習慣書評

1つのことを長く続けられる技術 — 人間は習慣の塊だから、習慣を変えれば人生が変わる

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こばやしただあきさんの新刊「1つのことを長く続けられる技術」をご紹介したい。

「人間は習慣の塊である」。

僕は本気でそう信じている。

だからこそ、習慣を変えれば人生が変わると僕は思っている。

では、具体的に、習慣をどう変えればいいのか?

それは、「良い習慣」を「始めて」、そして「続ける」こと。

そしてそれと交代で、「悪い習慣」を「止めて」、そして「止め続ける」こと。

これだけだ。

これだけ、と簡単に書いたが、実は物事はそんなに簡単ではない。

だからこそ、僕たちには助けとなる本が必要になる。

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1つのことを長く続けられる技術 — 人間は習慣の塊だから、習慣を変えれば人生が変わる

人生を変えたければ「習慣化」しよう

「1つのことを長く続けられる技術 」の冒頭に、「人生を変えたければ「習慣化」しよう」という項目がある。

これこそが真実だと僕は思っている。

こばやしさんと僕の経歴はちょっと似ている。

ごく普通のサラリーマンとして毎日満員電車に詰め込まれ、単調な日々を送っていた我々。

そんな日々を変えてくれたのが、こばやしさんにとってはブログとメルマガで、僕にとってはブログだった。

ここで大切なことは、「ブログやメルマガを始めたこと」もそうだが、継続したことが一番大切だ。

ブログやメルマガを1日書いただけでは人生なんか変わるわけがない。

こばやしさんは11年以上、僕は6年以上、ブログやメルマガをやめずに続けてきたこと。

それこそが人生を変える大きなカギとなった。

続けているからこそ上手になる。

続けているからこそ改善点が見つかる。

続けているからこそ多くの人に知ってもらえる。

人生を変えたければ、習慣化しよう。

まさにこれがキーポイントなのだ。

 

始める:自分を赤ちゃんとして扱う

僕はブログセミナーを開催することがあるのだが、そのとき壇上で必ず言う言葉がある。

「質より量より更新頻度」だ。

ブログを始めたばかりの人は、まだ習慣化ができていない。

習慣化は、一度できてしまえば何も考えずに実行できるようになるものだが、最初はハードルが高い。

ブログを例にすると、慣れないうちは大作を書こうとしても無理なのだ。

まずは「毎日書く」ことだけを目標にして、コツコツ習慣化するのだ。

この場合大切なのは、徹底的にハードルを下げること。

自分が赤ちゃんであるかのように扱い、実行できるようにする。

ブログなら、「3行でいいから書いて公開する」程度でいい。

実際僕がこのブログを始めたばかりの頃は、3〜4行の記事も結構あった。

自分でも「かっこ悪いな」とは思っていたが、でも、習慣化できないことの方がもっとかっこ悪い。

ここに初期のとっても短い記事をエビデンスとしてリンクしておく。

 

目標を徹底的に下げ、その代わりに「必ず実行する」と決める。

「今日もできた!」という達成感は、習慣化の何よりもの後押しになる。

 

始める:ステーキをサイコロステーキに変える

習慣化に取り組むときに、上手く習慣化できなかったり、そもそも始めることができないことがある。

ブログに例えると、「ブログを始める」という目標を掲げたのに、何もできず、だらだらしている間にどんどん日が経ってしまう。

その理由は、もしかしたら「ブログを始める」という目標が、塊として大きすぎて、何から始めたらいいのか、分からないのかもしれない。

そんなときには、ステーキを細かく切ってサイコロステーキにするように、課題をバラして分解すると良い。

「ブログを始める」と一言でいっても、実はやるべきことはたくさんある。

  • タイトルを決める
  • 契約するサーバを決める
  • ドメインを取得する
  • WordPressをインストールする

大きな塊のままだと、億劫で動けないときでも、「よし、今日はブログのタイトルだけ決めよう」となれば、腰が上がることもある。

もし「タイトルを決める」でもまだ動けないなら、さらにこれを「タイトルの案を10出す」「友達に相談する」「人気ブロガーのタイトルを10リストアップする」などに、さらに分解できるのかもしれない。

どんどん細分化して一つのタスクを軽くしてあげることで、始めるためにかかる力はどんどん少なくなっていく。

ぜひ試してみて欲しい。

 

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