マーケティング・ブランディング書評

スピード・ブランディング by 鳥居祐一 〜 普通の人を卒業したいと本気で思う人必読!! [書評]

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ブックレビュー2010年の84冊目は、鳥居祐一氏著、「スピード・ブランディング」を読了。

鳥居祐一氏は、僕が6月下旬に受講した「スピード・ブランディング実践塾セミナー合宿編」の主宰者の方で、実際合宿では講演を聴かせていただいたほか、食事や休憩時間中にもいろいろと気を掛けていただいた。

本来先に書籍を読んでから合宿に参加すべきだったのだが、合宿については直感的に「行くぞ!」と決めて急遽申し込んでしまったので、下調べが十分できておらず残念だった。

本書を読んでから参加すれば、理解の度合いはもっと高かったと思うが、後からでも読む価値十分である。

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スピード・ブランディング by 鳥居祐一 〜 普通の人を卒業したいと本気で思う人必読!! [書評]

本書はサブタイトルにもある通り、「普通の人がブランドを確立し成功を加速させる」ための本である。

そして鳥居氏の肩書きは「ミリオネア・コンサルタント」である。

成功するためにお金が必要かと問われたら、お金は成功の絶対条件ではないが、お金があった方がないよりも制約のない人生が送れ、結果として成功を具現化しやすいだろう、と僕は考えている。

そして、本書はお金持ちになることを真っ正面から捉え成功を本気で求める人のための本である。

自分のブランドを高めて成功への道程を最短にしたいと願う人は多く、そういった人をターゲットとした本は数多く出版されているが、本書はかなり泥臭く現実的な成功法則を明示的に示してくれる。

「泥臭い」と書いたのは、本書には普通の人がブランド人に生まれ変わるための具体的な手法がたくさん書かれている。

つまり舞台裏の本であるためで、本気で自分自身をブランド化する気がない人が読むと、ブロードウェイ女優のスッピンの寝起き顔を見てしまったような失望感を感じるかもしれない。

関係者以外立ち入り禁止の舞台裏は、関係者だけが見たほうが良い。

それ以外の人はリハーサルや練習風景などは見ずに、ワクワクして本番を観客席から見るのが一番なのだ。

セルフ・ブランディングを本気で考える人にとっては最高のサポーターとなる良書である。

ここまで書いていいのか、というぐらい具体的で、そして生々しい。

「スピード・ブランディング」のチェックはこちらからどうぞ!

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