秋の夜長に 思うこと  自閉編



1998年11月29日(日)快晴

今日も休日。

体調が良いらしく、元気に目覚める。8時過ぎ。もう一度目を閉じて二度寝して、結局目覚めたのは9時半。12時間眠ったことになる。

でも夜早く寝て朝も早く起きている分には、寝過ぎたという罪悪感は全然ない。これが深夜2時に寝て午後2時に起きたということになると、かなり「終わったな」という気分になるだろうけれども。

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張りきって朝食を作る。スクランブルエッグ、ボイルしたソーセージ、チーズロールに紅茶、牛乳。昨日に較べると幾分柔らかい青空に包まれるような気分で食事を済ませる。うん、今日も元気。やはり小説を書き終えてからどんどん元気になっていく自分を感じるな。

散歩がてら柳沢の駅まで買い物に行こうということになり、昼頃に家を出てニナと二人で駅まで歩く。ニナが欲しがっていたハトムギ茶とかどくだみ茶とかが柳沢では手に入らず、結局バスに乗って吉祥寺に行くことに。

吉祥寺ではまずはニナのお茶探し。比較的あっけなく目当てのお茶が見つかってニナはニコニコ。いくつか古書店などひやかしたりしてから、レンゲを購入。

吉祥寺の街も、いつの間にかチェーン店ばかりが増えて、地元の頑固親父の店みたいなところがどんどんなくなってしまい、ちょっと寂しい感じがする。ついこの前まで金物屋だったり文房具屋だったりしたところが、どんどん妙に清潔なチェーン店になってしまうのはちょっと残念な感じ。

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フレッシュネスバーガーで軽く昼食。なかなか美味し。でもここもいわゆる地元の店を潰して出来た店なんだよな。

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西友であれこれと買い物。テーブルタップだの水道のパッキンだの食材だの。やたらと値引きをしていて、レジは長蛇の列だった。

日が暮れるころに家に帰り着く。壊れてしまった部屋のアンプをデタラメにいじっていたら突然直ってしまった。嬉しいことは嬉しいのだが、一体なんだったんだと不思議に思う。まあでも修理に出さないで済んで良かった。

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夕食はニナ作のアジの塩焼き、ヒジキの煮付け、なめこ汁。アジの塩焼き超美味。ひじきもやたらと美味い。モウモウ、というほど食べてしまう。ゴチソウサマデシタ。

実家から電話が入る。嫌なニュース。一体何のために先週僕は母につきあったのか。

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深夜にちょっと衝撃的なニュースが届く。酒は幾らでもつきあうから、早く元気になるように>二人とも。

日曜日の夜にしては夜更かし気味に眠る。








 

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