秋の夜長に 思うこと   自閉編


1999年10月13日(水) 晴れ 蒸し暑い

禁酒二日目。

ということで、当たり前のことだが今日も飲んでいない。食事の後にコーヒーを飲みつつ、あれ、日本茶の方が良かったかな、なんて考える日々。

昨日の夜は、少し早めに布団に入ったのだが、それから夢中になって宮本輝を読んでしまい、結局いつもより遅くまで起きていた。いつもは酔っていて夜中に本を読んだりできないので、物珍しかったのかもしれない(おい)。

で、1時15分ぐらいになって目を閉じたのだが、これがなかなか眠れない。いつもなら目を閉じて3秒後には眠って(失神しているという噂もあるが)しまうのだが、昨日は素面なのと、読みかけの宮本輝の小説が凄いのとで、何とも気分的に落ち着かず、30分ぐらい布団の中でごそごそとやっていた。

そしてようやくうとうとしかけた頃に、ふと気づくと両手が震えているではないか。

眠りかけて薄ボンヤリとした意識の中で、ああ、これって禁断症状なのかねぇ、などと呑気に考えつつ眠ってしまった。今朝になって手を気にしてみたが、全然震える気配もない。あれは果たして夢だったのか、それとも本当の禁断症状だったのか。うーん、どうせならキーボードが打てないぐらい震えてくれたら、今日の日記のネタにできたのだが(おい)。

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そんなこんなで禁酒二日目も無事クリアできそうな気配。

僕よりもニナの方が飲みたがっている。ふーん、何だか意外な展開だ。僕は今のところほとんど飲みたいという感じはない。もちろん飲めれば嬉しいのだが、渇望するような感じというのはない。ニナより体が大きい分、明日あたりにその感覚が遅れてやってくるのだろうか。

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一瞬の夏かあ。いいこと言うなあ、実に。

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【旅】

今年の夏に屋久島に一週間旅行して以来、どうもお尻が落ち着かない。

お金と時間に余裕があれば、すぐにでもまた旅に出てしまいたいという気持ちが、ずっと気持ちの底の方で燻っている。そして僕は預金残高としばらくにらめっこをして、深く溜息をつくのだ。江口さんといい勝負かも知れん。いやホントに。

しかし当面の旅行の目標は、何としても来年の夏にもう一度屋久島の土を踏むということなのだ。ああ、行きたい行きたい。考えただけでもそわそわしてきて、喉を屋久島名産の焼酎「三岳」が滑り落ちて行く感覚が。。。。。はっ、いかんいかん。

屋久島以外にも行きたいところはいっぱいある。北海道、京都、大阪、神戸、柳川などなど。

ああ、煩悩の海に溺れてしまいそう(ぶくぶく)。

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村上龍、「限りなく透明に近いブルー」読了。←作業のテクストとして

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今日の重:94.8キロ(今週末の目標:93.0キロ)←(ダイエット決意時の体重は96.4キロ)


 

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