図絵で見ると、茶店に人が休み、人足の奪い合いをしている旅人もいて賑やかである。
ここに団子など売る茶店もできて、藤の花をきれいに咲かせていたのが評判で花の頃は、小林一茶も訪れて「 藤棚に寝て見てもまたお江戸かな 」の句がある。
尚、現在の庚申塔は、明暦三年(1657年)に建立されたものです。
以前の庚申塔は、世に云う明暦の大火とも振り袖火事とも云う大火のあと、復興のため江戸の入口、巣鴨にも、上州、秩父、川越方面より持込む木材が多く集積された。道路の左右は寸尺の空地も無く、庚申堂の碑に立掛けた竹木が重心を失い、庚申塔に倒れ当り五つに砕けた。砕けた庚申塔はそのまま土の中に埋め、其の上に新しい庚申塔を建立したと云う。
巣鴨猿田彦大神庚申堂(巣鴨 庚申塚)地図とアクセス
都電荒川線 庚申塚停留所から徒歩1分。
最新!巣鴨猿田彦大神庚申堂(巣鴨 庚申塚)1回目の参拝レポート 2022年5月
参拝日と参拝方式
2022年5月26日(木)に社頭参拝。
当日の様子
▲ 都電荒川線で王子駅前から庚申塚までやってきた。
都電に乗るのは10年ぶりくらい。
車両が今風のものになっていてちょっと違和感。
▲ 都電を降りるとすぐに庚申塚の交差点がある。
その先が「巣鴨地蔵通商店街」になる。
巣鴨猿田彦大神庚申堂(巣鴨 庚申塚)は交差点の角にある。
▲ 規模は大きくはないが、立派な山門が迎えてくれる。
▲ 提灯には「猿田彦大神」の文字。
▲ 立派な石柱も立てられていて、地元の方に大切にされていることが良く分かる。
▲ 手入れが行き届いた境内。
▲ ご由緒。
▲ 各町会の方の連名の縁起。
▲ 手水舎も立派だ。
▲ 庚申塚といってもきちんとした社殿がある。
▲ 初めての参拝。
どうぞよろしくお願いいたします。
この日のまとめ
庚申塚という名前から、石柱のようなものが建っているのかと思ったら、立派な社があって意外だった。
もともとは道祖神的な庚申塚だったものに、猿田彦大神を合祀する形で、今の形になったという。
やっと参拝できて良かった。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。