パラオにて 思うこと 2006
2006年12月12日(月)3日目 快晴
【パラオ旅行記三日目・South Rock Island Tour/夢のLong Beach&German Channel/Big Drop Off& Carp Island/鉄板どらごん】
6時頃起床。冷房を切って眠っても朝まで部屋の中はひんやりしている。何故だろう?
ベッドから跳ね起きるとすぐにベランダ側のドアを開けて天気を確認。昨夜思った通り、ほとんど雲がない快晴!やった!パラオの神様ありがとう。いつも通り前日のメモを書いてからニナを起こす。おはよう、快晴の空が僕たちを待っているぞ。
シャワーを浴びた後部屋で水着を着てしまい、そのうえに服を着て、支度をして部屋を出る。部屋を出てCoconuts Terraceに向かって歩いていると、向こうから白い猫が。おお、Simon!と思ったが顔の模様なんかが違う。でも良く似ているのでSimonの子供なんだろう。まだ小さくて痩せている。小Simonに会えたのも吉兆だな。小Simonはとても人なつこくてしばらく僕らの後ろをくっついてきた。可愛いなあ。
Coconuts Terraceでは今日も朝食ブッフェ。メニューが昨日と大幅に入れ替えられていて心配りに感謝する。以前どこか忘れたがホテルの朝食ブッフェがずっと同じメニューですっかり飽きてしまったことがあった。こういう小さな気配りが滞在客の気分を溶きほぐしていくんだよなあ。
通してもらった席もビーチに向かう最前列でとても気持ちが良い。 上の写真は食事をしつつ席から写したもの。
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食事を終えるとLogo Boutiqueで買い物。日本から帽子を持ってくるのを忘れたので購入。PPRのロゴが入った赤いキャップを買った。
買ったばかりの帽子をかぶってロビ−にいくと、すぐに日本人女性に声をかけられる。今日僕らが参加するツアーの主催会社impac社のジュンコさんである。我々のほかに2組が同じ車に乗り込みまずはimpac社の事務所へ向かう。
途中ジュンコさんと雑談。JALのチャーター便は日中に飛んでいるものとばかり思っていたが、とんでもない真夜中に飛んでいると聞かされてビックリ。昨日名古屋から来た飛行機は、名古屋発が10時過ぎでコロール着が午前2時半。PPRにツアー客が着いたのが午前4時とのこと。うーん、ひどい。
事務所はコロール島と隣のマラカル島を結ぶミナト橋のたもとのコロール側にあり、Jiveというガイドブックにも乗っているバーと軒続きになっていた(同じ経営とのこと)。
事務所でツアー代金$120とロックアイランド許可証$15を支払い、許可証に署名する。Rock Island地区に入る観光客はこの許可証を購入し携行していなければならない。許可証の代金はRock Islandの自然を維持するために使われる。
フィンとシュノーケルを借りてボートに乗り込む。僕らが最初にボートに乗り込んだのでボートの先頭の一番良い場所を確保できた。
同じツアーに参加するのは僕ら以外10人だったが、こちら皆さん同じ団体の方だった。日本人ガイドのヒデキさん、船長はパラワンのクラレンス、パラワンガイドのケビンという面々である。
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午前9時にツアー参加者を乗せたボートが出発する。僕らが参加するSouth Rock Islandツアーはパラオ定番のRock Islandツアーのパワーアップ版で、Rock Islandの中でも南に位置するポイントを巡るため、移動時間が長い。
ボートはコロールを出発すると一路南を目指す。最初のポイントまで約1時間かかる。
陽射しがいっぱいで青い空と次々に色を変える海を裂くように進むモーターボート。気分は最高である。 買ったばかりの帽子を風で飛ばされそうになりリュックの中にしまった。内海の間は波がほとんどなく静かだったが外洋に出るとぐっと海の色が濃くなりうねりが出てくる。内海から外洋に出る時にはワクワクする。
波を切るようにボートは進んでいく。海と空と雲とRock Islandの島々しか見えない。他には何も見えない。
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一時間ほどで最初のポイント、Long Beach(ロングビーチ)に到着。Long Beachとは、干潮の間だけ地上に現れる約800メートルの砂浜で、二つの島をつないでいる。残念ながら今日は干潮が午前6時過ぎでその後どんどん潮が満ちているため、ビーチは水没しているとのこと。
ボートで遠くから見ると、ビーチは確かに水の中に浸かってしまっているのだが、水深はごく浅いようで、砂が盛り上がっていて、三日月形のビーチが見える。
僕はLong Beachに上陸するのが夢だったのだが、朝ツアーが出発してすぐに潮の関係で今日は水没していると聞かされてガックリ落胆してしまった。干潮時にしか地上に現れないというのはガイドブックで読んでいたのだから、干潮時間を事前に調べておくべきだった。アホである。
ボートは底をこすらないようにスピードをギリギリまで落としてLong Beachに近づき停止する。いいなあ、上陸したいなあと涎を垂らしていると、ガイドのヒデキが「じゃあ、ビーチは沈んでますが上陸しましょうか」と言ってくれた。やったー!
