秋の夜長に 思うこと  自閉編



1998年11月22日(日)曇

昨日は出張先から帰ってくるという半分仕事みたいなことをして一日を終えたせいか、どうも今日が土曜日だという気がして仕方がない。

目が覚めると抜けるような青空、というのを期待していたのだが、どんより鉛色の空。いまにも雪が降り出しそう。もう雪はいいってば。

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ニナ作のスパゲッティ・ペペロンチーニで遅めの朝食。母親に電話して、結局つきあう旨連絡。2時半過ぎに家を出る。

井の頭線と新玉川線、さらに田園都市線を乗継いであざみ野駅までニナと二人で。途中僕はずっと京極夏彦の「狂骨の夢」を読み続ける。

あざみ野の駅前で母と待ち合わせ。来たこともない駅で母とニナと僕が三人で佇んでいるというのはちょっと変な感じ。

駅前の事務所に向かい、ちょっと迷ったりしつつも無事到着。若い営業君が出てきて、車に乗せられてあちこち連れ回される。まあ、誠意のある感じの人だったから、信用してもいいのかも。

事務所に戻ってきてから営業さんの上司の人と長いこと話す。こちらも歯に衣を着せぬタイプのオジサンで、ずばずばと意見を言ってくれてこちらとしては大いに助かる。

結局事務所を出たらもう7時半過ぎ。らーめん博物館に行こうという計画はあえなく頓挫し、代わりに母とパスタなど食べて帰ることに。母もなにやらニナには気を許したようで、妙に盛り上がって楽しかった。

9時過ぎにあざみ野を出て、電車とバスを乗継いで帰ってきた。それにしても東急田園都市線の沿線って、みんなおもちゃの街みたいな雰囲気だな。

帰宅後はバーボン飲んでニナとうだうだ喋って、それから眠った。








 

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