思うこと




1997年2月23日(日)


My Funny Valentine / Bill Evans and Jim Hall


ここ数日ずっと書こう書こうと思って忘れていたのだが、実はこの一カ月で体重が6キロ落ちた。

きゃー。

引っ越したときに購入した、200グラム単位で計れるデジタル体重計での測定によるが、引っ越した翌日に94.1Kgだった体重が、今朝計ったら88.0Kgだった。

確かに裸になって鏡の前に立つと、オナカの周りが大分スッキリしたような気がする。ジーンズをはいても、以前ほど苦しくない。一番最近作ったスーツのズボンはすでに大分ブカブカになってきて、そろそろベルトを切らないといけない。

思えばこの日記上でもダイエット宣言を何度もしては、その度に挫折し(日記では挫折したことを書かないから自然消滅になるが)、安原さんに「ダイエットはどうなった」などとツッコまれたりしたものだ。

普通ダイエットは6キロもすれば十分なのかも知れないが、僕の場合6キロ減る前に増えた体重が半端じゃないのでまだまだ全然と言ったところ。

大学入学時の僕の体重は69キロ。この頃が一番ガリガリだったと思うが、先月までの一番重い時期より25キロも少ない。さすがにこのころは痩せ過ぎの傾向が強く、超低血圧だったりすぐに風邪を引いたりしていたので自分でもベストとはとても言えない状態だった。

約3年前に今のカイシャに入ったころの体重がだいたい75キロ前後。このころは定期的にフィットネスクラブにも通っていたこともあって恐らく一番カラダの調子が良かったように思う。

サラリーマン生活を開始してどうしてそうも急激に体重が増えたかを考えると、やはり生活パターンの変化とストレスと酒、ということになると思う。

サラリーマンになるまでは、僕は御存知の通りバーテンをしたりしていた関係もあって、基本的に夜型の人間だった。それこそあっこさんじゃないが、一日コーヒー二杯だけなんていう時もあったし、基本的に食生活はひどく不規則だった。また、バーテンは立ち仕事なので、一日中店内を歩き回っているということがかなりの運動になっていたのかも知れない。

それがサラリーマンになって毎日キチンと朝起きて夜寝る生活になった。当然毎日キチンと朝食も食べる。営業だから外回りはするけれども、基本的に水商売のピークの時間帯のように、カラダ中が汗まみれになるような勢いで動き回るということはなくなった。

さらに食べているものの種類が変わった。僕が入社して一年半ぐらいの間は、異常に残業の多い状態が続いたため(月間120時間とか130時間とか)、昼食と夕食が外食になった。カイシャのすぐ近くにほかほか弁当屋さんがあるため、価格的な問題もあってどうしてもそこを利用することが多くなり、従って揚げ物ばかり食べるようになった。

それに伴って異常に多くなった残業後、家に帰ってから更に何かあるものを食べる、さらに気が立ってしまって眠れないため、リラックスする為に酒を飲む、という悪循環に陥った。

3年で20キロ。冷静に考えるととんでもないことだが、実際には日々少しずつ脂肪がついて行くわけなので、それほど違和感を感じないうちにズルズルと増えてしまっていた。幸い上背があるのでそれほど目立たかったらしいが、裸になるとそれはもう目を覆いたくなるような(笑)惨状である。

では、なぜこの一カ月で6キロも体重が落ちたのか。

まずは朝食を食べなくなったこと。これは余り褒められたことではないのだが、とにもかくにも事実としてこの一カ月間、平日に朝食を食べたのは最初の2日だけだった。実家からカイシャに通っていたころは、朝は自分で作ることが多かったのだが、朝からピザトーストを食べたりしていたし、寝坊するとばあちゃんが作ってくれたりしていたので、かなりカロリーの高いものを、必ずしっかり食べていた。

今の家に引っ越してきてからは、カイシャまでの通勤時間が3倍ぐらいかかるため、朝、今までよりうっかりすると一時間ぐらい早く家を出なくてはならない。しかし夜眠る時間は今までと変わらない(夜中はネットに繋ぎたいので早寝をしたくない)ため、朝ギリギリまで眠っているようになった。牛乳一杯でも飲めればまだよいのだが、大抵はそれもできないぐらいダッシュで家を出ている。更に往復の通勤で座れないことが多くなったのも要因かも知れない。今までは僕の通勤経路というのはラッシュと逆向きに近かったので、大抵行きも帰りも座ることができたのだが、現在は典型的な都市近郊居住者なので、朝晩ともラッシュに揉まれて通勤している。朝のJRの混雑具合は、地下鉄のそれとは比べ物にならないもので、かなりの体力を要するということを実感している(笑)。

もう一つの要因としては、夕食のメニューが変質したことだと思う。

普通独身男の独り暮らしはどうしても外食に依存しがちになるはずなのだが、僕はこの一カ月間、カイシャの上司が心配して御馳走してくれた場合を除いて夕食は全て(一度だけラーメン食べたな)自炊している。

独り暮らしの人達から見れば大変ありがたいことなのだが、実家にいると基本的に夕食は準備されている。さらに僕の母は、いまだに僕が育ち盛りの高校生であるかのように大量に食事を作ってくれていた。

夕食の献立も、肉類や揚げ物等が中心で、それをビールやウィスキーと共にがばがばと夜遅くに食べるのだからカラダは悲鳴をあげることになる。

一人になってからは、野菜中心にバランス良く食べるということを心掛けている。野菜は必ず毎日食べるようにしているし、実際一人で住んでみると、あまり肉を食べたいとも思わなくなった。食べる量も、以前は残すと悪いという気持ちも働いたりして全部残さず食べていたが、今は自分の食べたい量よりも少し少なく作ることができるようになった。

あと間食を全くしなくなったこと、酒の量が減ったこともある。

何だか書いていたら、今まで一体どんなひどい生活を送っていたかが克明に記されているので、若干自虐に入ったりしている。

目標体重は一応75キロに設定している。ということは、あと13キロ痩せなければならないので、まだ気が遠くなるような差がある。これから一人の生活が安定してくれば当然体重の落ちる速度は鈍化してくるだろうし、経済的に余裕が出てくればまた外で飲み歩くことを始めてしまうかも知れない。それに単に体重が落ちるだけだと当然筋肉も一緒に落ちてしまうから、体力がなくなってしまうということも十分考えられる。

どちらにしても、余分な脂肪が大量についている状態は、内臓にも負担がかかるし、第一自分で自分の体が重くて仕方がない。

当面の目標としては、もう一度学生時代に買ったアニエスが似合う体形になることと、体力を落とさないで体重を落とすこと。

ああ、延々と書いたが、これって単なる自慢か?

まあまあ、それだけ体重が減って嬉しいってことで、許して下さい、皆さん(笑)。

明日から秋田に出張です。

冬の日本海と鳥海山を見てこようと思っております。

仁志にも会ってこようと思う(不明)。

ゑ?







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