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「あけみちゃん 3days ワークショップ」に参加してきた!凄かった!!

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先週末の3連休に、通称「あけみちゃんワーク」と呼ばれる、3日連続のワークショップに参加してきた。

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「あけみちゃんワーク」って何だ?

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あけみちゃんとは、このワークショップの講師、岡部明美さんのこと。

あけみちゃんのワークショップには多くの企業経営者や個人事業主の方が参加する。

その際に、会社名や肩書きなどの社会的な「縛り」を一旦取り外すため、参加者も主催者も講師も、皆お互いを子どもの頃親に呼ばれていたように呼び合う。

僕の場合は「たけしくん」になる。ネームホルダーにもフルネームも書くが、大きく平仮名で「たけし」と書く。

多くのセミナーやワークショップでは、講師の方を「先生」付けで呼ぶ。「岡部先生」と。

でもこのワークショップでは全員が「あけみちゃん!」と呼ぶ。あくまでも対等な人間同士、しがらみを外した場にするための工夫だ。

最初はやたらと照れ臭いのだが、皆で「しょうちゃん!」「さとしくん!」「あやちゃん!」と呼び合うのであっという間に慣れてしまう。

 

 

さて、今回のあけみちゃんワークのテーマは、「人間関係 、人材開発、パートナーシップ」である。

以下、あけみちゃんのWebサイトのイベント情報から引用しよう。

 

エニアグラムをベースに様々な気づきのワークを使って、コミュニケーション、リーダーシップ、フォロアーシップ、パートナーシップの体験的理解を深めます。自分を活かし、人を活かし、組織をイキイキとした場にしたい、個々の社員さんの個性や能力を活かしたいという方のためのワークショップです。

自然な笑顔が溢れる、しなやかで軽やかでイキイキとした組織作りを目指している経営者、経営幹部の方に最適です。

また、自分の個性を知り、他者とよりよい人間関係、豊かなコミュニケーションを築いていきたいという方にも最適なワークショップです。

 

「エニアグラム」というのは、僕ら一人ひとりを9つのタイプに分類して分析する手法。たとえば僕はタイプ3の「達成する人」、僕の奥さんはタイプ5の「観察する人」、そしてあけみちゃんはタイプ2の「助ける人」に分類される。

類似した手法に「ストレングス・ファインダー」や、選択理論の渡邊奈都子さんが作成した分類チャートなどもある。いずれの手法も、人の個性を科学的に分類することで、自分と相手の違いを客観的に理解し、「相手が嬉しいこと」「相手が嫌だと感じること」を知る助けとなる。

エニアグラムを学んだうえで、人間の心の動きを深く観察し、豊かなコミュニケーションを築くための手法を学ぶのだ。

エニアグラムについては、以下の本などに詳しいので、興味がある方は読んでみてください。

 

エニアグラム 自分のことが分かる本ティム・マクリーン,高岡 よし子 マガジンハウス 2009-08-27
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エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)ドン・リチャード リソ,ラス ハドソン 角川書店 2001-10-19
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「あけみちゃんワーク」は定員20名が口コミだけであっという間に満席になる大人気のワークショップで、今回も全国から参加者が集結した。

企業経営者の方、ライフプランナーの方、セラピストの方、僕のような情報発信者など、自律的に生きる人、人を率いる立場の人などが、学びにやってくる。

僕の奥さんは、あけみちゃんが主宰するセラピスト養成集中講座の修了生で、僕も1年半ほど前にあけみちゃんの個人セッションを受けたことがあった。

今回は奥さんはあけみちゃんをサポートするセラピスト & スタッフの一人として参加。僕はワークショップは初体験。ドキドキしながら会場へと向かった。

 

 

 

「人の心」への科学的アプローチ

3日間のワークショップは大別すると講義とワークで構成される。

あけみちゃんの講義は一言で表現すると、「人の心への科学的アプローチ」。

僕らは自分のことを知っていると思っている。自分のことを一番理解しているのは自分だと。

でも、実は僕らの表面意識は氷山の一角。3〜7%しかない。

残りの90%以上は潜在意識である。僕らは自分のことなんか、何にも分かっていないのだ。

他人のことを理解するためには、まず本当の自分を理解する必要があるのだ。

 

 

自分を理解するツールとして、あけみちゃん講座ではエニアグラムを活用する。

僕ら人間が抱える「悩み」や「問題」の大部分は人間関係のもつれだ。

夫婦間、親子、兄弟、そして会社の上下関係など、近い人との関係ほど深い悩みの種となる。

自分と相手のエニアグラムのタイプを知ることで、相互理解が驚くほどしやすくなる。

例えば、ケンカになると必ず激高する奥さんと、黙り込んでドン引きしてしまう夫という構図が繰り返される家庭もあるだろう。

なぜそうなるのか、どうしたら関係を改善できるのか。

それを知るためのツールになるのだ。

 

 

 

