思うこと


1998年6月14日(日)


Stop Loving You / TOTO

土曜日の日記はこちらに。



喉の渇きに目覚めると明け方の5時半。

僕の隣にはニナが、その向こうには夏の匂いのする人、ベッドの上には感傷的兄様と碧の似合う人が。頭がボーとして状況を把握するのに数秒かかってしまった。あ、そうだ、ここは夏の匂いのする人の、エッセンシャルオイルの仄かな香り漂う部屋なのだ。昨日のティーパーティーがそのまま宴会へと移行し、電車もなくなっていきなり泊めてもらってしまったのだった。

昨日に引き続きまたしても不明な早起き。床でゴロゴロしたまましばらく覚醒と睡眠の中間を彷徨う。

感傷的兄様が僕が昨夜コンタクトを放り込んでおいた精製水をゴクゴクと飲んでしまう。きゃーきゃーきゃーきゃー、殿、御乱心を〜〜っっっt!うーむ、困ったなあ。眼鏡も持ってきてないし、コンタクトの替えもないし。使い捨てコンタクトだったから良かったなあ。でも、体内で消化されないよね、ソフトコンタクト(笑)。

朦朧とした状態で起き出して、夏の匂いの人がタクタクとキーボードを打つところを眺める。タクタクタクとキーの音がして、ページが完成する。ふむふむ。

碧の似合う人のお土産のコーヒーを夏の匂いのする人にいれてもらってゴクゴクゴクゴク。飲み過ぎた翌日の朝のコーヒーっつーのは、何とも懐かしい気分にさせられるのは、夜明けのデニーズとか夜明けのアカシアとかの名残なんだろうか。ゴチソウサマデシタ。

8時過ぎになって全員起き出し、9時過ぎに全員で家を出る。結局散らかったまま退散してしまった。申し訳ないっす。外は今日も冷たい雨。体がみしみし言っているが、不思議と全然不快感はない。

駅で用事のある夏の匂いのする人と別れ、残りのメンツで近所のファミレスへ。思わず仕事の話しになってしまい、感傷的兄様と延々と語りあってしまったりして。

碧の似合う人の出勤時間が近づいてきたので店を出て駅まで歩く。山手線で途中まで一緒に。乗り換え駅でバイバイしてニナと二人に。駅の階段で、コンタクトがない影響で転げ落ちそうになる。ひえー、裸眼で表を歩くなんて、一体何年ぶり?思わずニナに先導してもらってしまう。

三鷹に着くと雨は土砂降りに。バスに乗って帰宅。疲れてるんだかハイなんだか良く分からない状態。うーん、でもとっても楽しかった。気心知れた友達とわいわいやることほどストレス発散になることはないってことを実感。胃の辺りでグリグリ凝っていたものがなくなったような気がするもんね。



Fast Car / Tracy Chapman


家に帰ってきて、何となくゴロゴロしたくなって真っ昼間から布団を敷いてしまう。これは日記廃人とか云々の前に正真正銘の廃人ですな。だってだるかったんだもん、体が。

僕はプチプチと日記書き&メイル書き。それと日記読みも。でもどうも集中力が続きません。あれだけ飲んだ後に睡眠不足ときちゃあ、集中力があるほうがおかしいかも。というわけで、ダラダラダラダラと冷たい雨の午後を過ごす。ニナは僕の背後で読書していたが、いつの間にかお昼寝に突入。随分長い間眠り続けていた。

夕食も「作る気にならないね」ということで宅配ピザで済ませてしまう。最近料理作ってないなあ。

食後テレビを観ていたら強烈な睡魔に襲われてうとうとと眠ってしまう。昼寝(といっても夜だけど)なんてしたの、すごく久し振り。とても気持ち良かったよ。

9時にニナに起こされてサッカーをテレビで観る。二人してエキサイトしてギャーギャーギャーギャーギャーギャー大騒ぎしながらの観戦。そうか、新屋さんがスタンドにいたのか。やっぱりこういう時、誰かと一緒に観ているとつい騒いでしまうものですな。

あーあ、負けちゃった、ってことで落胆しつつ入浴。風呂の中でもブツブツと一人で文句を言い続ける。

風呂上り。睡眠不足が堪えてきてすぐに眠くなる。布団に入って目を閉じても、まだ二人してあーだこーだと言い続ける。ふぅっと溜息をついたら、もう次の瞬間には眠っていた。


 

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