秋の夜長に 思うこと   自閉編


1999年9月27日(月) くもり 時々 晴れ +550

うーむ、どうもしっくりこない。

週末はずっとのんびりと過ごして、エネルギー満タンのはずなのに、朝っぱらからすごく疲れている。疲れている、というより、全身がだるくて仕方がない。

なんだか、精神と肉体の疲れのバランスがすごく悪いような感じがして、体中がバラバラになってしまいそう。せっかくの一週間のスタートだというのに、溜息ついてうつむき加減で家を出る。おまけに昨夜はニナ作のカレーが美味しくて食べ過ぎてしまい、胃がもたれて大変だった。せっかく美味しいのだから、ほどほどにしておけばいいのだが、どうもカレーを食べる時だけは、自分が高校生の時と同じペースで食べようとする仕様になっているらしく、許容量を越えてしまうのだな。ああ、おかげで今朝は食欲ゼロだこりゃ。

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どうにも集中力が上がらなさそうなので、バスと電車の中では意地になって読書。最近ちょっと体が疲れ気味だからということで、本は読んだり読まなかったりで、うとうとと眠ったりもしていたのだが、やはりここは一つ気合いとリズムを復活させるためにも、車内は読書。

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しかし残念ながら会社に着いてもテンションはあまり上がらず。客先でtaitoさん相手にちょっと愚痴る(わはは、taitoさん済まんでした)。「最近そんな忙しくないんだよー」と言うtaitoさんの顔色は、今日は一段と青くてちょっと心配になる。二日酔いだったのかな。

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午後も夕方もだいたいそんな感じ。どうにもイマイチな一日だった。まあ、毎日ギンギンのハイテンションで生きていたら速攻で死んでしまいそうだから、たまにはこういう日もあっていいか。

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帰りの車内で、村上春樹を読み終えた。一日で一冊ってのは、すごく久し振りだな。夏に大江の長編を読んで以来、どうものったりのったりと読む癖がついてしまったみたいで、自分でも嫌だった。しばらくテンポのよいものを読んで、リズムを掴もう。

小説を読み終えて、まだ時間がだいぶあったので、しばらく自分の今後のビジョンについてあれこれと考えてみる。僕ももう30歳になったわけだし、いつまでも夢を追ってダラダラとやっているわけにはいかないよな、ということで。

あれこれと考え、一応自分なりのケジメの時期を設定してみる。今年の春に落選して以来、具体的な目標がいまいち絞り込めずうだうだしていたので、これを機会に気合いを入れたい。

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家に帰ってきて、夕食は昨日のカレーの残り。今日もやっぱり食べ過ぎてしまう。あああああ(アホですな)。

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今日の重:93.4キロ(今月の目標:91.0キロ)←(ダイエット決意時の体重は96.4キロ)

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村上春樹、「回転木馬のデッドヒート」読了←実はこの短編集大好き


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