13年連用 思うこと(独酔亭日乗)


12月7日 

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2008年12月7日(日) 晴れ

【どうやら私は/Movable Typeをいじる/Things I See, Just Like Honey, No Hate Made】

どうやら私は山田優と同じ誕生日のようだ(もちろん生れ年はちがう。それも15年)。 だからどうした、と言われても困るが :)。

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昨日インストールしたMovable Typeをあれこれいじりまくる。こういうことをやってると時間を忘れるなあ。でもお陰で肩がパンパンに張ってしまった。

午後はニナと家飲み。柔らかな晴天の日差しの中、まだ陽が暮れないうちからワインを飲み、音楽を聴き、色んな話をする。たくさんの話をする。

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早く、始めてしまおう。もう、後90分で8日になってしまう。自分が次のステップに進んだらどうなるのか、わからないが、とりあえず、昨日母のギャラリーへ向かう地下鉄の中で、決めてしまった。確かに、不安はある。過去、12年間ずっと同じであることを前提とした生活を送ってきたうえ、それが、そのまま作品に成っていたのだから。

 

 

 

Things I See, Just like Honey, No Hate Made.

Thanks and Gratitude.

XXX.




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2007年12月7日(金) 晴れ

【暖かい/四連投】

このところ寒い日が続いていたが今日は暖かい。この冬はまだコートを着ないで通勤している。今日ぐらい暖かいとまだしばらく頑張れるという気になるものだ。

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夜は今日も仕事飲み。今週はこれで四連投。一昨年あたりに五連投というのがあったような気がする。今年はあまり忘年会がないように思っていたのだが、細々とした飲みが意外とたくさん入ってきたりして、やはり年末は飲んでしまうのだな。酒好きなので飲むこと自体はまったく問題ないのだが、体に負荷がかかるのは間違いないので、飲み方に気をつけよう。

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とかなんとか言いつつ週末ということで3時前まで飲んで帰宅。夜更かしです。

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今日の体重:94.0キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、11月末の目標: 93.8キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:19日(走れた日の日数)/44日(トータルの日数) 出走率:.432(一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548)


2006年12月7日(木) くもり

【横浜〜東戸塚/トラブル/惣菜】

一旦オフィスに出て準備をして9時ごろ外出して横浜へ。みなと・みらい駅でS顧問と合流してランドマークタワーへ。インド人の担当の方に英語でプレゼン。まあまあかな。やっぱりもうちょっとビジネス英語をちゃんとしたいな。勉強しに学校へ行きたいという気持ちがむくむくと。どんな学校が良いのだろう。

プレゼンの前から携帯に断続的にトラブルの連絡が入り、客先にお詫びの電話を入れたり、会社に対策の連絡をしたりとバタバタ。参ったなあ。

昼前に東戸塚に移動して駅前のビルで昼食はカキフライ。会社の近くの「味彩」がなくなってしまい、今年の冬は美味しいカキフライになかなかありつけない。今日のはまあまあだったがタルタルソースがついていなかったので大減点。なかなか出会えないなあ。

午後は東戸塚の新顧客へ。やはり合間にトラブル処理。ううむ。

往きはJRだったが帰りは東横線で渋谷を経由して帰社。ほぼ一日外にいた。

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残業して9時前にオフィスを出る。ニナと駅で合流してフードマガジンでお惣菜買ってきて食べる。今夜は寒い。

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あと1日仕事をすればバカンスだ。頑張ろう。

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今日の体重:97.0キロ(05年1月1日スタート時: 99.8キロ、12月末の目標: 95.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:12日(走れた日の日数)/43日(トータルの日数) 出走率:.279(一昨年の通算.477、去年の通算.279)


2005年12月7日(水) 晴れ

【廃墟に戻る/La田村】

5時15分過ぎに起きてジョギング。久々の3.5キロの有栖川公園周回コース。このコースは坂がいつもより一つ多く、3.5キロの割に結構大変だ。特に南部坂の上りが非常にキツい。29分で走り終える。今日も朝焼けを見ながら走る。

