凍える夜に 思うこと  抱擁編



1999年1月9日(土) 晴

昨日は久し振りに不明編なんか書いて楽しかった。

僕にとって不明編に必要な要素は、音楽とお酒と間接照明、この3つかも知れない。PowerBookで帰りの電車の中でちょろちょろっと不明編というのは、ちょっと不可能だと思う。まあ誰でもそうかも知れないけど。

不明編を書いた時、読んでくれた人達の反応がいつもと違っていて、これもなかなか興味深い。

空ボタンに関して言えば、連打してくれる人が多い代わりに、全体の数は少ないというもの。昨日の不明編も連打してくれる人は普段より格段に多かったけど、全体的な空メイルの数は少なかった。

僕の勝手な想像では、うまいこと僕の気持ちとシンクロしてくれた人はバンバンとボタンを押してくれるけど、うまく僕の言葉とシンクロできなかった人にとっては単に不明な文章になってしまい、読んでても全然詰まらない、ということなんだと思っている。

今となっては自分でも信じられないが、一昨昨年から一昨年にかけて、4カ月ぐらい毎日のように不明編ばかり書いていた時期があった。あの頃は何かと不安定な時期だったからということもあったとは思うけれど、よくあんなに毎日不明編ばかり書いていたものだ、と思ってしまう。

毎日というのはちょっとどうかと思うけれども、時々書くのはとても楽しいので、これからもちょこちょこ書いてみようと思っている。

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さて、日記だ日記。

予告通りの休日出勤。朝の10時から夜の9時までみっしりと。

そして明日も休日出勤。朝の10時から。ああ、休みたい。

仕事の合間にカイシャのG3を物理フォーマットし直して、パーティション切って、それぞれに日本語のシステムと英語のシステムをインストールしたりもしていた。それにしてもG3は本当に速い。

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ニナがちょっと体調を崩していて元気がない。珍しく2日続けて日記を更新したりするから具合が悪くなるんだ(笑)。

早く元気になるといい。

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京極夏彦、「魍魎の匣」読了。








 

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