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人生の30年計画を作ろうと思う

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先日受講させてもらった神田昌典さんの2daysセミナーで、すごく心に響いた言葉があった。

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本田健さんが語った「人生の30年計画」

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「人生の30年計画」。

ゲスト登壇者のお一人、本田健さんが言った言葉だ。

育児のためセミリタイア生活を送っていた本田健さん。若くして経済的成功を収めた本田さんは、食うため働く必要はなかった。

育休を終えて再び働くに際して、本田さんは本の出版をしようと思い立つわけだが、そこで行ったことが、30年計画を作ることだったという。

そして本田さんは、30年計画を実行に移す。

最初に行ったこと、それは出版社に売り込むことではなく、無料の小冊子の原稿を書いて自費で印刷・製本し、友人たちに無料で配ることだった。

その数数百部。無料だからもちろん本田さんには1円の収入にもならない。

信頼できる友人たちに、「読んでみてよ」と配ったのだ。

小冊子を読んだ友人たちはその内容に感動し、「友達にも配りたいのでもらえないか」と本田さんに打診した。

人から人へ、口コミから口コミへと小冊子は配られ続け、総印刷部数が10万部を越えた頃に、本田さんのもとに出版社から「この小冊子を本にして出版しませんか?」という依頼が舞い込む。

本田さんは、そうなることが分かっていたという。

 

 

そして本田さんの本はベストセラーになり、その後も出す本すべてがベストセラーという、押しも押されもせぬ大作家の道を歩むことになる。

無料で配った小冊子は結局150万部前後刷ることになったという。

印刷代と送料だけで2〜3億円の費用がかかったという。

だが、本田さんには、その費用を大きく上回る収益がもたらされた。

テレビにも出ない。ウェブや雑誌にも一切顔出ししない本田さんが採った戦略は、「リアルの口コミ」だという。

今もコンスタントに本を出版するが、大ヒットを狙うのではなく、7万部を目指して本を作って行く。

短期間に爆発的に売れ、市場に消費され、摩耗し疲弊し終わってしまう作家ではなく、淡々と、コツコツと、忘れられず、ブームにもならず、しっかりとファンの心を掴み、そして売れ続ける。

気がつけば本田健さんの書籍販売数は累計530万部を突破。この数字は現役作家では村上春樹さんに次ぐもので、ビジネス書作家としてはもちろんナンバーワンだという。

そんな本田健さんが最初に作った30年計画。そして今は、その計画の11年目だという。

 

 

 

僕も30年計画を作りたい

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僕は自著「ノマドワーカーという生き方」などにも書いてきたとおり、「人生の5ヶ年計画」を作っている。

自己肯定感が低く自分を敗北者だと思っていたダメダメな状態から「人生を劇的に変える!」ことを目標に突っ走ってた5年間を支えてくれたのは、5ヶ年計画だった。

5ヶ年計画に書いた、「会社を円満退職して独立する」「本を出版する」「愛する人と幸せな家庭を作る」「自分ブランドで生きる」「ダイエットを成功させる」「フルマラソンを完走する」など主要な項目はほとんどすべて実現することができた。

そして昨年末で第1次5ヶ年計画は終了し、今年から新たな5ヶ年計画を作ったのだが、どうもいまいちしっくり来なかった。

「急激な変化に伴う燃え尽き」もあったと思う。

しかし、本田さんの言葉を聴いた時、「僕は5年よりももっと長い先を見据えて生きたいんだ!!」と直観的に思った。

第2期5カ年計画がしっくり来ないのは、5年後には49歳になる自分の、そこから先が見えないことへの不安と不満だったのだと気づいた。

 

 

44歳といえば、これから健康に生きても人生の折り返しと考えるべきだろう。

個人的には120歳まで現役でいるつもりだが、あまりにも楽観的な予測は危険だ。

そんな僕に、30年計画はまさにピッタリではないだろうか。

それは、僕の人生後半の歩みをほぼ全部網羅することになるだろう。

30年後の僕は74歳だ。74歳まで生きられる保証はもちろんないが、生きられるという前提で計画を作りたい。

そして、74歳でもバリバリ元気で現役ならば、そこから先の104歳までの30年計画を作ればいい。

でも、まずは74歳までの30年に、僕が人生でやり残したことをすべて詰め込んで実現するための「未来に向けての年表」を作りたい。

どうしても作りたいと思ったのだ。

 

 

というわけで、今すぐにでも作り始めたいのだが、この週末まではワークショップの準備などもあり計画作りに没頭できない。

来週から時間を作って、作成してみたい。

フォーマットは表計算ソフトNumbersを使って作ろうと思っている。

Excelにしないのは、iPhoneやiPadでも見たり編集したりできるようにしたいから。

さあ、どんなものが出来るか、楽しみだ。

計画自体を丸ごと公開することはないと思うけれど、計画が出来た時に感じ変化や、その後の実現度などは報告したいと思っている。

すごくワクワク、楽しみだ。

 

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