ところで、南部坂の上の、旧自治大学の校舎だが、先日まで行われていたドイツ年フェアーみたいなのが終了し、またもとの廃墟に戻っていた。廃墟に戻る、という表現も変な感じだが、一旦学校が移転して廃墟になり、それが期間限定のお祭りのためにオシャレをして復活していたのは微笑ましかった。いかにもヨーロッパ的、というかドイツ的エコの発想だよな。日本だったら絶対廃墟を飾り立ててイベント会場にはしないだろう。しかし、イベントが終了し、もとの廃墟に戻った姿は、以前よりももっと寂しそうにみえる。

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仕事は今日もチェック系の手伝い。普段と違う部分の神経を酷使するので非常に疲れる。やはり人間訓練と慣れが大事だなあ。普段からもう少しこっち方面の作業も手伝っておいた方が良いかもしれない。

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すっかりくたびれて、ニナは残業&飲みとのことで、僕も外で飲みたかったので、後輩のIさんを誘って飲みに行く。最初は麻布十番のピッコログランデに行ってみたが予約で一杯。で、第二候補でLa田村へ。ごく普通のマンションの一室という感じで、ドアも普通のマンションのドアだったので、入るのにちょっと勇気が必要だった。ちょっと怪しい雰囲気。

ドアを開けて店内に入れば全然怪しくない。ご夫婦の経営という感じのフランス、イタリアの田舎料理だそうだ。鰯のオーブン焼き、ラタトゥーユとチーズニョッキ、黒豚のパテを注文。赤ワインをちびちび飲みつつ、くだらない話や政治の話などを織り交ぜつつ。店は僕らが入った時点で満員。その後もひっきりなしに来店する人が絶えなかったから、人気店なのだろう。料理はどれも量もたっぷりしていて美味しかった。特にニョッキが美味かった。

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商店街でIさんと別れて帰宅。何だか自分が思っているよりも疲れているのかもしれない。ニナが帰ってくる前に眠ってしまった。

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今日の体重:96.6キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、10月末の目標: 94.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:20日(走れた日の日数)/46日(トータルの日数) 出走率: .435(去年の通算10/22まで.477)


2004年12月7日(火) 晴れ

【お台場/怪しい路地裏居酒屋】

5時20分に起きてジョギング。やはり今日もやや体が疲れているような感じなのだが、走り始めると意外と体が軽くてペースが上がり、5キロを40分。寒いさむいと思っていても、口から吐く息がまだほとんど白く濁らず、やはり暖冬なんだと実感する。

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何となく食欲がなく、リンゴだけ食べて朝食の代わりにする。U2の新譜をiPodに落としたので、"Vertigo"を聴きながら出勤。

仕事。午前中は社長とS君と一緒にお台場。ついに社長のご挨拶。いよいよですな。お台場の帰りに、社長がおごるのでお寿司を食べに行こうと誘われ、会社の近くの寿司屋へ。ごく普通のお寿司であったが、社長は不満だった様子。

午後は社内でドタバタ。サーバ関係で引き続き大騒ぎ。夕方には例の件で先方の常務取締役がやってきて、僕も社長の隣に座ってニコニコ笑う。

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夜はちょっと早めにオフィスを出て、六本木一丁目駅でニナと合流。龍土町の路地裏にある寿司居酒屋「まっちゃん」に行こうということになる。ニナは以前にも行ったことがあるのだが、僕は初体験。子供の頃からほとんど景色の変わらない龍土町の細い路地裏のどん詰まりに店はある。「寿司居酒屋」と書かれているが、店構えはとても立派で、居酒屋には見えない。割烹か料亭みたいな造りだ。門をくぐると外廊下が続き、灯籠が置いてあったりする。