急いで支度をしてLong Beachに上陸。上陸といってもビーチは水の中なのだが。干潮時に陸地になる一番浅い場所は水深10センチ程度で、本当に「もうちょっと」という感じ。真っ白な砂の上に降り立つと、360度白い砂と空と海しかない。天国度満天で感動する。こんな美しい場所がこの世の中にあるなんて。
真っ白な砂の中にたくさん「しじみ」がいるとガイドのヒデキが言い、皆でしじみを拾う。パラオのしじみは貝が白くて日本のしじみとは大分違う。上の写真で左に写っている上半身裸の男性がヒデキ、両手にシジミを持っている。
写真を撮ったり水に手をつけたり走り回ったりしてLong Beachを満喫。いやあ来て良かった。ビーチが水没していなければもっと良いが、上陸できたのでとても満足だ。ヒデキありがとう!
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Long Beachを出たボートは次のポイントへ向かう。10分ほどであのGerman Channel(ジャーマン・チャネル)に到着。
German Channelはドイツ統治時代に海中に作られた水路で、内海から外洋へのショートカットになっている。この一帯は水深が浅く干潮時には干上がってしまうため船が外洋に出るためには大きく迂回する必要があり不便だった。そこで水路を作り船舶が通過できるようにしたのがGerman Channelである。
で、もともとは人間が船を通すために作った水路なのだが、海の中の生物もこの水路が便利ということで使うようになり、特にマンタが大群で通過することから、パラオを代表するダイビング・ポイントの一つとなっている。
淡い緑の浅い海に、濃紺のまっすぐな水路が延びている。僕らはダイバーではないのだが、それでもGerman Channelを目の前で見られて大感激。ぞわぞわと鳥肌が立った。
ボートはしばらく水路の手前に止まり、その後ゆっくりと水路を進んで外洋に出た。マンタはいなかったが(いても船からでは見えなかっただろう)それでも大満足。本の中でいつも見てきたGerman Channelを通過できるなんて。
あと、このポイントからはパラオの代名詞にもなっている"Seventy Islands"を遠くからだが眺めることができた。これも感激。Seventy Islandsは保護区になっており観光客は入ることができない。
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German Channelを通過すると、ボートは間もなくシュノーケリング・ポイントに到着。今回のシュノーケリング・ポイントは、これまたダイビング・スポットとしても有名なBig Drop Off(ビッグ・ドロップ・オフ)である。近くの島から続く水深1メートルほどの珊瑚礁から、一気に水深600メートルに落ち込む垂直の崖があり、そこに魚が集まっているのだ。
シュノーケルとライフベスト、それにマリンパック(カメラ)を持ってボートから海に飛び込む。
すると目の前は一面の青の世界。水深が深すぎて海底がまったく見えないため、深いという感覚が湧かず怖くない。
浅瀬は本当に水深が1〜1.5メートル程度しかなく、びっしりと珊瑚が群生していて魚もたくさんいる。PPR前のビーチでは見られないウメイロモドキもたくさんいた。上の写真中央上の大きなのが中型のナポレオン・フィッシュ。
上の写真の左側が壁でこの上に浅瀬となる珊瑚礁があり、右側は果てしなく深い、水深600メートルの海である。ナポレオンが二匹写っている。壁に沿って小さな魚が縦に展開しているのも素敵。
朝ご飯の時のパンを一つもらってきて、水着のポケットに入れて来た。ちぎってばらまくとバカみたいに魚が集まってくる。
崖の斜面に沿って魚が縦に群れている。中くらいのサイズのナポレオン・フィッシュが何匹かゆったりと回遊している。真っ青な世界に原色の熱帯魚と珊瑚礁。まさに夢の世界だ。
夢中で泳ぎ、泳ぎ、泳ぎまくる。そして写真を撮る。ガイドのヒデキはフィンもシュノーケルもなしでぐーっと深いところへ潜っていく。魚みたいでカッコいい。途中クラレンスが素潜りでやってきて、水中の深いところから僕らの写真を撮ってくれた。
あまりに夢中で泳いでいたらツアーの皆からはぐれてしまい、知らない台湾人の団体の中にまぎれこんでしまった。一生懸命ニナを探す。フィンがちょっと大きすぎたみたいで左足の薬指がすれて靴擦れみたいになってきた。
ようやくニナを見つけしばらく一緒に泳ぐともうタイムアップ。うわあ、足も痛いし疲れたけどもっと見ていたい。名残惜しいので他のツアーメンバーがボートに上がるのを待ち、その間最後にもう一度水中を眺める。いやー良かった。
