ブックレビュー2010年の72冊目は吉江勝氏著、「出版で夢をつかむ方法」を読了。
分かりやすく親切、そして何せ豪華な本だ。実践に向けて最初の一歩を踏み出すのに必要な勇気をくれる。
出版で夢をつかむ方法 by 吉江勝 〜 出版がゴールではない。始まりだ!! [書評]
「分かりやすい」と「親切」は説明不要だろうが、「豪華」については説明が必要だろう。
本書は3つの意味で僕が今年読んだ本でもっとも豪華、と宣言してしまう。
1. 著者がメールアドレスを公開していて、「必ずお返事差し上げます」と書かれている。
著者と読者を結ぶ線というのは、著者側が用意してくれないと繋がりにくいものだ。
今までも著者のメールアドレスが記載されている本には出会ったことがあるが、「必ずお返事差し上げます」と謳っている本には初めて出会った。
2. ゲスト陣が超豪華!
第1章がいきなり本田健氏との対談からスタートし、その後も鳥居祐一氏、午堂登紀雄氏、金森重樹氏、和田裕美氏などのベストセラー作家合計14名が、どうやって自身が第1作目を出版するに至ったかの体験を語ってくれているのだ。
最初からベストセラー作家として生まれてきた人などいない。
皆第1作目を書き出版されたからこそ、作家になったのだ。あまりに豪華なゲスト陣にビックリ仰天である。
3. 特別セミナーへの招待状付き!
先着20名という狭き門なのだが、著者主催のセミナーに無料招待のチラシが綴じ込まれていた。
本書購入が参加条件なのだが、僕は既に購入していたわけだから無料セミナーである。
これも豪華だ!
というわけで豪華さばかりを強調してしまったが、本書は実際の企画書例を掲載してしまうなど、「ここまで出していいの?」と感激するような大盤振る舞いで、これから本を出版したいと願っている人には最高のバイブルになるだろう。
だが、僕が本書で一番感激したのは、このエントリーのタイトルにも書いた通り、出版がゴールなのではなく、出版がスタートであることを再認識させてくれたことだろう。
本を書きそれが出版されることを通じて、どのような自己実現をしたいのか、自分のミッションや使命を果たすために何をすべきなのか、そもそも自分のミッションとは何なのか。
自分の存在意義を問う、そこに至る遥かなる道のりを、再度考える時期なのだと認識できたことは非常に大きい。
夢を目標に切り替えるために必要な勇気と情報が詰まった良書。
夢を夢で終わらせたくない人には必読の書だろう。
出版で夢をつかむ方法 のチェックはこちらからどうぞ!!
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https://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/77561
https://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/76765
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。