ところが、店の中に入るとこれが何とも不思議な空間。だだっ広い店内には結構大きな音でポップスが流れ、長テーブルに丸椅子が無造作に並び、店員は金髪や茶髪の女子高生だったり、タトゥーだらけで唇にまでピアスをしている男の子だったり。メニューも結構すごくて、寿司があったりおでんがあったりはいいのだが、何故か中華特集コーナーがあったりで、丸見えのキッチンの中では、寿司を握っている板さんの隣で金髪の兄ちゃんが中華鍋を振っていたりする。飲み物もホッピーを置いていて嬉しい。麻布界隈では滅多にお目にかかれない、黒生ホッピーも置いている。ビールのジョッキが一杯190円というのは、六本木にしては破格の安さだろう。料理の値段も安いので、こんなに目立たない場所にあるのに、続々とお客が入ってくる。

恐らくこの店は、日本料理屋さんか割烹として当初作られた建物なのだろう。何らかの理由で、恐らくはその初代の割烹の経営がうまくいかず、店が潰れた後に、建物を居抜きで今の店が買ったなり賃貸契約をするなりしたのではないだろうか。外観と中身と従業員と出てくる料理と客層が見事なぐらいメチャクチャなバランスで、それが逆にかっこいい。まさに現代の六本木の縮図という感じの店だ。気に入った。

どうみても高校生の女の子の従業員も、ちゃんとホッピーの「中」と「外」が分かるし、全然やる気なさそうにみえて、意外ときめが細かいサービスをしていたりする。マニュアルサービスとは対極の適当サービスなのだが、これがなかなか面白い。今度仙華さんをお連れしよう。

ちょこちょこつまんでホッピーの中を2回おかわりして店を出る。安い。

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店を出て、ぶらぶらと散歩がてらけやき坂のライトアップを眺めて帰宅。

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今日の体重:94.6キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、11月末の目標:95.0キロ、年末の目標: 92.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:28日(走れた日の日数)/46日(トータルの日数) 走り率: .609


2003年12月7日(日) 晴れ
【テーブルを購入/ダウンジャケットを購入/禁酒二日目】

9時頃に起床。昨夜はひどく寝汗をかいて布団を踏み脱ぎ、汗が冷えて寒くて目が覚めた。すっぽんぽんで寝るのはやはり危険なり。

午前中は日記を書いたりぼんやりテレビを見たり。ロシアのアイドル歌手のことをやたらと騒いでいるが、腹が立つなら無視すればいいのに、どうしてああやってせっせと垂れ流すのだろう。昔から日本のテレビは変だったが、報道とバラエティが混合されたという意味では、小泉首相が政権を獲ってから一段と酷くなったように思う。

話がそれるが、最近テレビを見ていると、コメディアンや俳優が、出演しながら延々と酒を飲んでいることがある。あれは本当にやめてもらいたいと僕は思っているのだが、抗議の電話はテレビ局にかかってこないのだろうか。酷いのが志村けんや藤原嘉明で、ベロベロに酔っている(ように見える)人間が延々とテレビに映っているのは耐えられない。もしあれが演技なら物すごい演技力だが、そんなことはあるまい。本人は何をやっても愉快で楽しいだろうが、そのような痴態を見ていても全く面白くない。

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昼は金曜日にニナがOSさんご夫妻から頂いた鮭を焼いて食べる。美味い。大変ご馳走様でした>OSさんご夫妻。

昼ご飯食べながら福岡国際マラソンをテレビで眺め、食後は外出。ニナと二人で昨日チェックしたダイニングテーブルを、やはり購入しようということになったのだ。

新宿の大塚家具でテーブルを購入。来週の日曜日に届くそうだ。さらに近くにあるEddie Bauerでダウンジャケットも購入。昔着ていた皮ジャンが古くなってしまってからは、スーツの上に着るようなオーバーしかなくて、ずっと不便に感じていたのだ。Eddie Bauerには大きなサイズのものが多いので、僕が入っていっても店員さんが逃げ出さないのがとても素敵。いや、大きなサイズのものを置いていない店に入ると、本当に店員は僕を無視するか逃げ出すかで、僕はそのせいですっかり洋服を買うのが嫌いになり、一人で店の非常階段で泣くことになったのだ。