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シュノーケルを終えると時刻は昼過ぎ。ボートはBig Drop Offを後にして次のポイント、Carp Island(カープ・アイランド)へ向かう。ニナはBig Drop Offでのシュノーケリングで全体力、全精神力を使い果たして抜け殻になってしまい、呆然としている。
遠浅の海なのでボートは底をぶつけないようにそろそろと走り、15分ほどでCarp Islandに到着。Carp Islandは日本人ダイバーのパイオニアの岸川さんご夫妻が経営するリゾート、Carp Island Resortがある島である。空から見ると星形をしている島で、島の名前の由来は奥さんがプロ野球の広島カープファンだったことに由来するとか。島はこのリゾートがある以外はまったくの自然の状態で、世界有数のダイビング・ポイントまでボートで10分程度で行けることから、世界中のダイバー憧れの地でもある。
以前はリゾートには電気もなく、完全にプリミティブな状態で、島に泊まるのはダイバーだけだったのだが、現在は水洗トイレもお湯が出るシャワーも完備され、リゾートは拡張されており、ダイバー以外の、例えば我々のようなツーリストも気軽に宿泊できるようになりつつある。僕らは今回はPPRの宿泊だが、次回一泊だけこのリゾートに泊まってみたいと思っているのだ。
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ボートが桟橋に横付けされCarp Islandに上陸する。ワクワクするなあ。ここでバーベキューのランチである。長い桟橋の向こうにCarp Island Resortの看板が出ていて建物が見える。ついにここまでやってきた。
まずはガイドのヒデキが島についての説明をしてくれ、その後30分ほどフリータイム。トイレに行くと本当に水洗できれいだった。ニナが抜け殻になってしまったのでとりあえず日陰のある所でぼんやりと海を眺める。これも極楽での正しい過ごし方だ。ガイドのヒデキは桟橋のところで釣を始めた。どんな魚が釣れるのだろう。
30分ほどして13時ごろからバーベキューランチ。クラレンスとケビンが美味しいバーベキューを作ってくれた。ランチの支度をしている二人に話しかけ、ちょっと世間話。また「お前は本当に日本人か」と聞かれる。余談だがケビンはパラワンなのに泳げないそうで、ガイドのヒデキに「そういうパラオ人ているわけ?」と呆れられていた。ケビンは日本語が流暢で「泳ぐのとかあまり好きじゃないんです」ととぼけていた。
で、ランチタイム。ご飯とお味噌汁も付いて豪華なバーベキュー・ランチ。しかもヒデキがLong Beachで採っていたシジミもケビンがタマネギと一緒にスープにしてくれた。白いシジミは身がピンク色。ヒデキが二匹ほど魚を釣り上げて、それも一緒に焼いてもらって食べる。淡白な白身の魚だった。すげ−。 リゾートでは缶ビールを売っていて、僕らも買って来て飲む。アサヒ・スーパードライの350ml缶が$2.50。この世の果てみたいな南国の孤島にもスーパードライはあるのである。
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食事の後は一時間ほど自由時間。カヤックをやる人、ビーチで泳ぐ人、リゾートのオープンスペースの卓球台で卓球をやる人など過ごし方は人それぞれ。往復一時間のトレッキングでストーン・マネーを見に行くこともできるとのこと。ちょっと興味があったのだが、かなりきつい道と聞いて今日は諦める。ストーン・マネーは一度は実物を見てみたい。
ニナがねむねむなので僕らは木陰のビーチでしばらくのんびりし、その後ニナはハンモックで居眠り。僕はリゾート内をぐるりと回って写真を撮る。ブーゲンビリヤの大きな樹があって花が美しい。
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午後3時頃にCarp Islandを後にする。これで本日のSouth Rock Islandツアーは全てのポイントに立ち寄り、あとはコロールに戻る。帰りも一時間ほどの道のり。朝は雲一つない快晴だったのが、徐々に雲が出て来ていて、帰りには大きな積乱雲も出て遠くでスコールが降っているのが見えたりしてハラハラしたが、何とかスコールには合わずに戻って来られた。
途中Rock Islandのとても景色の良いところを通ったり、穴の開いた岩の穴をボートで通り抜けたりとサービス満点。いやあ本当に楽しいツアーだった。
午後4時過ぎにコロールのimpac事務所前の桟橋に戻る。ヒデキと記念写真を撮り、ケビンにPPRまで車で送ってもらう。ケビンは2年半ほど福岡に農業の勉強に来ていたそうで、来年また日本に行くかもしれないとのこと。自分のビジネス(観光)を立ち上げたいのだそうだ。頑張れ〜。
