自己実現・自己啓発書評

成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』を変えなさい!by 後藤勇人 〜 朝の習慣が人生を爆発的に変える! [書評]

自己実現・自己啓発書評
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ブランディング プロデューサーの後藤勇人さん著「成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』を変えなさい!」を読んだのでご紹介。

この本は朝の時間の活用について書かれている。

僕自身最近早朝の時間の活用について再度その絶大なる効力を認識しているところなので、ピンときて手に取ってみた。

当たり前のことだが、本を読むだけでは人生はまったく変わらない。

読んだ本から何を吸収し、何を実践するかが一番大切だ。

僕自身が実践しようと決めたことを中心に紹介したいと思う。

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成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』を変えなさい!by 後藤勇人 〜 朝の習慣が人生を爆発的に変える! [書評]

夢より願望、私利私欲を書き出し毎朝1分唱える

多くの自己実現本で、「夢を書き出すと実現する」と書かれている。

でも、その手の本が世の中にたくさん出回っている割に、我々の周囲に「夢を次々と実現している」人があまり見られないのはなぜだろう?

それは、「夢」というキレイな言葉のせいで、多くの人があなた自身の本当の「欲望」「願望」を封印して、キレイゴトを並べてしまっているせいかもしれない。

オブラートに包んできれいに飾った「夢」ではなく、あなたの本当の私利私欲、物欲、願望をリストに書き出してみよう。

なぜなら、人間の本能的な欲望や願望を実現したいという欲求は、とても強いものだからだ。

それらの本当の欲求を紙に書いて壁に貼り、「毎朝1分唱える」ことで、実現の可能性がぐっと高まる。

手帳などに書き込んでも1ヶ月に一度ではダメで、毎朝眺めて唱えないと意味がない。

夢実現の最大の敵は、「夢を忘れる」ことなのだ。

毎朝夢や願望にアクセスして思い続けることで、実現への最短ルートを脳が描けるようになるのだ。

朝型人間になって朝に夢実現のための行動を起こす

朝のまとまった「塊時間」の重要性は最近強く再認識しているが、この本でもやはり書かれているので再度触れておく。

1時間の空白のまとまった時間が毎日あれば、実は相当たくさんのことをすることができる。

本書では、さまざまな「1分でできること」を列挙しているが、1分でできることを10やったって、前後のバッファ時間を入れたとしても、30分も掛からないだろう。

上に書いた夢や願望を読み上げることにしても、実際1分も掛からないが、毎朝ギリギリまで寝ていて、バタバタと時間なく出勤していては、読み上げる時間は確保できないかもしれない。

一日が24時間であることは誰にも変えられないが、時間の使い方はいくらでも改善することができる。

夜の外出や会合を減らし、早くベッドに入る習慣を身につけることで、十分な睡眠を確保したうえで早起きができるようになる。

著者の後藤さんは執筆の時期は2時30分に起きると書かれている。

そこまで極端な早起きでなくても、30分早く寝て30分早く起きるだけで、朝の時間が30分増えることになる。

夜は一日活動して身体も脳も疲れているし、テレビや電話、ネットなどの割り込みの誘惑も多い。

さらに残業、接待や飲み会、会食なども夜に入る訳で、自分の時間を確保しにくいし、確保できたとできたとしても集中して自己投資をする時間を確保しにくい。

だらだらと夜に夜更かししている習慣を改め、その分早起きすることで、自分のための時間が増え、夢実現のスピードが爆発的に加速するのだ。

決断を早めて結果を何倍も早く手に入れる

なにかものごとを検討して、結論を出さずに途中で止めてしまうことはないだろうか?

僕もこれは思い当たる節があって、ぜひ改善したいと思った。

たとえば何か新しいことをやろうかと検討して、結論を先送りしてそのまま考えるのを止めてしまう。

それだと結局、考えた時間が無駄になってしまう。

もちろん、時期尚早の事柄などもあるだろうが、それならば「1ヶ月後に再確認」というように期限を決めないと、ずるすると物事がペンディングになっていってしまう。

迷っている時間、ペンディングにしている時間が長ければ長いほど、結果を得られるのが先になってしまう。

僕は毎朝「日次レビュー」という前日の振り返りと「日次デザイン」という、その日の予定の確認をする時間を作っている。

この日次デザインのときに、懸案事項をリストアップして、「その場で決断する」クセをつけたいと思った。

「こんな風にしたいなぁ」と思いつつ行動しなければ、いつまでたっても夢は叶わない。

まとめ

自己実現というのは、「行動」の結果もたらされるものだ。

自分を進化させ、夢を実現することに直結する「行動」をどれだけ積み重ねられるか。

それが勝負の分かれ道。

どんなに夢をたくさん描いても、実現するための行動がゼロなら、あなたの変化もゼロだ。

だからこそ、1分をバカにせず、成果を出すための行動を始め、それを積み重ねることが大切だ。

毎朝の習慣を変えるきっかけになる良書でした。

オススメです!!

「成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』を変えなさい!」のチェックはこちらからどうぞ!

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