引っ越し以来始めて一カ月分まるごと払うことになるので、幾らになったか興味があった。
僕の所属しているプロバイダーはザンネンながら今の僕の住んでいる市内にはアクセスポイントがないので、隣接地区のアクセスポイントに繋ぐことになっている。引っ越しと同時にISDNにしたので、ISDNテレホーダイ隣接地区版というヤツに入った。
予想では1万円前後だったのだが、きゃーきゃー、封を切ってビックリ!
何と、2万3,000円!
あああああああ。にまんさんぜんえん、にまんさんぜんえん、ああああああ。
明細書を片手にしばらく放心してしまった。ううう。
正直言って驚いた。テレホ時間帯以外はずっとつなぎっぱなしにしておくことはそれほどしていなかったつもりだし、WebはできるだけCacheで読むなどという涙ぐましい努力をしていたにもカカワラズっっt!
一応NTTに電話してみたが、予想通りどうにもならない、あたりまえだけど。
来月から毎月明細を出してもらえるように頼んでおいた。
それにしても、通話料が800円ぐらいなのに、通信料が1万4,000円てのは。。。
またしても廃人への道を一歩進んでしまった感があるなあ。
そして今夜も帰ってきてすぐにネットに繋いだのだった。ああ、処置なし。
Red / King Crimson
僕、最近引っ越したんですよ、と彼。
あ、そうなんだー、僕もなんですよ、そういえば、と僕。
でもこの年齢になって独り暮らしなんか始めると、これで完全に婚期を逃したって感じだよね、まあ30代前半までは完全にダメだな。
彼はそう言うとタバコに火をつけて寂しそうな顔をした。
彼を見ていて何となく不思議な気分になった。
婚期なんて考えたこともなかった。だいたい婚期とか適齢期なんて言葉自体あまり必要な言葉ではないような気がする。
僕にとっての婚期は、お互いが結婚したくなった時なんだと思うし、そう二人が思うようになった時期が適齢期なんだと感じている。決して結婚という行為を軽く見ているのではなく、大切なものだと思うからこそお互いの気持ちを最優先させるべきなのではないかと思う。
大手商社や都市銀行などでは、海外駐在の条件が既婚者だったりするので、なかなか出世コースに食らい付いていくためにも早めに結婚する必要があるという話は聞くが、僕が勤めているカイシャは社員わずか17人の超零細だから、そんな条件やしきたりは全然ない。
僕はまだ独り暮らしを始めたばかりでまだテーブルも買えないような貧乏生活だし、これから家具をかったりモバイル買ったりデジカメ買ったり(おいおい)いろいろやりたいこともあるが、自分がしたいなと思ったらきっとしようよと言うんだろうと思う。
まあ、まだしばらくは先のことだろう。なんたって電話代が2万3,000円じゃあね(泣)。
Red / King Crimson
バーテンと言うといつも黒服に蝶ネクタイ、ビシッとキメてニッコリ笑ってちょっとすごんでという感じだが、そこはやはり人間のやることですから、イロイロと苦労もある。
僕が勤めていた六本木のバーは、一枚板のカウンターが15メートル以上続く、暗くて落ち着いた感じのところ。かなり高級な店だった。バーにはホステスはいません、念のため。
我々バーテンはお客さんと向かいあう形でカウンターの中にずっと立っていることになるのだが、普通我々が立つ側の床はコンクリの上にタイルを張った状態。掃除する際の水はけの問題で殆どの場合カウンターの中はタイル張りだが、その上に一日中立っていると、足腰がガタガタになるほど疲れる。
衝撃を吸収してくれるものがナニもないので、歩く振動や自分の体重がもろに下半身にくる。最初の2〜3時間はあまり感じないが、6時間を越えるあたりから背中や腰が重くなってくる。閉店するころには9時間以上立ちっぱなし状態になり、すっかり腰がだるくなっている。それを一週間続けるとかなりキツイ。
で、うちのチーフがある日業者を呼んで床の上にスノコを敷かせた。特注でカウンターの内側にピッタリ入るサイズのもの。
開店前にその上に立ってみると足下がすごく柔らかい感じがして大変気分が良い。チーフも御満悦だったのだが、一つ問題が起こった。
スノコは白木で作られているので、ガラス張りの冷蔵庫の電気を消すと、正面のガラスにスノコが反射してしまい、お客さんからスノコがまる見えになってしまうのだ。
スノコを眺めながらマティーニ飲んでもそりゃうまくないだろうってんで、チーフは業者を呼んでスノコを全部真っ黒に塗ってもらった。
開店前のライトの上がっている状態だと、すごく異様な光景。白木はニスを塗られていないので、ペンキを全部吸収してしまい見事なつや消し黒のスノコが整然と15メートル並んでいる。
ところが営業が始まり照明を落とすとこれが見事に見えなくなる。カウンターに座っているお客さんはバーテンの足下は全然見えないので、ガラスに反射しさえしなければ大丈夫。
ただ、忙しくなってバタバタ歩くとスノコがパタパタなってうるさいのが玉に傷だった。
静かに流れるジャズに混じってカタカタと、スノコの音、バーテンの足腰を守って今日もひっそりと横たわり続ける。
Haru/
shin-ya b/
かおり
山本/
わっちゃん/
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みやこ
Stand / Psychedelix
今月の電話代の請求書が届いた。
僕と同い年のある顧客の営業担当との会話。
バーテンをやってたころの話。
Nora/
夜久/
野原/
志織/
武市/
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