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リゾートに戻りシャワーを浴びてちょっと一息ついてから夕食の相談。体はずいぶん疲れてはいるが、せっかくなので外に食べに行こうということになる。
昨日と同じ6時にBBIバスに乗ろうと部屋を出ると、外は夢のように美しい夕焼け。バスの時間が迫っていて急がなければならないのだが、ついつい足を止めて眺めてしまう。すごいなあ。
さらにネコの小Simonが部屋の前に佇んでいたので思わず構ってしまう。かわいい。
BBIバスでコロールの一番奥にある「どらごん亭」前まで行く。僕ら以外は皆手前のバス停で下りてしまった。途中からスコールが降り出し、結構強くなる。僕らがバスを下りるとどらごん亭の中からパラワンの男性が出て来て、傘を貸してくれた上通りを挟んで反対側の、僕らが予約している「鉄板どらごん」まで案内してくれた。至れり尽くせりのサービスだ。
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予約しておいた「鉄板どらごん」は僕ら以外にお客がいなくて静かだった。従業員はフィリピン人とパラワン。オーナーの常さんはいなかった。Red Roostersは置いていなかったのでキリンを注文すると、一番搾りの350ml缶が出て来た。グアムで飲んだのと同じ味。
メニューを検分し、コースではなくアラカルトで注文する。グリーンサラダ、魚のカルパッチョ、シュリンプカクテル、サーロイン・ステーキ、シーフード盛り合わせを注文。ステーキとシーフードが鉄板焼きになる。
魚のカルパッチョはオナガという魚が使われている。バルサミコとオリーブオイルがうまくマッチしていて奥深い味わいで美味い!パラオは島国なので魚は新鮮なのだが、なかなか生の魚を上手に調理できている店が少ないのだが、このカルパッチョはまったく臭みがなくて本当に美味しかった。シュリンプカクテルのソースも美味しい(パラオではエビ料理を頼んでいる限りはずれはないような気がする)。
ビールの後白ワインをハーフボトルで注文。ワインの品揃えもパラオにしては素晴らしい。前菜を一通り味わったところでパラワンの若いシェフが搭乗し、僕らの前でシーフードを焼いてくれる。盛り合わせにはシャコ貝、エビ、オナガの切り身がついたが、どれもハッとする美味しさだった。素材の新鮮さはもちろんだが味付けが良いのだ。レモンとバターと塩こしょうの味付けのバランスが絶妙で唸る。美味い。
白ワインを飲み終えて赤ワインもハーフで注文。それに合わせてサーロインを焼いてくれる。サーロインの脂身の部分だけ切り離し、先に身の部分が焼き上がる。柔らかくて美味しい。こんな柔らかい肉にパラオで出会えるとは思わなかった。脂身の部分は鉄板にギューギューと押し付け、カリカリに焼いて出してくれた。これも臭みが取れて美味しくいただける。いやあ鉄板どらごんレベル高いぞ。
すっかり満足してお会計。$104と他の店に比べれば高いが、これだけの水準の料理を出してくれるなら文句はない。クレジットカード不可な店が多い日本人経営店でカードが使えるのもポイント高い。
店を出ると入れ違いに日本人カップルが店にやってきて、入り口ですれ違う時に記念写真を撮って欲しいと頼まれる。喜んでOKして僕らも写真を撮ってもらう。二人は新婚旅行で来ていてとても楽しそうだったので、この店の料理はすごく良かったよ、と教えてあげた。何とも微笑ましい。スコールはもう止んでいた。
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BBIバスでPPRに戻り、もうちょっと飲もうということで今日は昨日行ったプールサイドではなく、Coconuts Terrace入り口の脇にあるAkoi koi Barへ行っている。奥に広そうな印象を持っていたのだが、入ってみると奥が鏡ばりになっていて広く見えるだけで、カウンターは4席しかなく、主にCoconuts TerraceやMeduu Ribtal Restaurantで注文されたドリンクを作る作業場として機能しているようだ。
あまり落ち着かないので一杯だけ飲んで店を出る。時計を見るとまだ9時過ぎだが眠くて仕方がない。ぶらぶらと歩いて部屋まで戻る。スコールは上がったが空は曇っていて今日は星は見えない。
部屋に戻り今日一日の余韻に浸る。なんて素晴らしい一日だったのだろう。パラオの神様本当にありがとう。くたくたに疲れたが心地良く、すぐにベッドにもぐり込んで寝てしまう。
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