秋の夜長に 思うこと 自閉編
1998年10月9日(金)晴れ
午後からc社がらみのトラブルが怒涛のように押し寄せる。まさに波状攻撃という感じ。へろへろになる。担当のKさんが良い人で申し訳ない気分にまでなる。夕方過ぎには無事解決。
外食しようか家で呑もうか迷ったのだが、結局吉祥寺の「庄や」でニナと呑む。アーリータイムズのボトルが2400円というのは、いくらなんでも安すぎないか?でも体調がイマイチなので赤ワインを二人で一本でやめておく。
めずらしく喋るのに夢中になり、もう一軒行こうということになる。「カーブじゃなくてケーブ」へ。僕はティオ・ぺ・ぺのダブルのロック、ニナはソウルキッスというベルモット系のカクテル。
金曜日の吉祥寺の駅前はバンドキッズ達がちらほらと。「The Sex of It」なるバンドの演奏を約30分見る。最初に見たときからもう2年経つが、金曜日には必ずやっているようだ。この持続力には感心する。サイドギターが加わって音に厚みが増した。ルックスは悪いがなかなかいい音を出す。
ちびっちゃい女子高生がギターケースの中にちょこんと座り、アコギを抱えて歌っていた。しかも制服のまま。黒山の人だかり。やはり女であるということはそれなりに武器になるらしい。
完全にラリった女に火を貸せと言い寄られる。タバコを吸いながら膝から崩れ落ちた。いったい何をやるとああいう状態になるんだろうか。
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最近「たまち屋」のソバに飽きて、「寄鳥味鳥」の定食ばかり食べている。
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田中康夫、「なんとなく、クリスタル」読了。
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