ジャケットの他に、ニナが薄手のシャツとセーターを買ってくれた。夏の誕生日にシャツを買ってもらうはずだったのだが、僕が洋服屋嫌いでタイミングを逃していたのだ。どうもありがとう。

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夕食はニナ作のカレー味のスープシチュー的なもの。温野菜とフランスパンと共に。これに赤ワインがあると最高なのだが、今日も禁酒。今回の禁酒で色々と考えることがあって、禁酒が開けた後も、週に2日か3日は飲まない日を作ろうと思っている。酒を飲んでいると頭がぼんやりして、ボーッと過ごしている時間が長くなるばかりで、激しく時間を無駄にしているような気がしてきた。ニナも同じことを思っていたようで、うまく二人が同じタイミングでお酒から少しずつ離れられるといい。

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今年の年賀状は、昨日ハガキを買ってきて今日印刷完了。あとは宛先を書くだけ。宛先の印刷だってもちろんできるのだが、何から何まで印刷で済ませるのは嫌で、毎年宛先だけは手書きで書いている。

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さて、明日からジョギング再開したいな。風邪で2週間。飲み過ぎで一週間。合計3週間のブランク。そろそろ走っておかないと、せっかく走って貯めた筋肉などの貯金がなくなってしまう。


2002年12月7日(土) 雨
【更級堀井/旧居にお別れ/K-1 World Grand Prix 2002 Final】

7時半起床。外は冷たい雨が降っている。冬の雨というのは雪よりもずっと寒々しくて嫌なものである。ニナが眠っている間にゴミ出しと昨日の日記書きなど。まだ寝室は段ボール置き場でリビング一部屋で暮らしているので、相方が眠っている間は活動がしにくい。

引っ越して知ったのだが、港区は可燃ゴミの収集が週に2回しかない。我々の住んでいる地区は毎週水曜日と土曜日。つまり、土曜日の昼に出た生ゴミが水曜日の朝まで出せないのだ。これは少なすぎるのではないかと思う。冬時はまだいいが、夏場に部屋の中に3日も4日も生ゴミを置いたままにしなければならないというのは、かなり嫌だ。夏が来るまでに何らかの対策を考えねば。

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ニナが起きてきたので部屋の掃除、洗濯など。カーペット暮らしはすごく久し振りなので、掃除のコツが掴めない。とりあえず掃除機を丁寧にかけておいた。

続いて分解したままになっていたエレクターの棚を作る。以前は僕の机の本棚として機能していたのだが、新しく本棚を買ったので、テレビやオーディオ機器と、ビデオ、レコード、それにCD置き場に生まれ変わる。

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昼過ぎにニナと一緒に外出。クリーニング屋に寄ってから、家の近所の「更級堀井」なる蕎麦屋で蕎麦を食す。ここは美味い。女将がやけに江戸っ子で面白い。

食事を終え、大江戸線と中央線を乗り継いで三鷹へ。時間がなくなったので三鷹からタクシーで旧居へ。不動産屋のS本さんが来て、退去の立ち会い。ドアを開けた瞬間、強烈なかび臭さで眩暈がする。よくこんなところに住んでいたよな、と改めて思う。

不動産屋のS本さんは、以前はmakiさんを小さくしたような感じだったのだが、何だかコロコロになっていて髪も伸びて、全然makiさんには似ていなくなっていた。書類に僕の銀行口座を記入するというのでキャッシュカードをニナに渡す。

