自己実現・自己啓発書評

地球でアセンションできる条件 by シルバーあさみ 〜 次元上昇する地球で我らがなすべきこと!! [書評]

自己実現・自己啓発書評
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シルバーあさみさん著「地球でアセンションできる条件」という本を読んだのでご紹介しよう。

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僕はスピリチュアル系のことはあまり詳しくないのだが、その世界観はとても共感することが多い。

特に最近は占星術や暦などの「目に見えない領域」のことを大切にするようになり、ますます共感することが増えている。

この本はシルバーあさみさんが示す次元上昇のための教科書的な本だ。

理解できた部分とできなかった部分が入り混じったが、「面白い」というより「勉強になった」という感じだった。

さっそく紹介しよう。

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アセンションとは何か?

そもそもタイトルにもある「アセンション」とは何かから始めないといけない。

僕もそこからして分かっていなかった。

アセンションとは「次元上昇」という意味であることは知っていたが、そこから先が分かっていなかった。

惑星としての地球は2012年以降次元上昇を開始しているが、その惑星に暮らす生命体としての人類が、地球とともにアセンションできるかどうかは別問題。

以下、シルバーあさみさんの言葉を引用しよう。

「現在、地球は次元上昇しています。地球は2012年以降、アセンションする惑星と決定しました。

すると、人類、または各個人(魂)が、宇宙と繋がり、地球にグラウンディングできるのかどうかということが「アセンション」という意味です。」

地球自体が次元上昇していく中で、我々一人ひとりがいかに「地球に存在する意味と、地球に生まれてきた目的は霊性進化であることを捉えながら、生き抜くこと」ができるか。

そのために我々に必要な進化がこの本にまとめられているというわけだ。

この記事では全部の項目を網羅することはできないので、特に僕が印象に残ったポイントを示したい。

詳しくはぜひ本書を手に取っていただきたい。

「境界線」と「エゴ」の話

本書ですごく響いたことの一つが「適切な境界線」と「エゴ」の話だ。

シルバーあさみさんは以下のように定義している。

「「境界線」とは「自分のエゴを発見するために必要なライン」です」。

人間関係に問題があるとき、何か上手くいっていないことがあるとき、そこには必ず「エゴ」がある。

エゴがまったくなければすべてが順調にいくのが宇宙の法則だとシルバーあさみさんは説いている。

人間関係が円滑に機能するために必要なのが「境界線」だ。

境界線が崩れていると、自分のエゴが出て他人に「期待」したり「要求」したりという感情が出てくる。

境界線が崩れている人同士はエゴをぶつけ合い他人に要求し合い、それにより不調和となってしまう。

エゴを無くして境界線を整えることによって、自立した人間になり、それによって幸福を実現化することができる。

境界線は人間関係だけでなく、お金、体調、物欲など、日常生活のさまざまな側面で整える必要がある。

境界線を習得していくことで、悩みは驚くほどなくなっていき、真に自立した人間へと成長していくことができるのだ。

顕在意識と潜在意識について

潜在意識と顕在意識の存在については僕は以前心の学びをしたときに学んで理解していた。

本書で感銘を受けたのは、僕がこの2年間必死で取り組んできた「自己内観」「内省」が、本書で書かれているアセンションのために必要な人間修業として書かれていたからだ。

自分の身に起こったこと、そこで湧き上がってきたエゴや感情について、幼少期の出来事を思い出していくことで、そのエゴの発生源を掴んでいくのだ。

幼少期に親から言われた否定的な言葉や、親の態度によって起きた否定的な感情。

「もっと認めて欲しかった」とか「無条件にほめて欲しかった」など、幼少期の「傷」がそのまま潜在意識に放置されていることが多い。

その傷が「現在」の我々が経験するできごとに触れるときに、潜在意識側にある「傷」と化学反応を起こし、そこにエゴや感情的な言動を起こさせる。

この幼少期の傷と今発生しているエゴや否定的感情などの接点を、内観・内省を続けることで探り出す。

そして探り出すことができたなら、潜在意識側にある傷の存在に気付き、認めてあげること。きちんとその傷に寄り添ってあげること。

それができると、傷は心満たされて昇華され、感謝の想いとともに消滅していく。

この自己内観を日々続けていくことで、一つ一つ心の中のエゴが消え、魂が浄化されていく。

それこそがアセンションのための修業になっているのだ。

次元について

次元上昇という言葉にもなっている「次元」。

そもそも僕はこの次元が良く分かっていない。

本書によると「8次元」の人は、まだまだ自己不信などがあって気づきもあるが問題も多いレベル。

「9次元」の人は気づき、目覚め始めている段階。目の前の現実が自分のために起きている直観が起き始めている。

「10次元」の人は1日3回以上の気づきがあり、「必然性」に覚醒している。ハイヤーセルフに繋がる時間がある。

そして「11次元以上」の人は、目の前の出来事の「必然性」の答えを見つけられ、ステップアップのためより魂を磨こうとする。

そしてそれが他者貢献であることも理解している。悩みがゼロなのでミッションの仕事をしたいと願う。

シルバーあさみさんによると、地球は現在13次元だそうなので、13次元の人というのは、アセンション率が100%になるのだそうだ。

この解説を読む感じだと、僕は9次元から10次元に向かう修業をしているところ、という感じだろうか。

まとめ

専門用語や言葉の前提などが理解しきれない難解な部分もあったが、非常に深いテーマだった。

そしてちょっと安心したというか嬉しかったのが、僕が自然と取り組んできた活動が、この本に書かれていることにたくさん含まれていたこと。

つまり、僕は知識は持っていなかったが、アセンションのための人間修業を日々コツコツと続けていたし、今も続けているということだ。

地球自体の次元上昇についての実感はまだないのだが、自分磨きはこれからもせっせと続けていきたいと思う。

非常に勉強になりました!!

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