「ポジティブ思考」では人は救えない

「明るく元気でいこうよ!」

「ポジティブに考えれば解決できるよ!」

ポジティブ・シンキングは大切だとは思う。だが、全脳のツールではないことは明らかだ。

「分かっちゃいるけどできない」「ポジティブになんか考えられない」そういう人が全体の8割だという。

なぜ僕たちはポジティブに考えられないのだろうか。

「良い会社にしよう」「従業員を大切にしよう」と思っているのに、同時に強く感じる虚無感や脱力感。

「親と仲良くしたい」「子供と理解し合いたい」と願っているのに、口を開けば文句と不平ばかり。

何故そうなるのだろうか。

解決のヒントは、僕らの潜在意識に隠れている。

すごく嫌だったこと。傷ついたこと。ショックだったこと。

僕らはそれらの経験を二度としたくないと思うあまり、無意識の領域に記憶を閉じこめてぴったりと封印してしまうのだ。

だが、その記憶は僕らの行動を押さえつけ、がんじがらめにして、本当にやりたいことをできなくしてしまう。

生きたいように生きられない。力が湧いてこない。どうしてもあの人を許せない。

絡み合った感情は、簡単には解くことができなくなってしまっている。

 

 

 

まさに「憑き物落とし!」あけみちゃんワーク炸裂!

ワークショップでは、あけみちゃんや、僕の奥さんを含めたセラピスト養成講座修了生によるセッションの時間が設けられている。

セッションでは、参加者から希望者を募り、セラピストがその人が抱える問題を聴き、その人の潜在意識に封印されている問題をひも解き、そして解決する。

当初僕は、このセッションが何のために参加者に開陳される形で行われるのか理解できなかった。

しかし、その考えはすぐに間違いだと分かった。

会社を経営したり、部下を持ったり、セミナーで人を導いたりする立場の人は、他人の心の動きや行動の理由付けを理解する必要がある。

苦しんでいる人、一歩踏み出せない人の言葉に耳を傾けることが大切だ。

だからこそ、参加者は真剣にセッションに耳を傾け、自分の体験のように本気で取り組むのだ。

 

 

あけみちゃんのセッションは言葉では言い表せない凄さである。

なるほど、全国からあけみちゃんにセッションをして欲しいという人が行列を作る理由が分かる。

その凄さを表現できないのが悔しいのだが、セラピーという枠には収まらない、「憑き物落とし」のようなダイナミックさだ。

数々のテクニックが渾然一体となって繰り出され、参加者が心の奥にしまい込んでぴったりと封印してしまった過去の問題などが、自然と出てくるためのサポートをしていく。

決して強引ではなく、参加者が自発的に話せるように、静かに導いていくのだが、その手法の多彩さと、ごく小さなきっかけも逃さない観察力には驚くばかりだ。

 

 

セッションが終わると、それまで問題を抱えて沈んだ顔をしていた参加者の方たちは、皆さん弾けるような笑顔で、別人のように明るくなる。

なるほどこれが心のケアか、と驚くと同時に、あけみちゃん始めセラピストの方々が実践しようとしている「救い」という行為に、深い畏敬の念をいだくことになった。

 

 

 

3日間の学びと絆

年齢も住んでいる場所も職業もバラバラな参加者。

3日のワークショップを終える頃には、まるで子供時代からの親友のように打ち解けていた。

お互いを子どもの頃のあだ名で呼び合うのも効果的で、僕もすっかり裸の「たけしくん」になって、たくさんの方と仲良くなれた。

 

 

最終日には、夜に懇親会が開催された。

懇親会は大盛り上がりで、飲んで食べて騒いで、心から楽しんだ。

ワークショップでは、お互いが悩みを打ち明け、相手の悩みを傾聴する機会が多い。

普段なら絶対他人に明かせないようなことを話す場。だからこその強い絆ができる。

今の時代にはソーシャルという強い武器がある。参加した方同士は、これからも連絡を取り合ったり情報交換したりすることが容易だ。本当に素晴らしい時代になったものだ。

 

 

「心」や「セラピー」というと、「宗教?」と疑う人もいるかもしれない。

だが、あけみちゃんワークショップには宗教は一切関係ない。

むしろ宗教とは正反対だ。「心」という形のないものをいかに上手く扱えるようになるかを考える、「科学」なのだ。

だから参加者も安心しているし、主催者の方も「あけみちゃん講座ではツボは売りません」とジョークで言うほどの、オープンな場なのだ。

素晴らしいワークショップだった。本当に参加できて良かった。

 

 

 

まとめ 僕がしていくこと するべきこと

そして僕はいま、僕自身のことを考えている。

そもそもこのワークショップに参加しようと思ったのは、僕自身が次のステージに向かう準備の一つとしてだった。

そしてワークショップで僕は、期待以上の大きなものを学ばせてもらった。

ここで学んだことを僕自身の今後の活動に役立てていきたい。

そしてそれと同時に、自分にはまだまだ勉強が足りないということを痛感する3日間でもあった。

自分の今後の活動をさらに充実したものにするためにも、継続的に学び続けることが、本当に大切だと改めて気づいた3日間でもあった。

あけみちゃん、スタッフの皆さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

そしてあけみちゃんの活動に興味がある方は、あけみちゃんのWebサイトにワークショップなどの情報が掲載されているので、チェックしてみてください。

 

あけみちゃんの公式ホームページはこちら↓

アナテース 岡部明美のホームページ

 

あけみちゃんのご著書はこちら↓

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