S本さんが車で三鷹の駅まで送ってくれる。明るくて非常に面白いお姉さんだ。いろいろお世話になりました、と三鷹の駅で挨拶してお別れ。これで本当に旧居ともお別れだ。

で、中央線で四谷まで、四谷で各駅に乗り換えて、と思ったところで、ニナからキャッシュカードをッ返してもらっていないことを思い出し、「カード返して」と言ったら、ニナも持っていないという。書類を書いた後、僕に声をかけたうえで、その場に置いておいたというのだが、僕はそれにまったく気づいていなかった。

鍵も返してしまったし、どうしようもないのでS本さんの携帯に電話。有難いことに、確認に行ってくれ、無事キャッシュカードを発見してくれた。郵送してくれるとのこと。やれやれ、これで一安心。

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水道橋まで出て、東京ドームへ。K-1 World Grand Prix 2002 Finalである。今年で4年目のドーム観戦。今年はボブ・サップが大人気のせいで、東京ドームは異常な混雑&ハイテンションぶり。7万4,500人も入って、東京ドームの観客数新記録だそうだ。ちなみに今までの観客動員記録も、一昨年のK-1の7万人だったように思うが、それにしてもちょっと人が多すぎ。もともと5万人ちょっとを想定してトイレや売店が造られているところに、1.5倍の人間が詰め込まれているから、通路もトイレも大渋滞である。ホスピタリティという面で考えると、ちょっとやり過ぎという感じが強い。

我々の席は青コーナー脇のアリーナ、前から20列目だったのだが、今回はファンクラブから通知があったその日に申し込んだにもかかわらず、あまり良い場所ではない。これもサップ人気のせいだろうか。そうであるなら、実にはた迷惑なヤツだ。わはは。

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で、大会は非常に盛り上がったのだが、何とも妙な展開に。

一回戦第一試合は僕が応援していたアーツがセフォーに判定負け。見た感じ、アーツのローが効いていたように見えたが、判定は2-1のスプリットでセフォー。無念。第二試合は因縁のホースト対サップ。ホーストが1Rにボディーでダウンを奪い、このまま押し切るかと思ったが、サップが盛り返し、2Rにホーストからダウンを奪う。ホーストはばんばんローを蹴り、パンチの連打も打ち出すが、サップはこらえて逆襲に出る。ホーストがコーナーに詰まり、サップが連打を繰り出したところで角田レフェリーがスタンディングダウンを宣告してホーストのTKO負け。だが、すたすた自分の足で控室に戻っていくホーストに対し、サップは両わきをセコンドに抱えられ、苦悶の表情を浮かべてリングを下りる。これは次の試合できないんじゃないの、という雰囲気が漂う。第三試合は去年の王者ハント対レコ。あまり動きのない地味な試合だったが、3Rにハントのカウンターフック一発でレコが沈み、KO負け。第四試合は武蔵とレバンナ。前に出てバンバン打ってくるレバンナに武蔵もパンチで対抗し、今までにない強気な試合を。2Rにバンナがダウンを取ったところで武蔵サイドからタオル投入。武蔵はまだやれると不服そうだったし、実際まだやれるように見えたので残念だった。

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休憩を挟んでの準決勝。サップはやはり負傷で出場できず。負けたホーストが準決勝に進出し、セフォーと対戦。で、この試合も妙な展開に。1R早々にセフォーがローを蹴り、ホーストが何気なくそれを膝でブロックしたのだが、蹴ったセフォーがばったり倒れてしまう。蹴った時に足を痛めたのだ。ダウンカウントが取られ、そのまま何とKO負け。これでホーストの決勝進出が決まった。第二試合はバンナとハント。去年の決勝戦ではハントの大逆転勝利で、今年のパリ大会ではバンナが大熱戦の末ハントにリベンジした。この二人は何とも手が合うようで、いつも大熱戦になる。今回もお互いダウンを奪いあう熱戦の末、結果は判定に。3-0でバンナが勝利し決勝進出。しかし控室に戻るバンナは疲労困憊している様子がありありと伺え、決勝はホースト有利という感じが漂う。

