秋の夜長に 思うこと  自閉編




1996年10月2日(水)

To Here Knows When / My Bloody Valentine





定期的に、閉塞感と解放感が訪れている。





急速な開放により、再び閉塞感が訪れる。





閉塞感。Stagnation.





射精した後の倦怠感にも似た。





日に日に、カラダの中にチカラが蓄積されている。





もうすぐ、開放することができるんだ。





そんな、予感が、する、





夜。







Soon / My Bloody Valentine





瞳に吸い込まれるような錯覚を起こす、





錯覚だと分かっていても、吸い込まれようとする衝動に 身を委ねる





首筋から漂うあなたの香りに、





眩暈を感じたまま





時計が狂う







力いっぱいに





腕の中に、





閉じ込めておく、





Drunken Butterfly / Sonic Youth

粘膜がカラダから分離していくような むずがゆい感覚に耐えながら脂ぎった女が僕のペニスを貪る音が聞えている、どうして そんなに大きな音を立てて吸うんだろうと思っていると僕の一番敏感な部分に舌を 這わせるから、僕はたまらなくなって脂ぎった顔に射精し続けてしまう、自分でも 驚くほどずっと射精が続くから、僕は失禁してしまいそうになり、バリバリと 耳を引き裂くような音と共に、ローターを二つ持つヘリコプターが僕が隠れている 土管のすぐ上を、今日のStars and Stripesを運んでやってくる、精液と油脂が 反応を起こし、女の顔が変色している。緑色にただれた皮膚で、ゼイゼイと 呼吸する度に、絹と麻が擦れあうような音が子宮の奥から聞えてくる、 耳を塞いでも追ってくる、だらだらと緑色の粘液を垂らしながら、 爆音と共に、僕を貫く

Dirty Boots / Sonic Youth

愛さえあれば何もいらないよ、君さえいてくれれば何もいらない。







おいおい、ふざけるなよ。





じゃあ、一体誰が食わせてくれるんだ。





道に落ちてるもの食って生きていくことなんてできないんだから、





誰かが助けてくれるのを待ってることなんてできないんだから、





食らい付いて、骨まで食い尽くせ







チカラだ、パワーだ、権力だ





そうだ、残念ながら、権力は絶大なチカラをもつ。





権力に、隷属するのか、隷属させるのか、





権力に跪くこともせず、





跪かせもせず、





勝手に気持ち良く生きていたい


















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