思うこと
1999年8月4日(水) 晴れ 時々 くもり
出張の疲れが出てる。夜中にすごく暑くて、何度も目が覚めて、結局5時半に目が覚めたきり、眠れなくなった(誰かさんはまだ余裕で起きてる時間だろう)。
濃いめのコーヒー飲んだり朝ご飯食べたりして、それなりに何とか立て直して家を出て、仕事を始める。
20キロぐらいの荷物を持って、客先に納品に。ねえ、翻訳ですよ、奥さん。鉄の固まりじゃないんですよ。紙の束20キロ分って、ちょっと異常じゃない?印刷物100部とかならまだ分かるけど。
指がちぎれそうになりながら、ぶーんと遠心力を使って荷物を電車に乗せたら、その瞬間に全てのエネルギーを使い果たしてしまったように、がくりと元気がなくなってしまった。
おかげで午後はずっと意識が近づいたり遠のいたりというひどい状態で、これでよく仕事をやってたな、という感じ。それでもちゃんとこなしてしまうところが、きっと僕の最大の問題点なんだと、毎度ながら思う。具合が悪ければ倒れればいい、嫌なら拒絶すればいいのに、何とかうまくこなして、きちんと片をつけてしまう。それって、歪んでないか、と時々思う。
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ところが、夕方も遅くなってから、突発的なトラブルが発生して、頬を叩かれたようにシャキッとする。さっきまでのダメダメモードが嘘みたいにサクサクと仕事をして、勢い余ってブチョウと飲みにも行って、ほろ酔い気分で帰ってきた。あーあ、お気楽なんだか鬱何だか、さっぱり分からん性格だなあ。
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家から歩いて30秒ぐらいのファミリーマートに寄って、氷だの水だのニナの晩飯だのを買い込んでいたら、背後から「立花さんっ」と声をかけられた。
驚いて振り向くと、そこには何と、「ファッショな居酒屋」のタニグチ君が、何とスーツにネクタイ姿でニコニコ笑って立っていた。
さらにビックリしたのは、彼は3月で学校を卒業してアルバイトでやっていた「ファッショな居酒屋」を辞めて、今はサラリーマンをしていて、それまで住んでいた吉祥寺から引っ越して、今は何と僕の家から徒歩1分のところに住んでいるということ。
最近、昔ほど良くなくなってしまって、すっかり遊びに行かなくなってしまった「ファッショな居酒屋」のことを愚痴愚痴としばらく話してから、タニグチ君は牛乳を買って帰っていった。名刺に携帯の番号を書いて渡しておいた。近いうちに飲む機会があるといいな。
すっかり興奮状態で家に着いて、しばらくニナと盛り上がる。電話中だった石田さん、すまんでした。こんな下らない話題で我々、盛り上がっておりました(笑)。
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今、これを書いていたら、急にすごい雨が降ってきたみたい。何の意味もなく、ボブ・ディランの「激しい雨」を思い出してみた。朝まで降り続いて、葉っぱに積もった都会の埃を洗い流すといい。
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誕生日おめでとう>黒を纏う人(読んでないってば)。
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京極夏彦、「百鬼夜行―陰」読了。
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今日の体重:91.2キロ(今月の目標:88.0キロ)←(今週は黙認)
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