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いよいよ決勝戦。毎回思うのだが、決勝戦前になると、今年もいよいよ終わりだナーみたいな何とも言えない雰囲気がドームに漂う。これはテレビ中継では感じることのできない雰囲気で、胸がざわざわしてきて観客のテンションがどんどん上がっていくのを肌で感じるのはとても素敵なことだ。

決勝はホースト対バンナ。ホーストは一昨年優勝した時以来、バンナに至っては、K-1初出場だった95年以来の決勝進出である。1Rは小競り合いでスピード感があったが、2Rに入ると急にバンナの動きが悪くなり、クリンチが多くなる。ホーストも疲労の色が強くなり、2R後半にはクリンチの多用により、両者にイエローカードがでる。3Rもこのまま消耗戦かと思ったら、バンナが急に戦意喪失のような動きをとり、そのままスタンディングダウンが宣告される。カウントが進むとファイティングポーズを取るのだが、またすぐに闘うのをやめ、二度目のスタンディングダウンに。さらにバンナはファイティングポーズを取ったのだが、ホーストの攻撃に3度目のダウンを喫し、TKO負け。何とリザーバー出場でしかも一回戦負け上がりのホーストが優勝してしまった。

後から知ったのだが、2Rにバンナがホーストのミドルキックを腕でブロックした際に、バンナの左肘が脱臼してしまったのだそうだ。バンナは脱臼したまま闘ったが、3Rに再度ホーストのミドルを痛めた左肘で受け、それが致命傷になった。

一回戦は負けたが相手が負傷、準決勝は相手が自爆、決勝も相手が脱臼と、一見運で勝ち上がったように思えるホーストだが、トーナメントで1日3回闘うという意味で考えると、怪我をしないで勝ち上がるというのも、名選手の条件なのだとつくづく思い知らされる。ジャイアンツの松井選手が、デッドボールを受けても怪我をしないよう、上手によけるようなものだ。いかに名選手であっても、怪我ばかりしていては、実力が発揮できないのだ。逆に言えば、ホーストは相手の体を破壊しつつ勝ち上がって行った訳で、これってつまり究極の破壊王なのか、と考えると何だか恐ろしい(笑)。

ニナは大のホーストファンなのでニコニコである。僕は贔屓のアーツがあっさり負けてちょっと残念。それにしてもホーストを倒せる人間てのは、いないのかね。K-1も、アンディが亡くなり、グレコが去り、フィリオも去って、空手出身のファイターがいなくなり、必殺ハイキックのミルコも欠場していて、何とも大味な試合が増えてきているように思う。サップを連れてきたから盛り上がったものの、もし今年の大会をサップ抜きでやっていたら、ずいぶん白けた大会になったのではないだろうか。

あまりにも完成されているチャンピオンと、それに続くファイター不在という状況。これってまずいよね、やっぱり。若手がどんどん出てこられるようにして活性化していかないと、ホーストとアーツの引退とともに、K-1は滅んでしまうかもしれん。そんなことまで考えた。

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南北線で麻布十番まで戻る。外は相変わらず冷たい雨。商店街の入り口のところのお好み焼き屋で軽く食べてから帰宅。録画しておいた試合を見ようと思ったが、第一試合の途中で眠ってしまった。

【To Do】

免許証の住所変更
クレジットカードの住所変更

日本信販
ジャックス
旧居の家賃の払い戻し確認
ANAカードマイレージの処理
年末年始の帰省について決める
ベランダ用物干しを買う
洗濯機置き場用のラックを買う
風呂場のマットを買う
風呂場用の小物置き場用のラックを買う

2001年12月7日(金)

記載なし


2000年12月7日(木)

記載なし


1999年12月7日(火)

記載なし


1998年12月7日(月)

毎日飲むことが間違いです


1997年12月7日(日)

秋田出張(ボトル一本半)


1996年12月7日(土)

記載なし



昨日作者について明日

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