I Love You Like a Ball and Chain / Eurythmics
不慮の事故で死んでいった男、ドラッグに潰されて行方不明の男、自宅前で銃撃され命を絶った男、誕生日に父親に殺された男、エイズに冒され死んでいった男、夢と共に車ごと街路樹に突っ込んだ男、自家用機で墜落した男、猟銃で自殺した男。
Haru/
shin-ya b/
かおり
安原/
山本/
わっちゃん/
松木/
江口/
うえだ/
おおつ/
たかの/
貞奴/
珠貴/
小夜野
織田/
めい/
蛭間/
みやちょ/
ねぎねぎ/
いほり/
かやすが/
稀Jr/
siyoung/
えば
Darling Nikki / Prince and the Revolution
絡み合う絹の糸を紡ぐように舌を這わせ、
赤い照明にじっとりと浮かび上がる汗が光る、
噎せ返るような甘酸っぱい匂いをカラダ全体で吸収するように大きく息を吸い、
ピチャピチャと音を立てながら奥に進ませる、
埋もれゆく指を小刻みに震わせながら、
先端をとがらせくすぐるように突く、
金属音に似たソプラノに合わせるようにカラダを密着させ、
強く鷲掴みにした膨らみの先端が固く尖り、
唇全体で覆うように包み込む。
せり上がるギターが歪み、
叫び声が遠ざかるとき、
癩病に犯されたつがいの天使は舞い降りて、
砒素を塗り込んだ矢じりを額めがけて打ち込むと、
図太い声で「ハレルヤ」と叫び、
霧の降る冬の夜へと昇りつめていく。
痙攣を伴う断続的な笑いに襲われた僕は、
額に刺さった矢じりを根元まで押し込んでしまうおうと、
両足をばたつかせながら灰色の血を流し続ける。
伝説を生みだし続けた男は今日も歌い続けている、
顔には深く年輪が刻まれ声には衰えを隠せなくても、
ブロンドをなびかせ気持ち良さそうに歌い続けている、
あの頃彼の歌に熱狂し共に歌った同士達は、
ネクタイを締め仕事に追われ結婚し子供を設けアタマは禿げ上がり腹はせり出し定年を控え退職金と年金の計算をしてたまには夫婦揃って温泉にでも旅行に行こうかなんて考えていたとしても、彼は今日もステージの上でスポットを浴びかつての同士達の子供たちが熱狂する前で歌い続ける。
生き続け、今日も歌い続けるあなたは彼らに何を伝え、彼らに代わり何を思うのか。
老いたヒーローは、今日も宇宙空間をただよい続けるトム大佐に語りかけ続ける。
Nora/
夜久/
野原/
志織/
武市/
PDPDP/
Akko/
手島/
som1973/
フナイ/
石橋/
Shimomi
nico/
Kana
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